この記事では最近長渕剛さんのCMなどで話題になっているシックスパッド「パワースーツコアベルト」について紹介しています。
購入してからちょうど1週間くらい経ったので使用感やウエスト周りについて少しだけレビューしてみました。
最初に結論だけ言ってしまいますが、数千円の安いEMS製品を購入するくらいならパワースーツコアベルトを買った方が良いです。
今すぐ商品を見てみたいという方はこちらからどうぞ↓
ちなみに今この記事を書きながらベルトを巻いてます。
効くぜ((´ω`)) ブルブル
シックスパッドとは
最初に超ざっくりとシックスパッドについて紹介します。
簡単に言うとシックスパッドはお腹にベルトを巻いて電気刺激でブルブル言わせるやつです(語彙力が無くてすみません)。
いわゆるEMS(Electrical Muscle Stimulation=筋電気刺激)ってやつですね(なぜ電気刺激で筋肉が鍛えられるのかと言うような専門的な疑問は製品の説明をご覧ください。)
シックスパッドがどう言うものなのか言葉で説明するよりも目で見た方が早いです。
動画の後半で長渕剛さんがお腹に巻いているベルトです。
もうちょっと正確に言うとシックスパッドは株式会社MTGのブランド商品で、腰に巻くベルト以外にも色々なEMS製品を販売しています↓
本社は愛知県名古屋市中村区本陣通にあり、美容機器と健康家電のメーカーとして2018年に東京証券取引所に上場しています。
アマゾンに氾濫する中国製の安いEMS製品を売っている会社とは比較してはいけません。
ちなみに次世代のヘルスケア製品を担う企業として投資家たちから期待されていたようですが、上場後に不正会計のようなものが発覚して一気に株価が1/5くらいに下がってしまいました。
上場後に色々な問題が発覚して株価が落ちることは結構よくあるらしいです(いわゆる創業者利益が目的で上場するから)。
ただしコロナ禍の巣篭もり需要でなんとか盛り返して2020年と比べて株価は2倍程度になっていますので今後の成長に注目です(2022年7月現在)。
株主優待ポイントは自社オンラインショップでしか使えませんが、利回りで言うと4.0〜5.0%を推移しているので今後もEMS製品を買うのであれば株主になるのも良いかもしれませんね(私は買いませんが)。
パワースーツコアベルトとは
ここからはパワースーツコアベルトの説明です。
シックスパッドブランドのお腹に巻くタイプのEMS製品はパワースーツと呼ばれ、2022年7月27日現在は次の2種類があります。
- コアベルト(Core Belt)
- アブス(Abs)
二つのパワースーツの特徴を簡単にまとめてみました。
コアベルト | アブス | |
ジェルシート | 不要 | 不要 |
防水性能 | あり(洗濯可) | あり(洗濯可) |
鍛える部位 | 体幹(腹筋,脇腹,背筋) | 腹筋(腹直筋) |
価格(単品) | 約39000円 | 約30000円 |
コアベルトとアブスの一番大きな違いは鍛える部位ですね。
鍛える部位の違いが価格差にも反映されています。
コアベルト(Core Belt)
まずはパワースーツコアベルト。
私が購入したやつです。
CMで長渕剛さんが腰に巻いているベルトですね。
単品では39000円ですが、私はリモコンとのセットを購入したので49800円でした。
と言うよりもベルトだけ買っても意味がない(電気が発生しない)ので、結局リモコンが必要になります。
単品はこちら↓
セットで買っても単品で買っても同じ値段です。
ここら辺がちょっと微妙なのですが、リモコンは専用のベルトにしか対応していません。
つまりアブスにはアブス専用のリモコンがあり、コアベルトとは互換性がないのです。
リモコンを統一してくれればいいのにわざわざそれをしないのか、出来ないのか、ここら辺はちょっと意地悪ですね。
まあリモコンとベルトで1セットと考えれば納得は行くのですけど、ちょっと気になる点ですね。
ちなみに電気刺激の強さは20段階もあります。
最初は1でも相当辛いですが、慣れてくると刺激を上げるのが楽しくなります。
ジェルシートが不要
パワースーツコアベルトはジェルシートは不要。
独自開発した布製電極「Eledyne」と言う素材を使っています。
下でレビューしますが、この布製の素材がとても良い。
ジェルシートを使ったことがある方は分かると思いますが、ジェルシートを使うと肌がベトベトになってとても不快なんですよね。
ベトベトした肌で運動するのはあんまり気持ちの良いものではありません。
布製電極「Eledyne」は見た目も触れた感覚もただの布パッドなので、そういった不快感が一切ありません。
ちなみにアブスも「Eledyne」を採用しています。
鍛える部位
パワースーツコアベルトはベルトの内側に6個の電極パッドが付いていて、腹筋、脇腹、背筋をバランス良く鍛えることが出来ます。
要するに体幹を鍛えることが出来るんです。
私は重度の腰痛持ちなのですが、コアベルトを始めてから1週間が経ち、確実にその効果を実感しています。
