今年の一月に中国武漢で発生した新型コロナウイルス。
向こうの大陸での話だと思っていたらたった一ヶ月で世界中がパニックになる状態へ変化してしまいました。
感染拡大を防ぐためにお店の臨時休業、学校の休校、大規模イベントの自粛などが要請され、それに伴い経済活動も縮小ぎみになり株価がどんどん下落。
多くの国で日本と同じか、それ以上に経済活動が縮小され、ついには世界中の株価指数が下がりまくり、NYダウ平均株価は先月に比べて最大30%程度も下落しました。
リーマンショック以来の大暴落とも言われている今回のコロナショックですが、先月人生で初めて株を買った私も大きな影響を受けました。
スマホで簡単に株式投資が出来るネオモバで10万円を投資してみたのですが、ほぼ一ヶ月でマイナス20%。
10万円が8万円になってしまいました(悲しい)。
ちなみに買っていたのはこの銘柄。
全て日本企業なのでリスク分散も出来ていません(世界中の株価が暴落しているのであんまり意味はないですが)。
せっかく大企業の株主になれたのに暴落してたら意味がありません。
3/9 下げましたねー
資金温存しててよかった。
ネオモバに10万入金して
18銘柄買い増し。
商社、リース株がやっと落ちて来たので買いたくなってきました。
3月配当落ち後の資金残しながら、あと20万くらいは3月決算株買い増し予定。 pic.twitter.com/2n1aKIUMIh— 栄二一型 (@toushika05) March 9, 2020
ひどい😭
でもコツコツやってきますかね…原資340,000円#ネオモバ pic.twitter.com/0B5b2mtDjd
— kameidosan (@kameidosan) March 13, 2020
みんな下がってます。
新型コロナウイルスのせいで、おそらく今後も世界経済はしばらく停滞、もしくはさらに悪化すると思われます。
株の知識が全くない私がこの非常事態に考えるのは株を売るべきなのか(損切り)どうか。
ここまで株価が下がり続けると2万円は捨てて(勉強代)、8万円は確実に取り戻した方が賢いように思えます。
しかし結論として株は売らないで持ち続けることにしました。
今回はその理由をちょこっとお話します。
株を売るか売らないかの基準
コロナショックのような異常事態に株を売るべきかは初心者の私には判断がつきません。
こういう時に頼れるのは専門家。
わからないことはなんでもその道の専門家の意見を参考にするのが失敗しないポイントです。
というわけで参考にしたのがファイナンシャルプランナーの山崎俊輔さん。
お金の増やし方関連の書籍を何冊か出版しています。
今回参考にしたのがこちらのヤフー記事。
この記事ではコロナショックのせいで株が大暴落し慌てている新人投資家に向けて「いつ株を売るべきなのか」「そもそも株を買う目的とは」などについて簡単に説明してくれています。
山崎さんによると株価が下がっていて含み損(購入した価格より下がっている時価評価額のマイナス)をしている場合、その含み損は「悪い含み損か」「乗り越えられる含み損か」に区別して考えるべきだそうです。
悪い含み損
山崎さんによれば悪い含み損とはこんな場合です。
- 借金した投資により生じた損失
- レバレッジをかけた投資による損失(FXなど)
- 投機欲にかられて無理を出して買った損失
- 投資金額が経験に比して高額すぎるため損失額が怖い状態
- 手元の現金保有があまりにも少ない状態の損失
- そもそも経済の成長など信じていない人が投資で生じた損失
上の6パターンのうち、一つでも当てはまればそれは「悪い含み損」なので、どんなに損失を被っていたとしても株を売るべきだというのが山崎さんの意見。
要するに不健全な投資をしている時に株価が暴落したら迷わず手放した方がいいというわけですね。
乗り越えられる含み損
反対に乗り越えられる含み損とは以下の通り。
- その投資資金は今すぐ必要となるわけではない(経済回復を待つ時間がある)
- 経済はいつかは回復しまた成長すると信じられる(信じていない人はそもそも投資しなくてもいい)
- 積立の投資設定をしてある(むしろここからしばらくは安い値段で新規購入を行える)
- 投資資金と手元の預貯金額は同程度か預貯金のほうが多い(投資のマイナスの影響は財産の半分以下である)
悪い含み損と比べてこちらは健全な投資と言えそうです。
自分の生活にはある程度余裕があり、突然経済的に困ることがないような場合には「乗り越えられる含み損」と考えて、そのまま株を持ち続けるのが良いのです。
世界経済は必ずよくなる
リーマン・ショックの時、私はまだ学生だったのであんまり記憶がないのですが、戦後最多の上場企業数が倒産し、「100年に一度の経済危機」とも言われていたそうです。
しかしあれから10年以上経った今、アメリカの株価も日本の株価もリーマン・ショック以前よりも高くなっています。
要するに、一時的なパニックで世界経済が停滞することはあっても、長いスパンで考えると確実に株価は上がっているということ。
むしろ株価が下がった時にこそ普段よりも株を買うべきだと言っても良いでしょう。
今はスマホで簡単に株を買うことが出来ますが、そのせいで暇があれば株価が上がっているか下がっているかをチェックする癖がついてしまい、長期的な投資という視点が失われつつあるようです。
普段の生活に困らない程度の余裕資金で投資をしている限り、一時的に株価が下がったとしても(乗り越えられる含み損)、コツコツと積み立てを続ければ10年後には必ずプラスになっているはずです。
コロナ収束後に株価が上がる銘柄
ちなみにコロナ収束後に株価が上がる銘柄を紹介している興味深い記事もありました。
この記事によるとコロナが収束した後に株価が上がる銘柄のジャンルは「テーマパーク」「旅行」「5GなどのIT系」「遠隔医療」などだそうです。
コロナショックのせいで休園せざるを得なくなったディズニーランドなどは、一時的に株価は下がりますが、元々のブランド力を生かして復活することが出来、航空会社などの旅行関連企業も、各国の入国制限が解除されれば再び上昇するのは予想できます。
また、今回のコロナショックでリモートワークの重要性が再認識され、直接その場にいる必要がない遠隔医療分野も今後は注目されるはずです。
まとめ
今回はコロナショックで株価が大暴落しても株を売らない理由を紹介しました。
しばらくの間はマイナス評価額を見続ける日々が続きますが、そのうちプラスに転じて、数年後には大きなプラスになっているはずなので毎月コツコツ積み立てていくのが大切です。
山崎さんを信じて辛抱強く持ち続けようと思います。
ネオモバはTポイントを使って株が買えたり、一株500円以下で買える銘柄がたくさんあります。
初めて株を買う人には一番おすすめなので、まだ口座を持っていない人はこの機会に作ってみてください。
ネオモバは少額からでも投資することが出来るのでお小遣いなどをコツコツ投資していくことをおすすめします。
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