つい先日新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急経済対策として、全国民に10万円を給付することが発表されました。
当初は減収世帯への30万円給付と言われていましたが、減収の基準があいまいでわかりにくいと不評だったので急遽国民全員に一律10万円に方向転換しました。
全国民に10万円を給付するとなると12兆円(+事務費も合わせて8000億円)かかるとのことです。
正直なところ私はコロナの影響をあまり受けていないので、天から10万円が降ってくるような感じでとても嬉しいのですが、普段あれだけ国に税金を払っていることを考えると、たかが10万円をよくもこんなに渋るなと憤りを覚えます(特に財務大臣あたり)。
たった一回ではなく毎月10万円欲しいくらいですが、まあそれは今の財務省を見ればほぼ不可能に近いでしょう。
とりあえず10万円がもらえるということなので低所得者の私にとってはとても助かります。
ところで気になるのが10万円の受け取り方。
国民全員に一律給付とのことですが、一体どうやって受け取ればいいのか。
また、一体いつ受け取ることが出来るのかなども気になるところです。
そこで今回は「給付金10万円を受け取る前に知っておきたいこと」を簡単に解説します。
併せてみんなの10万円の使い道についてもちょこっと紹介します。
受け取る前に知っておくべきこと
受け取る前に知っておきたいのは次の4つ。
- 給付金の対象者
- 受け取り方法
- 受け取れる時期
- 税金
誰でももらえるのか?
給付金の対象は「4月27日時点で住民基本台帳に記載された全ての国民」です。
国民と言っても「3ヶ月を超える在留資格を持ち、住民票を届け出ている外国人も対象」なので基本的に国籍を問わず、日本に住んでいる人は給付の対象になります。
一部の右翼の人が「給付は日本人だけ」と騒いでいましたが、結局国籍を問わずに受け取れるようになりました。
ちなみに総務省によれば4月27日時点で住民基本台帳に記載されていれば給付の対象になるとのことなので、4月27日以降に亡くなった人の場合でも代理人が受け取ることが可能です。
4月27日以前に亡くなった場合は給付金を受け取ることができません。
受け取り方法
次に気になるのが給付金の受け取り方です。
当初は市役所などに自らが赴いて受け取るという噂もありましたが、人が集まって新型コロナに集団感染しては本末転倒。
そこで今考えられているのが口座振込。
住民基本台帳を基に、市区町村が世帯全員の氏名が記載された申請書を登録住所に郵送します。
その申請書に口座情報を書き、身分証明書(免許証・マイナンバーカード)などを添付して返送すると後日口座に給付金が振り込まれる形です。
なお世帯の一人一人が別々で受け取るのではなく、代表者一人の口座に世帯分の給付金が振り込まれるとのこと。
こうすることで銀行口座を持っていない小さな子どもの分の給付金も親が代わりに受け取れるというわけです。
ちなみにマイナンバーカードがあればオンラインで申請することが出来るそうです。
いつ受け取れるのか?
申請の受け付けと給付の時期は各市区町村が決定するとのことですが、人口規模が小さな地方自治体では5月から給付を開始する予定とのこと。
ちなみに申請期限は郵送での申請受付開始から3カ月以内とされるようなのでなるべく早めに返送しましょう。
給付金は課税対象か?
