3月1日のNHKドキュメント72時間では北海道旭川市にある宝くじ店「堂前宝くじ店」を特集するそうです。
ここの宝くじ店はなんとこれまで数多くの億万長者を輩出しまくっている「伝説の売り場」として全国的にも有名。
気温が氷点下にも関わらず長蛇の列が並ぶほど大人気の宝くじ売り場です。
今年の3月に惜しまれつつ60年の歴史に幕を降ろす「堂前宝くじ店」。今回はそんな伝説の売り場について調べてみました。
北海道旭川市にある「堂前宝くじ店」
キス担の人でHNKのドキュメント72時間観てる人いるかわかんないけど来週放送するのが10万円でできるかなの宝くじロケで北山くんと千賀さんが行った堂前宝くじ店だよー!よかったら観てね😊#10万円でできるかな #ドキュメント72時間 #KisMyFt2 pic.twitter.com/qUUwJNVrG6
— りりたん٩(`へ′)🍊 (@wtti516625) 2019年2月23日
【9】旭川堂前宝くじ店
閉店になる前に購入。 pic.twitter.com/qTY2uqbLIV— まぐろ丼 (@maguromagurodon) 2019年2月20日
宝くじ最終日、旭川の堂前さん並びすぎだわー❗笑
ポケモンもするし夢を買います(^-^)/
10億カモーーーーーーーーン!!#旭川#堂前宝くじ#宝くじ pic.twitter.com/Kl1EjWZoQ7
— マツタク(ポケモンGOアカ:0takuya0) (@takuyaMaTu14) 2018年12月21日
【全国でも有名な堂前宝くじ】
僕です!マジ当たると有名〜浦崎修です。
西日を背に、おばちゃんと握手すると尚一層パワーがつく。
昨日は大安バスすごい、でも大安て陰暦から太陽暦に変わった時、明治時代それまでの陰暦売れない、考案したのが高島暦、だからあれ嘘お疲れ様、初の宝くじ面白かったー pic.twitter.com/mKZFgpiuO4— 浦崎 修 日本家屋の伝統文化を伝える会社 (@urasakiosamu) 2018年7月19日
店主は83歳のおばあちゃん
堂前宝くじ店の店主は83歳の堂前輝子さん。人呼んで幸運の女神です。
大正時代からたばこ店を営んできた堂前家ですが、終戦後の1951年に輝子さんは宝くじを売り始めました。
これまではたばこしか売ってませんでしたが、たばこ組合の知り合いから「宝くじを売らない?」と誘われたそうです。
当時21歳だった輝子さんは既にお子さんが1人いて、家事と育児をしながら宝くじを売ることが出来るのか不安だったそう。
でもその時に公務員だった旦那さんの後押しもあり宝くじを売るようになったそうです。
最初の転機は2年後の「北海道くじ」
堂前さんが宝くじを売り始めてから2年後の1953年。「北海道くじ」で1等の100万円が堂前宝くじ店から出たのです。
1952年の歳勤労者の平均月収が2万円ということですから約50倍です。
2019年のサラリーマンの月収が30万円だとすると1500万円です。(かなりアバウトですが)
しかも北海道内で1等を出したのが唯一堂前宝くじ店だけでした。
これをきっかけに各メディアで堂前宝くじ店の名前が取り上げられます。
翌年からは「全国自治宝くじ」が登場することで宝くじがポピュラーになり、1970年代には数千人が訪れる大人気店になったんだそうです。
前日の夜から並んだり、家からストーブを持ってきて暖をとる人もいたそうです。Apple製品を買いに来る人たちみたいですね。
日によっては警察が出動して警備にあたることもあったんだとか。
1979年に1等2000万円のサマージャンボが初登場するとその時にいきなり1等が堂前たばこ店から出たことをきっかけに、さらに多くの人が訪れるようになったんだそうです。
平成の億万長者は38人
そして平成に入ってから輩出した億万長者はなんと38人。
2014年の年末ジャンボでは1等の7億円が堂前たばこ店が出たそうです。
ちなみに当選履歴はこんな感じです。とんでもないですね。
- 2014年 年末ジャンボ宝くじ 1等+前後賞 7億円×1本
- 2009年 年末ジャンボ宝くじ 1等 3億円×1本
- 2008年 年末ジャンボ宝くじ 2等 1億円×1本
- 2008年ドリームジャンボ宝くじ 1等 3億円×1本
- 2007年 年末ジャンボ宝くじ 1等 3億円×1本
- 2007年 年末ジャンボ宝くじ 2等 1億円×1本
- 2007年 ドリームジャンボ宝くじ 1等 3億円×1本
- 2007年 ドリームジャンボ宝くじ 2等 1億円×1本
- 2006年 年末ジャンボ宝くじ 1等 3億円×1本
- 2006年 年末ジャンボ宝くじ 2等 1億円×1本
総当選額100億円超え
68年の歴史の中で億万長者を数多く輩出し、総当選金額は100億円を超えるんだとか。
過去にはハズレくじだと思っていたら5000万円当たっていたり、倒産寸前の中小企業の社長さんがたまたま買った宝くじが1000万円を当てたりと、多くのドラマがありました。
平成31年3月をもって閉店へ
堂前宝くじ店も3月19日をもって閉店か~。結局このお店で今まで私は一等が当たらなかったけど、最後にお店から一等出てほしいな~😌
そしたらおばあさんも亡きおじいさんも心置きなく閉店できるだろうに🤗
とりあえず、長い間お疲れさまでした✴️#宝くじ#堂前#バレンタイン宝くじ#ジャンボ宝くじ pic.twitter.com/cvAiAz8RYL
— 牙亜羅(ガアラ) (@gaara012345) 2019年2月3日
そっか、堂前たばこ店(堂前宝くじ店)さん、今年3月で閉めるのか…。久々の北海道旅行で伺っておいてよかった^^長い間、お疲れ様でしたm(_ _)m #10万円でできるかな #堂前たばこ店 #堂前宝くじ店 #hokkaido #asahikawa #宝くじ #旭川市 #旭川 #北海道 pic.twitter.com/giy63uyy1X
— ゆこもり信州松本の工芸クラフトギャラリー【’19/3/23 西山光太陶展4まで冬季休業中Zzz】 (@galleryyukomori) 2019年1月19日
そんな「伝説の売り場」堂前宝くじ店ですが、残念ながら惜しまれつつも今年の3月をもって閉店することが決まりました。
店主の堂前輝子さんもご高齢で、今年が平成最後の年ということも関係しているのかもしれません。時代の流れを感じざるを得ませんね。
閉店は3月19日となっています。きっと一攫千金を夢見た多くの人が閉店までに奇跡を起こそうと堂前宝くじ店を訪れるに違いありません。
最後に1等が出れば店主のおばあちゃんにとってもいい思い出になりそうですね。
アクセス
堂前宝くじ店の基本情報は以下の通りです。北海道在住ではない方は最後に奇跡を求めて買いに行ってみるのはどうでしょうか。
営業時間 9:00~18:00
定休日 日曜日不定休
住所 北海道旭川市5条通14丁目右1号
次回の放送では福岡にある激安賃貸物件を扱う不動産屋「安ワールド」が特集されます。
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