以前は椅子に座ってパソコン作業するのが辛くてどんなに頑張っても30分が限界だったのですが、今では前よりもやや腰の負担が軽くなっています。
驚くことにベルトを着けながら椅子に座ると腰の負担を一切感じずに1時間以上余裕でデスクワークが出来てしまいます。
電気刺激でお腹周りが鍛えられるので腹筋を意識していなくても勝手に腹筋に力が入って姿勢が良くなり、腰の負担が軽減されます。
背筋にも電極パッドがあるので、言葉ではかなり説明が難しいのですがあの椎間板ヘルニア独特の鈍痛と腰を反った時の注射で刺されるような激痛がビリビリによって中和されてとてもすっきりするのです。
腰痛コルセットとは比べ物にならないくらい腰の負担が軽くなるので常に着けてデスクワークをしたいくらいです。
腰痛コルセットも結構良い製品があって私も長年使っていましたが、結局のところ一時的に腰の負担を軽減するだけで根本的な解決にならないんですよね。
腰痛を根本的に改善するにはやはり体幹を鍛えるしかないのです。
そう考えるとパワースーツコアベルトはまさに腰痛持ちの救世主。
歩けなかった93歳のおばあちゃんがコアベルトを使い始めてから散歩に行けるようになったというレビューもあります↓
体幹を鍛えるのがとても大切だと言うことがわかりますね。
ただし使い方としては1日1回1セット(23分)が推奨されているので、ベルトを着けながら長時間デスクワークをするのは正しい使い方ではありません。
正しい使い方ではありませんが、本当にデスクワークが楽になります。
腰痛持ちには本当に試して欲しいです。
一度着けると一日中常に着けていたいくらい腰の負担が軽減されます。
パワースーツコアベルトは正直言ってかなり高い製品ですが、迷っているなら絶対に買うべきです。
初期費用は高いですが、費用対効果を考えれば絶対に買って良かったと思えます。
私も貧乏性なのでかなり悩みましたが、これまで腰痛の治療に注ぎ込んだお金と時間と労力を考えれば安いと言う結論に至りました。
A●A博田法の治療なんて1回数万円したりしますからね。
私の腰痛との戦いはこちら↓
アブス(Abs)
アブスはコアベルトから脇腹、背筋部分の電極パッドを除いた製品です。
つまり腹筋(腹直筋)を集中的に鍛えるためのベルトです。
そのためコアベルトと比べて9000円ほど安くなっています。
私も最初は安いアブスを買おうと思ったのですが、どうせなら腹筋だけではなく体幹を鍛えた方がいいと思いコアベルトにしました。
私は腰痛改善・姿勢改善という目的もあったので体幹をバランス良く鍛えられるコアベルトを選んで正解でしたが、「シックスパックを作りたい」という方はアブスでもよいかもしれません。
ただしプラス9000円出せば脇腹も背筋も鍛えられるので、2つで迷っている場合はコアベルトをおすすめします。
コアベルト&アブスまとめ
もう一度二つのパワースーツの特徴を簡単にまとめてみます。
コアベルト | アブス | |
ジェルシート | 不要 | 不要 |
防水性能 | あり(洗濯可) | あり(洗濯可) |
鍛える部位 | 体幹(腹筋,脇腹,背筋) | 腹筋(腹直筋) |
価格(単品) | 約39000円 | 約30000円 |
大きな違いは鍛える部位だけです。
価格差は9000円ですので、個人的には脇腹と背筋も鍛えられるコアベルトをおすすめします。
シックスパッドのレビュー
ここからは私が購入したパワースーツコアベルトのレビューになります。
シックスパッドコアベルトはハードケース付きですが正直なところは私は使っていません。
私はベルトとコントローラーのセットを購入しました。
こちらがコアベルト。
想像以上に作りがしっかりしていて安っぽさは微塵も感じられません。
まあ5万もしますからね。
ちなみにベルトは付属のネットに入れて洗濯機で洗っても大丈夫です(コントローラーはだめ)。
右の脇腹付近にコントローラーを装着する部分があります。
こんな感じで装着します。
マグネットでかっちり固定されるので激しい動きをしても取れません。
内側には6個の電極パッド。
このパッドに専用の霧吹き(100均にありそうなやつ)で水を吹きかけて使います。
6箇所もあるので腰に巻く時にヒヤッとしますが慣れれば問題ありません。
説明書には1パッドにつき10プッシュと書いているので結構びしょびしょになります。
私はめんどくさがりなので蛇口からそのまま濡らすこともあります。
チャックもかなり頑丈です。
私は結構サイズがギリギリだったのですがしっかり上まで閉めることが出来ました。
ちなみに私が買ったのはMサイズ(72cm〜90cm)。
ウエストのサイズがバレてしまいました。
この留め具も簡単には壊れなさそうです。
生産国は中国ですが自社工場で製造しているらしいので耐久性は問題なさそうですね。
シックスパッドを1週間試した感想
1週間毎日1〜2セット(約46分)試してみた感想は「かなり良い」です。
最初はレベル1でもビリビリが相当キツくて動けないくらいでしたが、1週間経った今ではその時々に応じて3〜5で鍛えています。