給付金は非課税なので確定申告の必要はありません。
10万円の使い道は
給付金10万円の使い道についてツイッターでは「#10万円の使い道」で様々な意見が飛び交っています。
議論になっているのが「政治家・国会議員は受け取るべきかどうか」。
政治家や国会議員も国民なので10万円給付の対象となりますが、果たして彼らは給付金を受け取るべきなのか。
10万円一律給付金)給料がびた一文減らない国会議員、地方議員、公務員は受け取り禁止!となぜルール化しないのか。その上で、それでも受け取ったら詐欺にあたる、懲戒処分になると宣言すればいいだけなのに、これも各自に任せるといういつもの無責任政治。国会議員でも絶対受け取る奴はいるよ。
— 橋下徹 (@hashimoto_lo) April 21, 2020
橋下さんは政治家・公務員が給付金を受け取るのは反対です。
一方で実際の政治家たちは「10万円を受け取って地域に還元する」という人が多いようです。
10万円、私は申請して、全部地域で消費させていただきます。申請しないと国庫に溶けてしまうだけ。本来、和光市には来ないお金なので、全額きっちり市内で使います。時節柄、飲食店のテイクアウトかなあ。タグ作ってみました。#10万円の使い道 #10万円もらう政治家
— 和光市長松本武洋@日々是手洗い (@takeyanm) April 21, 2020
この考えは素晴らしいものですが、そもそも政治家たちは一般人とは比べ物にならないくらいの給料をもらっているのでその分も全て地域に還元するのが筋です。
日本の国会議員は年額約2,200万円(手当てを含めた総額は約4,200万円)ももらっているので、天から降ってきた10万円を寄付してもほとんどダメージがありません。
たかが10万円を寄付していい気になるなっていう話です。
寄付も出来る
大阪の吉村知事は「コロナ助け合い基金」を設立し、集まった寄付金を医療従事者や生活困窮者に還元するとのこと。
「コロナ助け合い基金」に安藤忠雄先生や複数の企業、団体、個人様から多くの寄付申し出を受けている。感謝。自分の危険と引き換えに、最前線でコロナと戦う医療従事者等を全面応援する。その輪を広げる。基金以外に府でも公民問わない独自の医療従事者特別手当を予算化する。 https://t.co/NWzLfHUyOe
— 吉村洋文(大阪府知事) (@hiroyoshimura) April 22, 2020
コロナの影響を受けてない人、10万円ははした金くらいお金を持っている人は是非とも寄付していただきたいですね。
普通の人の使い道
ちなみに普通の人の10万円の使い道はこんな感じ。
#10万円の使い道
4冊買える! pic.twitter.com/HEAGftIo2c— 東京外国語大学ヒンディー語専攻2年生 (@hindinrknahinhe) April 21, 2020
こいつらの自動車税 pic.twitter.com/ORWJdfIUeS
— SK WORKS@love FC3S (@rx7works) April 21, 2020
コロナで中止になった歓送迎会とか同期会で美味しい中華を食べたい💓#10万円の使い道 pic.twitter.com/Vy7tf3hTz2
— みや (@miya_1907) April 22, 2020
これ買う金に当てるゾ(現在が6万の貯金)
#10万円の使い道 pic.twitter.com/kTXif2kufL— 祝しびっくん (@cM7QZuKPloXysw8) April 16, 2020
給付が無くても買う気マンマンですが、こいつの頭金になると思います。#10万円の使い道 pic.twitter.com/ssnLlsrfDA
— あずねこ@社労士受験生 (@azucat_0402) April 21, 2020
#10万円の使い道
秒でこれ pic.twitter.com/ejkZ3Qr0Tv— 翡翠 (@_jade_MT_AWD) April 16, 2020
政府から貰った10万円でこれ欲しい
ボディーがえっち#10万円の使い道 pic.twitter.com/Jk3IjNKF3r— たいちゃんねる@ベース (@TAI_channel_ba) April 20, 2020
全然足りなかったのでもう一回お願いします。 #10万円の使い道 pic.twitter.com/1zBsVm04Dj
— こんぺ (@conpe_) April 19, 2020
#10万円の使い道
桜さんのお迎え資金です🤪 pic.twitter.com/6vjyUoet3c— 濫觴輪廻暗澹 (@RanGokuri0721) April 18, 2020
#10万円の使い道
みんなでパーッと飲みたいね🥺🌈🍾 pic.twitter.com/fOao2xPhi3— てんぐちん👺ㄘんㄘん (@tenguchin) April 21, 2020
この子になりました☺
新しいメガネ〜
#10万円の使い道 pic.twitter.com/2OM3IuXy5h— ゆうた (@AtoZmade) April 18, 2020
色々な使い方がありますがお金が回れば経済が回ります。
私の使い道
ちなみに私の10万円の使い道はズバリ「株式」です。
実はコロナが騒がれる直前に人生で初めて株を買いました。
しかしご存知のようにリーマンショック以来の大不況となり、株価が大暴落してしまいました。
せっかく株を買ったのに…。
しかし長期的にみれば世界経済は必ず良くなるので株は売らずに持っています。
せっかく株価が暴落したこの機会に10万円で優良株を買い漁って、数年後に全て取り戻す魂胆です。
ネオモバは株初心者にもわかりやすいので、銀行に預けるくらいならこの機会に是非株式投資を初めてみましょう。
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