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「好き好き大好き」戸川純〜エロスの探求〜

音楽(music)

かなり画質が荒いので残念ではありますがYoutubeにアップされているおかげでこんなに素晴らしい曲を知ることが出来ました。

曲の前にニューアルバムについての説明があり、雨が降ったと思われる地面が濡れた屋外で、猫を抱えた女子高生姿の戸川純が向こうの方からズカズカ歩いて来るのですが、この映像はとてもグッドです。猫好きな人はムッとするかも知れませんがもう30年以上前のことなので勘弁です。

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エロスの探求

戸川純には「エロス」という一貫したテーマがあるらしく、ファーストアルバムでは「生理」という観点から、次のユニットでは「閉鎖的な民族性」という観点から「エロス」を浮き彫りにしたかったとのことです。

この映像を見ると戸川純が単なる不思議ちゃんではなく、しっかりとした考えを持った表現者であることが窺えます。

多少疑問なのはどうして「エロス」を探るのに恋愛という、ある意味では凡庸な切り口を選んだのかということです。当然なことながら「恋愛」と「性愛」つまり「エロス」は元々切っても切れない関係があり、わざわざ曲のコンセプトに据える意味があったのかどうか、と思ってしまいます。

しかし映像の中で戸川純が女子高生を演じているのを考えてみれば、ひょっとするとこの「恋愛」は大人の恋愛ではなく「青春における恋愛」なのかも知れません。

ということはそれは「性愛」が当たり前に付随する大人の恋愛ではなく、むしろこれから「性愛」という意味合いを浴びてくるプロセスにある思春期の恋愛なのかも知れません。

歌詞に「愛してるっていわなきゃ殺す」という箇所がありますが、こう言えるのは思春期の恋愛の特権でもあります。

「(愛なんて本当はまだ何だかよく分からないけれど)とにかく「愛してる」って口に出してもらわなきゃ困る」というのはいかにも高校生らしく、もう既に大人になってしまった私からすれば微笑ましい限りです。

作曲:吉川洋一郎 作詞:戸川純

常識をはるかに超えてつのる想い

突然変異的に勃発したバラ色の恋

もはや暴力的とも言える程の純愛

既に昭和史に刻む勢いのジュ・テーム

 

Kiss me 殴るよに唇に血が滲む程

Hold me あばらが音を立てて折れる程

好き好き大好き 好き好き大好き 好き好き大好き

愛してるって言わなきゃ殺す

 

日常を打破して具体化するエロス

本能で重ねる情事 無限地獄

アンチニヒリズムの直感認識は

潜在的幼児性暴力癖を誘発

 

Kiss me 殴るよに唇に血が滲む程

Hold me あばらが音を立てて折れる程

好き好き大好き 好き好き大好き 好き好き大好き

愛してるって言わなきゃ殺す

 

Kiss me 殴るよに唇に血が滲む程

Hold me あばらが音を立てて折れる程

好き好き大好き 好き好き大好き・・・・・・

なんとなくの感想ですが歌詞にはどこかフランスの詩のイメージが浮かびました。

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