気分が乗っている時は7くらいまで上げたりしています(激痛です)。
腰痛には確実に効果的
先ほども紹介しましたがベルトを着けている間はほとんど腰の負担を感じることはなく、1時間程度なら椅子に座ってデスクワークをすることが出来ます。
これは以前の私ではあり得なかったことです。
私は自宅で仕事をする時にはスタンディングデスクを使っているので椅子に座ることはほぼありませんが、たまにドトールやタリーズで作業する時は30分が限界でした。
実際に集中して仕事が出来るのは本当に最初の10分くらいで、残りの20分はとにかく腰が痛くて仕事どころではありません。
しかしシックスパッドを使い始めてからは30分は余裕で作業出来るようになりました。
さすがに1時間ずっと座っているとキツくなってきますが、以前に比べれば相当腰痛が改善されたのを実感しています。
恐らくシックスパッドを装着してデスクワークをすれば何時間でも作業出来ると思いますが、さすがにドトールでそれをやるのはちょっと気が引けますね。
今後もシックスパッドを使い続ければ更に腰痛が改善されることを期待しています。
シックスパッドで痩せるのか
シックスパッドが腰痛の改善に効果があることは実感しましたが、痩せたのかどうかは気になるところ。
個人差はあると思いますが、結論から言ってシックスパッドだけで痩せるのは結構時間がかかりそうです。
痩せるか痩せないかと聞かれればもちろん痩せます。
電気で筋肉を刺激するのは筋トレするのと同じ効果があるので、もちろん筋肉痛もあります。
「読書をしながら」、「テレビを観ながら」の「ながらトレーニング」もいいですが、効率的に痩せるには他の運動と組み合わせるのをお勧めします。
公式サイトにも書いてありますが、コアベルトを装着して有酸素運動や筋トレすると効率的に痩せることが出来ます↓
ベルトを巻いたままジョギングすると非常に効率良く痩せることが出来ます。
私も普段はコアベルトを装着してリングフィットをやっていますが、相当お腹に効きます。
シックスパックは可能?
電気のレベルは20段階もあるので、何ヶ月も続ければ長渕剛さんのようなシックスパックも作れると思います。
私は元々ぽっちゃり体型でビール腹なので、残念ながらシックスパックには程遠いですが、シックスパッドを始めてから若干お腹周りが痩せたような気がします。
と言うのも最初はベルトを巻くのが結構ギリギリでお腹が苦しかったのですが、1週間経った今は初日に比べれば比較的楽にベルトが装着出来るようになったからです。
ただしシックスパッドを始めてから少しだけ食事制限もしているので、痩せたのはそっちが要因なのかもしれません。
いずれにせよはっきりとした効果が現れるまでは何ヶ月もかかりそうなので、数ヶ月経った頃に再度レビューを書こうと思います。
プロテインは必須
シックスパッドだけでもいいのですが、プロテインを組み合わせると更に効果的です。
こちらは私のプロテインコレクションの一部。
1つのフレーバーだと飽きてしまうので5種類をローテーションで飲んでいます。
正直言ってどこのブランドのプロテインも同じ成分なので、好みの味とか溶けやすさで選べばいいと思います。
私が一番好きなフレーバーは日本新薬のサワーストロベリー味。
甘さ控えめでしっかりイチゴの味がして最高です。
一番人気のULTORAのプロテインも美味しいです。
ハルクファクターも美味しいですね。
FIXITは人工甘味料が一切入ってなくていいのですが、溶けにくいのが若干マイナスポイントです。
まとめ
以上、シックスパッド(SIXPAD)パワースーツ コアベルト(Powersuit Core Belt)を1週間使ってみた感想でした。
何度も言いますが、よく分からない中国ブランドの安いEMS製品を買うくらいなら絶対にシックスパッドを買った方が良いです。
ジェルシートも不要ですし、洗濯機で洗えますし、耐久性も問題ありません。
まだ使ってみて1週間しか経っていませんが、腰痛改善に効果があることは実感しています。
もし購入を迷っているのであれば騙されたと思って買ってみてください。
最低でも1週間続ければ確実になんらかの効果が現れると思います。
もし全然効果が現れないようであれば返品するなりメルカリに出品するなりすれば良いです(99%気に入ると思いますが)。
もう一度2つのパワースーツ(コアベルト、アブス)の特徴を簡単にまとめてみます。
コアベルト | アブス | |
ジェルシート | 不要 | 不要 |
防水性能 | あり(洗濯可) | あり(洗濯可) |
鍛える部位 | 体幹(腹筋,脇腹,背筋) | 腹筋(腹直筋) |
価格(単品) | 約39000円 | 約30000円 |
大きな違いは鍛える部位だけです。
価格差は9000円ですので、個人的には脇腹と背筋も鍛えられるコアベルトをおすすめします。
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