シンガーソングライターの宇多田ヒカルさんが昨晩ツイートした内容が大きな話題を読んでいます。
それがこちらのツイート。
歌姫ってなんなん
— 宇多田ヒカル (@utadahikaru) 2019年2月15日
たった8文字の短いツイートですが、このツイートに対してツイッター上で様々な意見が飛び交っています。
今回は宇多田ヒカルさんのこの意味深なツイートのきっかけやその真意に迫っていきます。
発端は「歌のゴールデンヒット歴代歌姫ベスト100」
宇多田ヒカルさんの「歌姫ってなんなん」ツイートのきっかけとなったのは11日に放送されたTBSの番組「歌のゴールデンヒット-昭和・平成の歴代歌姫ベスト100-」とされています。
ちなみにベスト10のランキングは以下の通り。
1位 | AKB48 |
2位 | 浜崎あゆみ |
3位 | ZARD |
4位 | 安室奈美恵 |
5位 | 乃木坂46 |
6位 | 松田聖子 |
7位 | 宇多田ヒカル |
8位 | DREAMS COME TRUE |
9位 | モーニング娘。 |
10位 | globe |
1位に輝いたのがAKB48で宇多田ヒカルさんは7位にランクインしています。
このランキング結果受けてかどうかは分かりませんが、どうやら宇多田ヒカルさんはこの番組のタイトル「昭和・平成の歴代歌姫ベスト100-」の「歌姫」という部分に疑問を呈しているようです。
さっきTBSで放送してた番組
「昭和・平成の歴代歌姫ベスト100」宇多田ヒカル、安室奈美恵、ZARD、浜崎あゆみetc
本物の歌姫たちを抑え
堂々の1位がAKB48ですか・・・こういう番組って
秋元康氏が金と権力を使って作らせてるんですかね?#歌のゴールデンヒット #俺は認めない pic.twitter.com/r4NxFwilGH— ヨネ様 (@nenefive) 2019年2月11日
「平成の歌人」「平成のDAW使い姫」
宇多田さんは「歌姫ってなんなん」ツイートの次にこんなツイートもしています。
「平成の歌人(かじん)」枠とか「平成のDAW使い姫」枠とかあったら素敵
— 宇多田ヒカル (@utadahikaru) 2019年2月15日
「歌姫」という枠だけでなく、「平成の歌人」や「平成のDAW使い姫」という枠もあれば良い、とツイートしています。
ちなみにDAWとはDigital Audio Workstation(デジタルオーディオワークステーション)の略だそうです。簡単に言えば録音、編曲、ミキシングなどがいっぺんにできる機械の事をいうのですね。
なるほど… pic.twitter.com/uo3RtW8miI
— kokki🐧 (@hikki_kokki) 2019年2月15日
こんなツイートもありました。ありがたいです。
「歌姫ってなんなん」ツイートの真意とは
この「平成の歌人」「平成のDAW使い姫」ツイートからは何が読み取れるでしょうか。
まずは「歌人」についてですが、歌人は「日常的に和歌・短歌を作り、何らかの手段でそれを発表している人」という意味になりますね。
そして次に「DAW使い姫」ですが、これは言葉通り「DAWを使いこなせる女性歌手」という意味になります。
つまり宇多田ヒカルさんのこのツイートの真意は
「私は自分で歌も作ってるし、DAWも使いこなせる」
ではないかと考えられます。
つまり、「歌姫」という大きな括りでランキング付けされることにより、「歌人としての宇多田ヒカル」「DAW使い姫としての宇多田ヒカル」が無視されていることに、疑問を呈しているわけですね。
「「平成の歌人(かじん)」枠とか「平成のDAW使い姫」枠があれば素敵」というツイートの真意はここにあるようです。
AKBを批判している訳ではない
間違えてはいけないのが宇多田さんは1位に輝いたAKBを批判している訳でも、ひがんでいるわけでもないということです。
文脈から考えると「AKBはAKBで歌手として適当な枠組みがあり、その中でランキングを付けるべきだ」と言っているのであり、決して1位になったAKBの商売方法にケチを付けているわけでないのです。
あくまで宇多田さんが言いたいのは、歌姫とか女性アーティストなどの大きな括りでランキングを付けることに何の意味があるの?」です。
嵐と森進一を同じ「男性アーティスト」という大きな枠組みで括ってランキング付けしても何の意味もないですよね。
まとめ
今回は宇多田ヒカルさんの「歌姫ってなんなん」ツイートの真意について自分なりに考えてみました。
様々な意見が飛び交っていますが、宇多田ヒカルさんの楽曲には素晴らしいものが多いので、この機会に再度聴きなおしてみるのも良いかもしれませんね。ちなみに私はtravelingが一番好きです。
1枚目から、
『私を虜にした宇多田ヒカル』
『私の幼なじみで頼れるパイセンの宇多田ヒカル』
『私と結婚式をあげる宇多田ヒカル』
『私と同棲してたはずが突然彗星の如く姿を消し神に選ばれし歌姫となって歌で愛を形にし私に届ける宇多田ヒカル』
です。 pic.twitter.com/hFbcf9feFF— あすお (@u_t_a_d_a) 2019年2月15日
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