以前私が東京お散歩教室で銀座周辺を散策した時に訪れた黒川紀章設計の中銀カプセルタワービルですが、老朽化のため存続が危ぶまれていました。
【東京お散歩教室・築地市場~銀座散歩】初「中銀カプセルタワービル」in 銀座
しかし現在中銀カプセルタワービル保存・再生プロジェクトというものがあるようで、そのプロジェクトの一環として中銀カプセルタワービルに1ヶ月間のみ賃貸契約で住むことが出来るというのです。「マンスリーマンション」ならぬ「マンスリーカプセル」です。
無印良品に協力いただいたマンスリーカプセル。LIFULL HOME’S PRESSに取材いただきました。
カプセルに1ヶ月から宿泊することが可能です。https://t.co/NCPPuaVEOV— 中銀カプセルタワービル保存・再生PJ (@nakagincapsule) 2018年12月26日
マンスリーカプセル
カプセルの種類

詳しくはこちら
今現在マンスリーカプセルとして貸し出しているのは3室となっています。
- 無印良品がコーディした無印カプセル
- 46年前の面影を残したオリジナルカプセル
- ウクライナの建築家が設計した丸窓ソファカプセル
家賃
1ヶ月の賃料は12万円(敷金・礼金なし/電気、水道料金込み)となっています。初期費用など全て込みでこの値段は安いです(ちなみに中銀カプセルタワービルの一室を普通に賃貸したら家賃は6.5万円〜だった気がします)
家具
マンスリーなので当然最低限の家具は備えつきです。基本的な備品は
- デスク
- 椅子
- シングルベッド
- エアコン
ですが丸窓ソファカプセルのみ
- デスク
- 椅⼦
- 布団
- エアコン
- IHクッキングヒーター
- ケトル
となっています。ということは丸窓以外の1、2カプセルは布団が無いってことなんでしょうか?
募集期間
1と2のカプセルの募集期間は
- 第4期:1月22日(火)~2月21日(木)※申し込み終了
- 第5期:2月22日(金)~3月21日(木)※申し込み締め切り1月31日(木)、2月1日(金)連絡
となっています。第4期はもう申し込みが終了しちゃっています。ということは相当な応募数があったのでしょう。
3のカプセルの募集期間は
- 2019年2月14日(木)以降~
となっています。まだまだ先ですね。
その他備考
- インターネット環境はなし。
- 住居または事務所使用のみ。転貸、募集行為(撮影会、見学会などの開催)は禁止
- ユニットバス内のシャワー使用不可(!)。共有部に設置された住人用のシャワーブースか、銭湯、ワンブロック先のスポーツクラブ。金春湯 エニタイムフィットネス
Wi-Fi環境は自分で準備する必要があります。それとシャワーは共用だそうです。
まとめ
1ヶ月で12万円という賃料は通常の賃貸アパートならば相当高いですが、面倒な初期費用(敷金礼金、その他)全て込みでの賃料なので安いのではないでしょうか。
しかも普通のアパートではなく、黒川紀章が設計した芸術的建築物ですからそのことも加味すれば応募が殺到するのも十分理解出来ます。あそこに住むということだけでかなり貴重な体験ですし、周りの人に自慢したくもなります。
私も次の募集がかかったら応募しようかなあと密かに考えてたりもします。ただ募集数が半端なく多そうなので多分無理かなあ。
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