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【治験体験談➂】風邪を引いてしまい入院当日に帰宅(謝礼金は1万円)

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今回お話する体験談は5泊×1回+12回通院という入院と通院が合わさった治験でした。

気になるのが負担軽減費ですが、この治験は30万円でした。破格の負担軽減費です。

仮に入院が1泊2万円だと計算すると5泊なので10万円です。

そして残りの20万円を12で割ると200000÷12=16666円になります。

つまり通院1回につき16000円もらえるのです。とんでもない額の謝礼ですね。

しかも通院は毎回採血や心電図を測るだけなので大した時間もかかりません。大体が午前中に終わってしまいます。

こんなに素晴らしい案件だったのですが、タイトルにあるように入院当日に体調を崩してしまい、治験に参加することが出来ませんでした。

今回はその時の悔しかった体験をお話しようと思います。

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5泊×1回+12回通院

都内の病院にて 負担軽減費:30万円

この治験は都内の割と有名な病院での入院治験でした。

事前検診は倍率高め

負担軽減費の額が30万円とかなり高額なのに加えて、入院期間がたったの5日+12回通院という楽さだったので、事前検診の人数はかなり多めでした。

最終的な被験者の数が24人とかだったですが、どう考えても50人以上は事前検診に参加していました。

しかも参加者の多くは見た目が健康そうな人ばかりでした。

これは完全に僕の意見ですが、痩せすぎず、太り過ぎず、程よく筋肉がありそうな人は被験者に選ばれやすいです。

さらに大学生や20台前半っぽい若者が多く「この中から被験者に選ばれるのはちょっと厳しいかな…」と検診前から弱音を吐いていました。

治験の募集年齢は18〜40くらいまで幅がありますが、被験者に選ばれやすいのは圧倒的に20台前半です。

見事被験者に選ばれる

事前検診の帰り道は「多分落ちたな」と思いながらトボトボ帰路につきました。

がしかし、数日後に病院から「おめでとうございます。被験者に選ばれました」という電話がかかってきました。

この時は嬉しくて本当に有頂天になりましたね。

まだ入院もしていないのに既に30万円もらったような気持ちになりました。

入院前日に風邪を引く

そしていよいよ入院前日を迎えました。

当然アルコール脂っこいものも控えていたので血液のデータが悪いはずはありません。

しかし、あろうことか前日からどうも体調が芳しくありませんでした。

身体がだるくて重く感じ、なんとなく頭もぼんやりしてて日常生活もちょっときつかったくらいです。

そうです。僕は入院前日にも関わらずに風邪を引いてしまったのです。

この時は本気で「やっちまった」と思いました。

とりあえず治験に行く→帰宅させられる

翌日になっても身体のだるさは変わりませんでした。

しかしもうここまで来てしまったので後戻りは出来ません。

僕は5泊分の荷物をまとめ、重い身体を引きずりながら治験が行われる病院へ向かいました。

そして採血や心電図のデータを取り、次の指示があるまで参加者全員で待機していたところ

〇〇さん。ちょっといいですか?

と看護師さんに声をかけられました。この時点で僕はもう全て悟っていました。

医者がいる診察室に呼ばれた僕は

白血球の数が多すぎるから治験参加は出来ません。Go Home。

と言われました。まあ覚悟していたんですけどね。

そのまま被験者たちの勝ち誇ったような視線(?)を感じながら病院を後にしました。

ただし、入院当日にちゃんと来たので謝礼金として1万円だけもらいました。

何もしていないのに1万円もらえたことは嬉しかったです。

でも、30万円の治験を逃した悲しみは半端ではなかったです。

※ちなみに次の日から本格的に風邪を引き、3日間くらい寝込みました。

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まとめ「体調管理は徹底しよう」

今回の体験を通じて、「治験は被験者に選ばれたからと言って安心してはいけない」ということを改めて実感しました。

治験は退院して謝礼金を受け取らなくては意味がないのです。

そのためには何としても入院当日までに体調を整えておく必要があります。

皆さんも治験に参加する前は普段よりも一層体調管理に気を遣ってください。

当日帰されるのは本当に辛いです。

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