私はCB160RとPCX125というバイクを所有しているのですが、ここ1年くらいは積載量があるPCXばかり乗っていました。
PCXは街乗りも出来るし、荷物をたくさん積めるし、二人乗りも出来るので非常にバランスの取れた素晴らしいスクーターです。
GoToトラベルを使って三浦半島旅行に行った時もPCXの2人乗りで行きました。
一方もう1台のCB160Rは私が人生で初めて新車で買ったバイクです。
このバイクは乗っていて楽しいのですがなにせ積載量がほぼ無いので利便性で言えばPCXに敵うはずもありません。
ここ1年くらいは仕事が忙しくツーリングに行く時間も無かったので、CB160Rはほぼ1度も乗らずに駐輪場に放置していたのですが、先月久々にバイクの様子を見に行ったら完全にホコリを被った状態でした。
厄介だったのがヘルメット。
ヘルメットをバイクに固定して放置していたので内装がカビだらけになり、臭いが強すぎてどう考えても被れる状態ではありませんでした。
フルフェイスなので密閉空間にカビの臭いが充満して走行中に気絶してしまうレベルです。
というわけで
内装取り外して洗おう
と思い内装を取り外そうとしたのですが
ナニコレ?どうなってんの?つーかこれ取り外せるの・・・??
アライの公式HPやブログやYoutubeなどでフルフェイスヘルメットの内装の取り外し方を調べたのですがわかりやすい記事はありませんでした。
アライのヘルメット取扱説明書に詳しい取り外し方法が書いてあったのですが普段説明書を読まない私は
だめだ全くわからない
すぐに諦めてしまいました。
結局
内装取り外しとかもうどうでもいいわ!!ヘルメットごと丸洗いしたるわ!!
というわけでお風呂の浴槽を使ってヘルメットを丸洗いしてみることにしました。
内装はカビだらけ
こちらは私のヘルメットです。
HR-Xというシリーズのフルフェイスヘルメットです。
アライのヘルメットの中でも一番安い3万くらいのエントリーモデルです(だから内装が取り外し出来なかったのかな)。
ちなみにアマゾンで買いました。
本当はこういう模様が付いたかっこいいやつが欲しかったのですが、当時の私には手が届きませんでした。
ライトを照らすとご覧のように相当黄ばんでいます。
保管していたのは屋外のマンションの半地下駐車場なので一年中ジメジメしています。
ここまで黄ばんでしまうと洗ってもなかなか色は落ちないと思うので新しいヘルメットを買うのもアリでしたが散財するのももったいないので臭いが落ちればいいことにします。
シールドを取り外す
まずはシールドを取り外します。
シールドを限界まで上げるとレバーが現れます。
こっちにも。
このレバーを水平にあげるとガチンという音と共にシールドが外れます。
結構力を入れる必要があり
プラスチック割れちゃうんじゃない?
と心配になりますがそう簡単に割れないので力いっぱいでも心配無用です。
無事シールドを外すことができました。
内装を取り外す
次に内装を取り外していきます。
と言っても私のヘルメットの場合は取り外せる箇所が一箇所だけでした。
頬をガードするパッドを取り外します。
顎の部分に爪が刺さって固定されているのでまずはそれを取り外します。
次にストラップを通す穴から引き抜きます。
右のパッドだけ取り外した状態です。
両頬のパッドが外れました。
カバーの中のスポンジはご覧のように完全にカビています。
ここまで茶色くなってしまったらもう色は落ちませんね。
シールドと頬のパッドを外しました。
このストラップも外れるらしいのですがどう考えてもネジで固定されていたので今回はパスしました。
お風呂で洗濯
洗濯用の中性洗剤と一緒にお風呂に漬けました。
ヘルメットは浮いてくるので何度か逆さにしたり取り外せなかった内装に洗剤が染み込むようにしました。
このまま1時間くらい放置です。
泡が消えかけたので水でよく濯ぎます。
よく乾かす
ヘルメットからポタポタと水滴が落ちるので1日シャワーヘッドで乾かしました。
次の日になってもまだ湿っていたのでドライヤーで乾かしました。
これはアマゾンで一番安かったドライヤーです。
カビたところの色は落ちませんでしたね。
今から内装を取り付けます。
頬パッド。
右と左があべこべにならないよう注意しましょう。
これをストラップに通して
メットの顎の先に爪を入れて固定します。
右頬が固定されました。
同じ要領で左も取り付けます。
ようやく元の姿に戻ってきました。
あとはシールドを着けるだけ。
無事完了しました。
初めてヘルメットを丸洗いしてみましたが案外楽でしたね。
内装の取り外しに苦労している方はぜひとも丸洗いをお試しください。
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