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シアコイン(Siacoin)

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どうも。最近はクライアントから給料支払いの連絡が2週間くらい遅れていて成人式の着物のところみたいに夜逃げしたんじゃないかと疑っている僕です。

まだ日本じゃ全然知名度のないコインを早く購入したいのですが、給料が入るまでは我慢しなければいけません。

ということで、今回のマイナーコインは「Siacoin(シアコイン)」です。もしかしたら意外と知られているのかもしれませんが日本の取引所ではまだ取り扱っていないということで調べてみました。

シアコインはマイナーなコインですが(マイナーなコインだからこそ?)、結構ユニークで面白い機能があってこれからも伸びていきそうです。日本語のソースも全然なくてかなりぼんやりとした内容ですがご勘弁を。

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シアコイン(Siacoin)のスペックなど

公式サイトから拝借

はじめに簡単なスペックを調べました。全然情報がなくて困ります。

通貨の名前:Siacoin(シアコイン)

通貨単位:SC

発行上限枚数:無限(らしい)

総発行枚数:31.4milion

取引承認システム:Blake2b

取引承認スピード:10分

ブロックサイズ:1.9MB

発行上限枚数は無限だそうです。いくらでも発行出来るということですが、実際はどうなのか分かりません。取引承認スピードは10分なのでビットコインと同じです。

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シアコインの特徴

シアコインSiacoin(シアネットワーク)の特徴を一言で言えば「個人のパソコンのストレージの空き容量を他人に貸し出すことが出来る」です。

文字通りパソコンに付属しているハードディスクの空き容量を他の人に貸し出すことが出来るんです。

これって聞いただけでも凄いと思いませんか?今のパソコンって普通に1TBとかあるので余ってるストレージ容量って結構あると思うんです。画質にもよりますが、例えば100時間の動画を保存するのに50GBの空き容量が必要だとしましょう。つまり1TBあれば2000時間分くらいの動画が入るわけです(計算はかなりテキトーです)。

もし2000時間の動画を見るとしたら、1日あたり10時間見るとしても見終わるまでに200日はかかります。半年以上毎日10時間動画を見るのは流石に映画評論家でもキツイです。

要するに普通の人にとってみればそんなにストレージが大きくても手持ち無沙汰、猫に小判、豚に真珠、犬に論語、ビルゲイツに小遣い、くらい意味がないってことです。

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オンラインストレージを使う

でもたまに編集した動画とか写真とかをソフトとかをどかどか保存してると、容量がいっぱいになってパソコンの動きが遅くなったりします。そんな時はオンラインストレージを利用すれば解決します。

一番有名なのはMicroSoftのoneDriveでしょうか。あとはAmazonのAmazonS3とかDropboxとかappleicloud…他にもいっぱいあります。

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Siacoinが生まれた背景

当然ですが、個人だけではなく企業も大切なデータを保存する為のストレージをどこかしらに所有しています。多分この時代に「データは全てここに書いてあります」みたいに紙の媒体で保存している企業は1つもないと思います。「先祖から伝承されてきたこの秘密の製法は全てココ(頭を指す)にある」みたいな例外はあるかもしれませんが。

そういえば先日梅ジャムがついに廃業するというニュースがありました。87歳の社長が体調不良を理由についに廃業を決めたそうです。詳しくは荒川強啓デイキャッチの先週分を聞いて欲しいのですが、後継者もいないみたいなのでもう幻の味となってしまいます。悲しいですね。食べたことはありませんが。

話をストレージに戻します。企業もデータを保存する為のストレージをどこかしらに確保しているということでしたが、実はここだけの話(ではなく)今現在企業規模のストレージ不足やコストの高騰が深刻化しているんです。

大きな原因の一つとしてビッグデータの蓄積や、様々な複雑な形のデータを保存していることが考えられます。単純にストレージ内のデータは一方的に増えはしますが、減ることはほとんどない、ってことです。

そりゃそうですよね。データっていつどこで役に立つか分からないからとりあえずは貯めるだけ貯めますよね。データの削除って企業にとって凄くリスキーなことですから。個人レベルで考えても「この動画は今は見ないけど、もしかしたらいつか….」っていうことはありますよね。

