ウーバーイーツ配達員の証とも言える配達用バッグ、通称「ウバッグ」。
最近はパートナーセンターで支給はされず、自分でアマゾンで購入するシステムになりました。
最新版の第4世代と第3世代のウバッグを購入することが出来ます。
最近は転売ヤーがウバッグをアマゾンで買い占めてヤフオクやメルカリで高額転売しているケースが続出しています。
ヤフオクでウバッグがバカ売れしてる。俺も転売すればよかった。 pic.twitter.com/LwmpK5JKF8
— Hikaru@UberEats配達員 (@mitsushimalove) May 5, 2020
詳しくは下の記事にまとめていますが、転売ヤーのせいで新規のウーバーイーツ配達員がウバッグを手に入れられないという事態に発展してしまいました。
登録やっと終わったぞ!って思ったら、ウバッグが手に入らないっていう罠( ゚ཫ ゚)ゴフッ pic.twitter.com/PvDfi0DCXM
— げる@Morbid Sloth (@geru_morbid) May 5, 2020
運営にも対応を取って欲しいですね。
※最近はアマゾンでもウバッグが高額転売されているので注意が必要です。
ところで「ウバッグが手に入らないと配達出来ない」と思っている配達員が多いようですが、実は料理を運ぶ時にウバッグを使わなくてもいいのです。
ウーバーイーツ配達員(パートナー)はあくまで個人事業主(フリーランス)であり、ウーバーと雇用関係を結んでいるわけではないのでどのバッグを使おうが自由。
実際にサポートセンターに問い合わせてみましたが、ウバッグについては「推奨はするが強制ではない(出来れば使って欲しいけど)」という回答が返ってきました。
もっと詳しく知りたい方は下の記事を参考にしてみてください。
こういう私自身も以前は自前の保冷・保温リュックで料理を運んでいた時期があります。
2020年6月現在私が使っている保冷リュックはこちら。
自前バッグを使うと「配達用バッグ(ウバッグ)を持っていなかったBad」をもらう確率がやや増えますが、自前バッグは持ち運びが楽というメリットもあります。
私は副業で仕事前や仕事終わりにサクッと稼働することが多いので、自前バッグの方をメインで使っています。
そこでこの記事ではウバッグが手に入らなくて困っている配達員向けに自前で用意出来る保冷・保温リュックを紹介します。
アマゾンのウバッグが売り切れで代わりの配達用バッグを探してる配達員はぜひ参考にしてみてください。
※2022年6月追記:正規品ウバッグの販売は終了しましたので業務用デリバリーバッグを購入しましょう。参考記事はこちら↓
トウリトの保冷リュック
まず私がおすすめしたいのがトウリトの保冷リュック。
25L
トウリトのリュックはアマゾンで最安値で買えます(Yahooショッピングは倍の値段します)。
見た目は普通のバックパックですがもちろん保冷・保温機能付きです。
外側の生地には汚れに強い600Dオックスフォードを採用し、磨耗に強く、耐久性・防水性まで備わっていて非常に頑丈です。
中を開けるとこんな感じで内側に保温・保冷素材が使われています。
クッション性のある断熱材が入った3層構造となっているので、温度が外に逃げていかないようになっています。
PVC革製なので、汚れても布で拭けば手入れも簡単。
ちなみに容量は25L(ワイン3本、缶ビール×15本くらい入る)なので意外と大きいです。
マイナスポイントは縦長のものしか入れることが出来ない点。
ピザや寿司など横幅が広い料理は運ぶことが出来ませんので受けキャンせざるを得なくなります。
しかし基本的に注文の7割はマックや吉野家やケンタなどのファストフードチェーンだと思うのでそれほど問題にはなりません。
むしろ縦長で横幅が狭い方が食べ物が安定するので楽に運ぶことが出来ます。
タピオカ一個だったり、ラーメンのどんぶりを一つ運ぶ時にはウバッグだと隙間が出来すぎて料理を傾けて注文者にぶちギレられますよね(私だけ??)。
もし大きくてリュックに入らない料理を運ばなければいけない場合はサブバッグがあると便利です。
おすすめはサーモスの25Lの保冷リュック。
これはママチャリの前かごくらいの大きさがあるので大きな料理でも入れることが出来ます。
