どうも。最近ウーバーイーツで飯を食っているものです。
ウーバーイーツで配達している時はだいたいradikoでTBSラジオを聴いています。
radikoはリアルタイムの放送だけではなく、過去一週間分の放送が全て聴けるので全然飽きません。
ちなみに片耳づつ使えるワイヤレスイヤホンで聴いています。結構おすすめです。
先週の月曜日にも料理を配達中にTBSラジオのアトロク(アフター6ジャンクション)を聴いていました。
するとインドネシアからやって来たとかいう4人組バンドがゲストで出演していました。
なんでも80年代の日本のシティ・ポップの影響を受けたバンドだとか、そんなことを話していたのですが、日本語があんまりおぼつかないようで、パーソナリティのライムスター歌丸さんと上手くコミュニケーションが取れないままスタジオライブへと流れていきました。
インドネシアのバンドかぁ。どんな音楽なんだろ。そんなことより、バッグの中で汁物溢れてなきゃいいなー。
とぼけーっと聴いていたのですが、演奏が始まった瞬間、まさに80年代の日本のシティ・ポップを彷彿とさせる洗練されたおしゃれなサウンドが流れてきました。
怪しい輝きを放ちながら後ろに流れていくネオンを眺めながら、深夜の首都高を走っているような、そんな情景がすぐに頭の中に浮かびました(本当はママチャリで中野を疾走中)。
なななな、なんなんだこれは!
一瞬でファンになりました。
とりあえず聴いてください。
かっこよすぎるでしょ。
シティ・ポップバンド「ikkubaru」
このバンドの名前はikkubaru(イックバル)です。
左から
- Muhammad Iqbal(イッくん) – Vocal, Guitar, Keyboard
- Rizki Firdausahlan(イキちゃん) – Vocal, Guitar
- Muhammad Fauzi Rahman(アジちゃん) – Bass
- Banon Gilang(バノやん) – Drums
ikkubaruはボーカルのイッくんを中心に2011年12月24日のインドネシアのバンドンで結成されました。
山下達郎、竹内まりや、角松敏生など、おもに8 0年代の日本のシティ・ポップと呼ばれるジャンルに影響を受け、それを自分たちの解釈でインドネシアのシティ・ポップを表現したサウンドが特徴的なバンドです。
これまで何度も来日公演をしていて、毎回大成功してるんだそう。
今日(6月2日)もアトロクが企画運営する「ASIAN MUSIC JUNCTION vol.1」に出演していたそうです。
いよいよ明日!6/2(日)「ASIAN MUSIC JUNCTION vol.1@代官山UNIT」
supported by アトロク
LIVE:@ikkubaru [Indonesia] feat. @michiru1119、@reality_club [Indonesia]、@nighttempo [Korea]、@parkgolfeee [Japan]
OPEN/START 18:30 前売券は本日23:59まで!https://t.co/dZjrA4Ji2x #utamaru pic.twitter.com/nhhzi9sRcH— after6junction (@after6junction) 2019年6月1日
行きたかっった。
ikkubaru pic.twitter.com/3deRRBKJwk
— 963(くるみ) (@9x6x3) 2019年6月2日
#アトロク 企画!#TWEEDEES #RYUTist #ikkubaru 3マンありがとうございました!大好きな人しかいない幸せなイベントでした!後ろまでパンッパン!皆様ありがとうございました! pic.twitter.com/bBcscM1nmc
— 清浦夏実(TWEEDEES) (@kiyouranatsumi) 2019年6月2日
好きな曲
上で紹介したamusement parkが一番好きなのですが、他にもたくさん良い曲があります。
これも都会感があってかっこいいですよね。
気軽にノれる曲です。
シティ・ポップって何?
そもそもシティ・ポップってどんなジャンルだったけ?
シティ・ポップというのは70年代後半から80年代に日本で流行した新しい音楽のジャンルのことを言います。
ちょっと意外ですが、日本発の音楽ジャンルなんです。
正式な音楽用語ではありませんが、70年代後半から徐々に作られた都会的なイメージを前面に出したポップスのことをシティ・ポップと呼びます。
歌(フォーク)ではなくサウンド寄り
シティ・ポップはフォークソングと対比させるとわかりやすいです。
70年代に日本歌謡を席巻していたのは間違いなく南こうせつやさだまさし、少し遅れて中島みゆきなどに代表されるフォーク(ソング)でした。
フォークは後ろに「ソング」が付くように歌(詩)で聴かせるジャンルの音楽です。
対してシティ・ポップは歌よりもサウンドに重点を置いて、カラフルで洗練された都会的なスタイルを前面に出した音楽ジャンルです。
フォークには四畳半の狭い部屋で聴くのがベストかも知れませんが、シティ・ポップにそのイメージは全然マッチしません。
シティ・ポップの代表曲
シティ・ポップの代表的なアーティスト言えば、松任谷由実、矢野顕子、山下達郎、竹内まりやです。
そしてシティ・ポップの黄金期となったのが寺尾聰の「ルビーの指環」がヒットした1981年頃です。
この曲はCDの売り上げが160万枚を超えたという超大ヒットを記録しました。
その後も来生たかお、杉山清貴&オメガトライブ、中原めいこ、安全地帯などがシティ・ポップ路線で有名な曲を次々発表していくのですが、もはや定番となってしまったシティ・ポップが聴衆の興味から逸れていくのもこの時期です。
まとめ
今回はインドネシア発のシティ・ポップバンド「ikkubaru」を紹介しました。
最近は新しい音楽から遠ざかっていて、昔の曲ばかりリピートして聴いていたので、こんな素晴らしいバンドがあることを知って驚きました。
しかも私が大好きな竹内まりやや山下達郎っぽいおしゃれで洗練されたサウンドの曲ばかりで嬉しいかぎりです。
多分あと数ヶ月はずっとikkubaruを聴いてそうです。
みなさんもぜひ。
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