【伊豆の珍スポ】ニューカルチャーの聖地「まぼろし博覧会」で精神崩壊

先月伊豆旅行に行ったのですが、初めての伊豆旅行だったので出発する前からずっと「どこに行こうか」と悩んでいました。

さらに今回は移動手段が車無しで公共交通機関(電車・バス・タクシー)のみの過酷な旅だったので、しっかりと計画を練らなくてはならずさらに頭を悩ませていました。

そんな時にたまたまGoogleMapで宿泊予定のシャトーの辺りをぼんやり眺めていると「奇妙でオリジナル性のあるインスタレーション『まぼろし博覧会』」という謎の場所を見つけました。

「まぼろし博覧会ってどこかで聞いた気がする」

と、ここで思い出しました。10月に東急ハンズで東京別視点ガイド主催のマニアフェスタに行った時に「ニューカルチャーマニア」として出店していたのがこのまぼろし博覧会でした。

私がマニアフェスタに行ったのが13日で次の日にバンコクに行ったのでセーラちゃんには会うことが出来ませんでした。というかセーラちゃんの姿を初めて見たのがマニアフェスタのだったので度肝を抜かれました。

そのセーラちゃんが館長を務めるまぼろし博覧会が伊豆にある(しかもシャトーの近く)ということで今回の伊豆旅行の二日目になんの下調べもせずに浮ついた気持ちで訪れてみたのですが、他の来訪者の方々が口を揃えて言うように精神崩壊しかけました。

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まぼろし博覧会とは

まぼろし博覧会を一言で言い表すのは不可能に近いですが、公式サイトにはこうあります。

ニューカルチャーの聖地「まぼろし博覧会」は、静岡県伊東市の伊豆高原にあります。お子様からお年寄りまで、みんなが無邪気な笑顔になれる「能天気」で「キモ可愛い」夢のパラダイスで、日々進化増殖しています。(敷地面積は甲子園球場や東京ドームのグラウンドと同じほど)(公式HPから拝借)

つまりは「老若男女がみんな笑顔になれるキモ可愛いニューカルチャーの聖地」。なるほど(?)。とりあえずはヤバそうな場所らしいので実際に行ってみました。

展示エリア

まぼろし博覧会の展示エリアは大きく分けて5つに分かれています。

  • 密林にただずむ大仏と古代遺跡
  • 昭和の時代を通りぬけ
  • 魔界神社 祭礼の夕べ
  • 悪酔い横丁 ペンギン山・少年少女時代
  • 外観や外回りの展示など

なんていうかカオスなエリアが互いに組み合わさって全体的にmore chaotic になっています。

公式サイトから拝借

なんとも雑な館内マップに見えますがとても忠実です。

入り口

「入り口」とありますが、ここからもうすでにカオスな雰囲気が漂っています。

アベックベンチ。左右の板が中心に向かって傾いています。

つまりこうなります。

鳥居ちっちゃ。

なるほど。ふんぞり返ったりしなければぶつけないんですね。」

御鏡さま。

ここが入り口かと思いきや受付はさらに階段を登った先にあります。

姉妹博物館の「怪しい少年少女博物館」も近くにあります。でもバス移動だとちょっと厳しい。

まぼろし博覧会が今ある土地は元元何かの研究所だったか、と思ったらこれも展示品でした。

オープンしてから7年。カオス度にもいよいよ磨きがかかっているようです。

べっぴんさん。

いきなりティラノサウルス。

牙が頭に当たって痛かったです。

悪そうなやつだ。

受付

ようやく受付に辿りつきました。ここまでの展示でもうお腹いっぱいです。

チケットは大人1200円:小中学生600円です。公式サイトにある割引券のページを見せると100円割引になります。やったね。

密林にただずむ大仏と古代遺跡

受付横の「1」という通路を辿っていき最初の展示エリア「密林にたたずむ大仏と古代遺跡」へと向かいます。

立つと50メートルにもなる世界最大の聖徳太子像、古代文明の遺跡展示、古代のファッションを再現したブースなどのほか、巨大な牛に乗る美少女戦士、鐘、呪詛する僧侶とか、ジャンル不明の可笑しな展示がたくさん。ジャングルのように草木茂る道を冒険心たっぷりにお散歩してください。

これだけ読んでもさっぱりですが実際に来てみれば全て理解出来ます。

通路を抜けるといきなり密林が現れます。

謎のお坊さんと人面石。そして上を見上げると

!?