サブバッグは料理の量が多すぎてメインバッグに入らない時のもかなり役立つので、必ず予備で持っていることをおすすめします。
トウリトの保冷リュックはポケットがたくさん付いている(合計6つ)ので小銭入れだったり、モバイルバッテリーだったりを収納することも可能です。
配達に役立つ便利グッズはこちらの記事で全て網羅しています。
一応人間工学設計でデザインされているとのこと。
これはまあオマケのようなものですね。
2層構造の保冷リュック
トウリトは保冷リュックを多数デザインしていて、上段と下段の2層構造になっている保冷リュックもあります。
容量は上のリュックと同じで25Lですが、外サイズはこちらの方がやや大きめ。
上段下段どちらも保温・保冷機能が付いているので温かいものと冷たいものを分けることが出来るのがいいですね。
カラーはネイビーの他にショッキングブルー(?)もあります。
大容量28L
「25Lだと少し小さい」という方は28Lの保冷リュックがおすすめです。
高さは変わりませんが、横幅が10cmほど大きくなりました。
25Lと比べるとやや容量が大きくなった気がします。
VEEVANPRO
28Lよりもさらに大きさ容量の保冷バッグならVEEVANPRO(ヴィーバンプロ)。
容量は33Lなので普通のリュックとしてもかなり大きめです。
330mlの缶が24本も入るそうです(重すぎる)。
外の生地は600Dポリブチレンテレフタレートというもので耐久性と耐水性に強いのが特徴です。
外国人男性が背負ってもかなり大きいのがわかります。
これだけ大きいと旅行とかにも使えそうですね。
ポケットや仕切りが多くて機能的なのがいいですね。
15インチのパソコンが入るポケットもあるのでパソコンを持ち歩く人には嬉しいです。
色はブラウンとブルーの2種類。
個人的にはブルーが好みです。
業務用宅配バッグ
上で紹介した保冷リュックは普段の生活にも使えるタイプですが、「朝から晩までがっつり稼働したい」という方は少し不十分なところがあります。
そんな方におすすめなのが業務用の宅配バッグ。
業務用の配達バッグならウバッグとほぼ同じ機能を持ってますし、ロゴが無い分目立たないというメリットがあります。
ロゴなし配達バッグ
楽天市場にウーバーイーツを意識した配達バッグが売っています。
箱型フォルムの見た目はウバッグ第一世代に似ています。
大きさは34.5cm・25cm・38.5cmなので第4世代ウバッグ(45cm・25cm・45cm)よりも縦と横が小さく設計されています。
この配達バッグの最大の特徴はその軽さ。
重量はわずか1kgしかありません。
ちなみに最新のウバッグ(第4世代)の重さは2.7kgらしいので、半分以下の重さです。
1.7kgの差は結構大きいですね。
ちなみに2.7kgというと一般的なLCC機内持ち込み用のスーツケースと同じなので、最新のウバッグも結構重いんですね。
マジックテープで開閉できるようになっているので注文者の前で、すぐに料理を取り出すことができます。
ジッパーだと緊張してもたつくことがあるのでマジックテープは助かります。
もちろん防水性能も備わっています。
実際に雨の日に稼働すればわかりますが、防水性能があるのと無いのとではモチベーションが全然違います。
雨の日は雨インセが出るのでモチベーションが命とも言えます。
私は以前第3世代ウバッグを使っていたのですが防水性能が無かったので防水スプレーを使っていました。
でも防水スプレーを使っても大雨が降るとバッグの中まで沁みてくるので本当に大変でした。
この配達用バッグの素晴らしいところは付属品も充実してところ。
仕切り板が大小合わせて合計7枚とドリンクホルダーが付いてきます。
基本的にお店側でドリンクホルダーを用意してくれることが多いですが(マックなど)、個人店はカップをそのまま袋に入れている場合があるので、ドリンクホルダーがあるとかなり助かりそうです。
トータルで考えるとウバッグと同等、もしくはそれ以上に良さげなバッグです。
ウバッグのロゴにこだわる理由がなければこっちのバッグの方が使い勝手が良いかもしれません。
この業務用バッグは今のところ楽天市場にしか売っていないので、気になる方はチェックしてみましょう。
