先日のマニアフェスタ帰り道に秋葉原の大通り沿いを歩いていると何やら数人の外国人が交差点の角に集まっていました。
よくみるとそこは「神田達磨」というたい焼き屋で、観光客らしい外国人がどのたい焼きを買おうかとレジの前で悩んでいるようでした。
普段だったら食べ歩きもほとんどしないのですが、つい先日NHKのドキュメント72時間に学生の時によく通っていた老舗のたい焼き屋「わかば」が特集されているのを見て、久しぶりにたい焼きを食べたくなりました。
羽根付きたい焼きが自慢の神田達磨
羽根付きたい焼きが自慢の神田達磨。焼きた立てを食べ歩き出来るのがウリのようです。
羽根が大きいです。多分表面積の半分くらいは羽根です。たい焼きとパリパリの羽根を別々に楽しむことが出来ますね。
早速注文してみました。
こんな風に袋に入っているから食べ歩きが出来ます。たい焼きのこのスタイルは初めて見ましたがCMとかで流れたら流行りそうですね。
食べ歩き出来る「羽根付きたい焼き」
たい焼きはつぶあん180円、クリームが200円でした。
今回はクリームをチョイスしました。美味しかったです。寒い日に暖かいたい焼きは美味しいです。さらに暖かい緑茶があれば嬉しいですね。
ただ羽根が思ったよりパリッとしていなかったのが残念でした。もっとせんべいみたいにバリバリいけると思っていたのですが、たまたまでしょうか。でもモチモチしてて美味しかったので結果オーライです。
ナイス達磨 (@ たいやき神田達磨 in 千代田区, 東京都) https://t.co/2FFEFXEzRx pic.twitter.com/TAJM4IwWfH
— ゆき / K.U-k (@lacksnow) 2019年2月16日
通は「かりんとう饅頭」を食べる
神田達磨の通は羽根付きたい焼きだけでなく、2番人気の「かりんとう饅頭」も買っていくそうです。知ってればよかったです。
絶対美味しいですね。1つ140円なのでたい焼きとセットで買ってもいいかもです。
中の餡は全部で4種類あるんだそうです。
- かりんとう・・・黒糖生地で、中身は粒あん。
- 芋あん・・・・・黒胡麻入りの生地で、中身は鳴門金時芋100%の芋あん。
- 黒胡麻あん・・・白胡麻入りの生地で、中身は黒胡麻を練りこんだ粒あん。
- 季節の味・・・・桜あん、南瓜あんなど稀に一部店舗で販売しております。(公式サイト)
たい焼きとかりんとう饅頭の他にもわらび餅やお団子やあんみつなど様々なメニューがあるそうです。販売メニューは各店舗によって異なるらしいので要チェックですね。
たい焼きの歴史
そもそもたい焼きはいつ発明されたのか気になったので調べてみました。
『たべもの起源事典』によると、1909年(明治42)創業の浪花家総本店の初代神戸清次郎が創作したのがはじまりとしている。その経緯は、「今川焼きを始めたが一向に売れず,亀の形の亀焼きも失敗する.ところが,めでたいタイの姿にしたところ,(略)飛ぶように売れたという」と紹介している。
また、『東京たいやきめぐり』の「たいやき事はじめ」には、(関西から東京に出てきた)神戸清次郎が「焼き物の菓子をはじめる」とあり、その際に焼型として鯛を選んだとしている。なお、なぜ鯛型にしたかについては、「鯛は「めでたい」で縁起物につながる。そして、ほんものの鯛は庶民の口になかなか入らない高級品であった、それを模した」ことを理由としている。
なお、誕生の地について同書に「東京麹町で誕生した。」とあり、現在の麻布十番に店舗を構える「浪花家総本店」の始まりとしている。その他、『たい焼の魚拓』や『あんこ読本』などの資料にも「浪花家総本店」の初代が考案したと記されていた。(レファレンス共同データベースから引用)
まとめると
- メデタイ(鯛)繋がりで今川焼きが鯛の形になった
- 鯛は庶民には手の届かない高級魚で縁起物だった
だそうですね。勝手に江戸時代からあったと思っていましたが、意外と最近出来たんですね。
自宅でたい焼き
今は自分の家でたい焼きが焼ける時代ですね。
結構お手頃です。
これはホットサンドなんかも作れちゃうマルチマシンです。
たい焼きセットも通販で変えてしまう時代です。
まとめ
たい焼きを食べたのは本当に久しぶりで最後に食べたのがいつなのかも思い出せません。でもやっぱりたい焼きは冬に食べるのがいいですね。
神田達磨のたい焼きは食べ歩き用の袋に入っているので冬の公園を散歩中に小腹が空いたら買って食べるのもいいですね。あと、たい焼きだけではなくかりんとう饅頭もあわせて買ってもいいかもしれません。私は今回かりんとう饅頭を食べることが出来なかったで次回は忘れずに買っていきたいです。
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