デカイ顔。とにかくデカイ顔です。そして右側には逆光の仁王像がそびえ立ちます。

写真だとそれほどの大きさに見えませんが、相当大きいです。とんでもない迫力です。

これが「立つと50メートルにもなる世界最大の聖徳太子像」に違いありません。うちの甥っ子が見たら泣きそうです。一体どこでこれからこれを持って来たのでしょうか?というかどうやって持ってくればいいんでしょうか?

口元アップ。

唇ドアップ。太子さまの唇は少々薄いようです。

ここら辺はちょっと冒険チックで楽しいです。

ちょうど聖徳太子の斜め横から。帽子が天井にくっつきそうです。

パネルがありました。

ここでセーラちゃんと記念撮影出来ます。

他にも謎の展示が多数。これはなんなんだ。

セーラちゃんのビキニ(2016)。

いろんな時代の女性たち?

モヤモヤしたまま密林を後にします。

昭和の時代を通りぬけ

次は昭和のエリアです。昭和マニアの私にはたまりません。

昭和三十年代の夏は本当に暑かったです。クーラーなんかなかったので扇風機だけで涼をとっていました。そんなことで、当館では昭和の三十年代当時を懐かしんでもらう体験ができます。戦前・戦後から1980年代頃まで、時代を象徴するモノを集めています。

なるほど。今回は理解出来ました。要するに昭和の懐かしいものを展示しているエリアなのですね。

こっちのエリアは一見ちゃんとした博物館のようです。しかし、展示しているものは他の博物館とは一線を画しています。

昭和0〜20年

まずは終戦までの展示品。

まだ文字を右から左へ読んでいる時代ですね。当時はこれが自然だったのだから不思議です。

歪んだ愛国心が凄まじいです。

コワ。

1945年のベストセラーは火野葦平の「小説 陸軍」らしいです。私は全然知りませんでした。

高木家の初代はご一新のとき長州奇兵隊に参加する。これがのち三代にわたる、一家と陸軍との因縁のはじまりであった―。明治四年から七十年におよぶ陸軍の歴史を、著者自らの体験をもとに、その底辺をささえる兵士たちの軍隊生活の視点から描いた本書は、戦中文学の一大雄篇である。(アマゾンより)

Kindle版だと180円で読めます。

終戦〜昭和30年代くらい

1951年と1952年のベストセラーです。ほとんどが絶版の模様。

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石原裕次郎はかっこいいですね。特にドラムを叩いている姿が素敵でした。

ズロースの微笑??

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ズロースはまだ現役のようです。

オート三輪。一体どこからどうやって持ってきたんでしょうか。

なんかすげえいっぱい乗ってる。

失礼しました。

昭和40〜50くらい

今の還暦世代が若者だった時代です。

安保闘争ですね。これはホンモノなんでしょうか。

アジトのような場所。

これは連合赤軍のアジトっぽい?

日本赤軍についてはこちらの漫画オススメです。

ゲバラの肖像画が飾っていある通称ゲバラ書房。

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1975年のベストセラーは播磨灘物語だそうです。知らなかった。

昭和40年から平成

ここからは一気に平成まで。展示はものすごい数がありますがデジカメのバッテリー的にたくさん写真は撮れませんでした。

山口百恵。私も大好きです。

これはどう考えてもバブリーです。

そういえばもう今年で平成も終わりですね。寂しくないといえば嘘になります。

懐かしのインベーダーゲームまで。

しかも現役です。

デコチャリ。一度大阪で見かけました。

斉藤由貴はやっぱり美人です。そういえば私も若い頃に神保町で斉藤由貴の古い写真集を買い集めてましたね。

昭和は展示物も多くもっと長く滞在したかったのですが、バスの時間的に次の展示エリアへと向かわなければいけなかったので名残を惜しんで去りました。

魔界神社 祭礼の夕べ

続いては魔界神社というエリアなのですが説明文を読んでももはやちんぷんかんぷんです。

とある町の怪しげな神派の祭礼の夕べに何が起きるか誰にもわからない—。この世の怨霊・悪霊の類が「絆」を結んで住みつく村はずれの破れ寺や、歴史の彼方を追憶する遊郭「梅淋楼」に、公衆衛生博覧会、そしてモグリで性転換手術を請け負う「藪病院」など、怪しさ限界のゾーン。