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ウバッグそっくりのバッグ
楽天市場で売っているもう一つの配達用バッグがこちら。
見た目はウバッグそっくりの形です。
こちらの配達バッグもウバッグと同じように2段に分けることが出来ます。
大きさは上の配達バッグよりもやや縦に大きく設計されています。
見た目は第4世代ウバッグのロゴなしバージョンといったところでしょうか。
カラーバリエーションも豊富で、全5色から選ぶことが出来ます(レッドは完売だそうです)。
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このバッグも良さげですが個人的にはちょっと縦に大きすぎるかなという印象。
カラーバリエーションが豊富で結構人気があるらしく、5月発送分はすでに売り切れてしまっているようです。
6月分の予約は可能ですがすぐにバッグを手に入れたい方はちょっと厳しいですが、見た目にこだわるのであればこのバッグば一番ですね。
アマゾンの高性能配達バッグ
ちなみにアマゾンでも業務用配達バッグがあります。
見た目はロゴなしウバッグという感じ。
手提げとして持ったり、肩にかけたり、自転車のリアキャリアにくくりつけたりすることも出来るオールマイティーな配達バッグ。
ちなみにバッグ側面の透明な部分に自分で作ったロゴを入れることが出来ます。
ウーバーイーツとDiDiとチョンピーで同時に稼働している人には便利ですね。
サイズは最新のウバッグよりもやや小さめ(45cm・25cm・45cm)。
中はこんな感じでかなり広さがあります。
緩衝材を敷き詰めないと確実に料理を傾けてしまいます。
一応仕切りは付いてきますがそれでもタオルやプチプチなどは無いと不安ですね。
機能的にはかなり高いのですが、お値段もかなり高いのであんまりおすすめは出来ません。
このバッグを買うくらいなら最初に紹介した楽天市場の配達バッグの方がコスパに優れています。
※10月19日追記:最近はウバッグに似た業務用デリバリーバッグがアマゾンで売っています。こちらもおすすめ。
まとめ
今回はウバッグの代わりに使える自前の配達用バッグを紹介しました。
もう一度まとめると
トウリトとVEEVANPRO(ヴィーバンプロ)の保冷リュック
楽天市場限定の業務用配達バッグ
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アマゾンの業務用配達バッグ
の7つになります。
「どのバッグを選べばいいかわからない」という人に一番おすすめなのが、楽天市場で買えるコンパクトな業務用バッグ。
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これなら見た目も機能もほとんどウバッグと変わらない上に、ウバッグよりも若干小さめに設計されているので料理を傾ける心配も減り、配達パフォーマンスが上がります。
これは私の意見ですが、注文の7割くらいは単身者なのでそれほど多くの料理を一度に運ぶ機会はありません。
私はたまにウバッグでさえ大きすぎると思うことがあるので、それよりも一回り小さな配達バッグだとかなり使いやすいのではないかと思います。
バッグに入りきらないような大量の注文が入ってしまった時は迷わずキャンセルするのが無難です。
副業でたまに稼働する人にはトウリトの保冷リュックをおすすめします。
見た目もサイズも普通のバッグなので持ち運びが楽チンなのが一番良いですね。
ただし見た目が普通すぎるので、稀に「配達用バッグを持っていなかったBad」を食らうリスクがあるのは覚悟しておきましょう(100回に1度あるか無いかくらいですが)。
いずれにせよウバッグがアマゾンで買い占められて高額転売されている状態なので、自前のバッグを最低でも1つはストックしておいた方が無難ですね。
ちなみにサブバッグとして一番おすすめなのはサーモスのソフトクーラー。
メインで使うにはやや小さめですが、予備で持っておくととてもやくに立ちますよ。
※2022年6月追記:正規品ウバッグの販売は終了しましたので業務用デリバリーバッグを購入しましょう。参考記事はこちら↓
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