オンラインストレージを利用すればいいじゃない

その解決策としてOneDriveやDropBoxのようなオンラインストレージを利用するわけですが、当然コストがかかります。

例えばマイクロソフトのOneDriveだったら50GBのオンラインストレージプランので1ヵ月に250円程度コストがかかります。

「250円かよ?大したことねえじゃん。俺がクラムチャウダーを持ったおばさんとぶつかっておばさんがクラムチャウダーをこぼして大騒ぎして何故か全責任が俺にあるみたいな雰囲気になったあの喫茶店のブレンドコーヒー一杯と同じ値段じゃん」と思われるかも知れませんが、1ヵ月当たり250円ということは年間で3000円ほどの計算になるのでそこまで安くはないですよね。

3000円あればクラムチャウダーがかかってダメになった手袋だって買い換えることが出来ます。

しかし、個人は50GBあれば問題なくても、企業はそれだけじゃ全然足りません。具体的にいくらストレートが必要なのかは知りませんが、個人とは比べ物にならないほどコストがかかるのは容易に想像出来ます。

それとオンラインストレージは必ずしも安全だというわけではありません。例えばオンラインストレージ会社のサーバーが攻撃を受けたり、トラブルが発生してサーバーダウンしたらデータが失われてしまう可能性もあります。

個人では特に問題ないかも知れませんが、企業にとっては大問題ですよね。特に顧客の個人情報を取り扱う企業なんかはこうした点を心配して独自のオンラインストレージを所有したりしてるんです。

 

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シアコインの登場

個人のパソコンにはストレージに空き容量があって勿体無い。一方で、企業はストレージが足らなくて困っている……

お待たせしました。シアコインの登場です。かなり上の方で書きましたが、このシアコインを使えば

「個人のパソコンのストレージの空き容量を他人に貸し出すことが出来る」んです。

仕組みはとても簡単。個人は自分のパソコンの空きストレージ容量を企業やその他の他人に貸し出し、その対価としてシアコイン(Siacoin)を受け取る。Too Simpleかつ個人にとっても企業にとってもとってもとってもWin-Winな関係なんです。(最初の「とっても」は「for」の意味で次の「とってもとっても」は「とても(very)」を強調しました)

・データはとってもプライベート

公式サイトから拝借

シア(Sia)ネットワーク上では、ファイルは分割・暗号化・分散されます。そして本人だけが暗号を解く鍵を持ちます。つまり本人以外がファイルにアクセスしようとしても中を見れないということです。

・とっても安い

 

シアのクラウドサービスは他のクラウドサービスより90%もコストが低いです。露骨に「AmazonS3のストレージなんかよりもウチの方が安いよ」って書いてありますね。

・ブロックチェーン!

Siaの分散クラウドネットワークには今流行りのブロックチェーン技術が使われています。ブロックチェーンとは一言で言えば「中央集権的なデータサーバーを排除して、皆で監視しましょう」ということです。これにより個々のサーバーがダウンしてもすぐに復旧が可能です。

またシアコインをマイニングによってゲットすることも出来ます。当然そのシアコインでストレージを借りたり出来るわけです。いい事づくしです。

シアコインの現在の価格とか時価総額とか 

 

 

常に変動していますが大体30位前後を行ったりきたりしているようです。それほどマイナーでもないですね。

シアコインのまとめと今後の行方

ちょうど先月ソフトフォークを行い、いくつかの機能が改善されたそうです。また中国の世界最大級ビットコインマイナーであるBitmainの新しいマイニング装置の発表と同時に、その子会社のAntPoolがシアコインのマイニングサポートを始めるそうです。

まだ具体的な予定などは未定だそうですが、今後もさらにマイニングが活発になりそうですね(まあ僕にはあまり関係ありませんが)。

また近いうちにBurnを決行するという噂もあるようです。Burnとは通貨の供給量を減らすことで、これにより価格が急上昇するかもです。噂好きの人は買っておいたほうがいいかも知れません。

新しい仮想通貨はこれから増える一方でしょうから、ますますどれを買うべきか迷うと思います。そういう時は一時の時価総額なんかに流されずに「この通貨で何が出来るか」ということに重点を置いた方がいいのかなあと思います。

そういう意味ではシアコインは今後も伸びていきそうです。だってパソコンのストレージ容量を貸し借り出来るなんて画期的過ぎですから。ストレージを買い占めてビジネスを始める人も出てきたっておかしくないくらいです。

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Siacoin(シアコイン)を買える取引所

2018年1月現在、日本では取り扱っていません。海外では結構取り扱ってるところはあるのに。

もしシアコインを買うとしたらおススメは世界一の取引量を誇るバイナンス(Binance)でしょうかね。バイナンスは海外取引所では唯一日本語に対応してるし、取引手数料が0.1%ととんでもなく安いです。

この画像から飛べます。

 

 

 

 

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