とにかくカオス度100パーセントの自意識崩壊エリアです。

なるほど確かに祭礼の夕べって感じです(?)。

これはさっきも見た気がします。玉がでかすぎます。

ストロベリーソングオーケストラ。

なかなかいいです。

なんだと思ったらマッコウクジラのシンボルでした。

果たしてホンモノなのでしょうか。

触り忘れました。

「藪病院 モグリでアル中」。正直です。

これは性転換が疑似体験できる顔ハメです。かなりグロテスク。

出口にはおみくじと記帳台がありました。

「死ね。」

悪酔い横丁 ペンギン山・少年少女時代

明るい童謡が流れる中、少年少女時代といえば思い出す、あのペンギン山。昔、少年少女だった人も最近まで少年少女だった人も、目をつむればだれでもジーンとくる原風景です。

ペンギン山が何なのかは謎です。とりあえず誰の心にもある原風景が展示されているのでしょうか。

ペンギンがいました。

たくさんいました。

檻の中にミイラ。

こわ。

このハッカー寺子屋は面白くてボタンを押すと一時的にネットが圏外になるようです。妨害電波を出しているのでしょうか。

アイアンメイデン(鉄の処女)。中世ヨーロッパで刑罰や拷問に用いられたとされる拷問具です。

人が入ってました。

??

愉悦。

これも拷問の一種でしょうか。というか目をつむればだれでもジーンとくる原風景はどこに行ってしまったのでしょうか?

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館長の「セーラちゃん」

最後に存在自体がまぼろしのような館長のセーラちゃんについて。

年齢とか性別とかそんな野暮なことはどうでもいいのです。セーラちゃんはセーラちゃんです。

ただ過去のインタビュー記事によると35歳の時に出版社を経営していたようです。なんでも出版一冊目は田中角栄についての本なんだとか。

この頃から閉鎖予定の秘宝館やテーマパークからオブジェを買い取っていたのだとか。大体トラック100台くらいのオブジェをここまで運んできたそうです。

またセーラちゃんという名前についてもセーラー服を着ながら踊っていたらいつのまにかみんなが「セーラちゃん」と呼ぶようになったんだとか。夏場はビキニを着て踊っているそうです。

 まとめ

まとめるが非常に困難ですが、とにかく「非日常的な刺激が欲しければ行くべき」です。これほどまでにカオスな空間に身を置くことが出来るのはここ以外にないでしょう。

精神崩壊はちょっと言い過ぎですが、これほどの混沌とした場所に晒されれば確かに頭の中が混乱してしまいます。普段から我々がいかにカテゴライズされた世界で生きているのかを改めて感じることが出来ます。

写真撮影は全てOKなので精神崩壊しかけたらとりあえず写真だけたくさん撮ってお家に帰って再び精神崩壊しても良いでしょう(?)。

ちなみにお客さんは20代の女の子が一番多いそうです。みんなセーラちゃんに会いたがっているようですね(そしてなぜか可愛い)。

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まぼろし博覧会営業情報

営業時間

通常 AM9:15~PM5:00 ※8月のみ AM9:00~PM5:30 ご入場は30分前まで 。年中無休です

入場料金

大人1200円:小中学生600円 ※特別料金
障がい者手帳の提示でご本人は半額、同伴者は100円引 ※坂や階段があるため車 椅子の介護者は2名必要です

お問い合わせ

電話 0557-51-1127

所在地

まぼろし博覧会 〒413-0231 伊東市富戸梅木平1310-1

アクセス

[お車の場合]

小田原より下田方面へ国道135号線沿い「梅ノ木平」 交差点すぐ。朝6時に東京出ると2時間ちょっとで到着します。(公式サイト

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