どうも。今ちょうどせんべいを食べながらこの記事を書いてます。
新型コロナのせいで海外旅行にも行けず、日々悶々として過ごしています。
家にいる時間が多いのでブログの更新でもしたいのですがいかんせんネタが無い。
当ブログの7割以上の記事は旅行関連なので旅行に行かなければネタが無いのです。
さらにこのご時世に旅行関連の記事を書いたところで海外旅行が出来ない状況なので全く需要もなく
なんかいいネタないかなぁ
と一日中考えてたら深夜になっていることもしばしば。
そこでようやく思いついたのがピアノの記事。
私は学生時代にピアノを弾いていたのですが、実は最近になって電子ピアノを買ってピアノを再開しました。
子どもの時から習っていたのではなく高校生から自主的に練習を始めたのでそんなに上手くはないですが、大学の時に演奏会などで人前で弾いたことは何度もあります(下手くそでしたが)。
ちなみに今まで弾いた曲はこんな感じ。
- ジムノペディ1番(サティ)
- ソナタ悲愴第一楽章(ベートーベン)
- ピアノソナタ13番第3楽章(モーツァルト)
- 前奏曲op3-2「鐘」(ラフマニノフ)
- 展覧会の絵「キエフの大門」(ムソルグスキー)
- 幻想即興曲(ショパン)
実際は他にも色々弾きましたが今思い出せるのはこれだけです。
これくらい弾けてようやく中級レベルですが、まだまだ指が上手く動かなかったりオクターブが苦手だったり課題だらけです。
コロナのせいで家にいる時間が多いのでせっかくだからこの機会にピアノの練習を再開しようと思います。
そこでこの記事では私が今年中に弾きたいピアノ曲を弾きたい順に勝手に紹介します。
普段はクラシック曲しか弾かないので今年は思い切って他のジャンルにも挑戦できれば良いなあと思っています。
ピアノを弾かない人にとってはあんまり興味がないと思いますが、良い曲ばかりなので、ぜひ一度Youtubeなどで聴いてみるのをおすすめします。
Maple Leaf Rag
Maple Leaf Ragはラグタイム王と呼ばれたスコット・ジョプリンが1899年に作曲したピアノ曲。
名前は知らなくてもメロディーを聴いたことがある人は多いはず。
ラグタイムとは19世紀末から20世紀初頭にかけてアメリカで流行したジャンルで、リズムのシンコペーション(強調)が大きな特徴。
簡単に言うと左手のリズムがドラムみたいに「ズンチャ、ズンチャ」とテンポよく鍵盤を跳ねることですね。
見てても楽しくなります。
譜面はこんな感じで意外と簡単。
ただし早いテンポで弾かないと雰囲気が出ないのでひたすら指を覚えさせる必要がありますね。
ここまで早く弾ければ良いですが(これは速すぎる)。
しかも途中で即興も入れてるのがやはりプロですね。
今一番弾きたい曲なので一番最初に練習しようと思います。
出来れば4月末までにはそれなりに弾けるようになりたい。
アラベスク第一番(ドビュッシー)
ピアノを弾いたことがある人なら一度は聴いたことがある有名な曲。
ドビュッシーのピアノ曲の中では一番有名な曲の一つだと思います。
小川のように流れる美しい旋律が特徴的です。
ちなみにアラベスクとは「アラビア風の」という意味。装飾的で幻想的な小品に用いられる標題でシューマンやドビュッシーの作品で多く付けられています。
左右の手で違う旋律を奏でるので少し練習が必要ですが、技術的にはそれほど難しいわけではないので年内には弾けるようになりたいですね。
6つの小品 第2番 間奏曲 Op.118 (ブラームス)
この曲はあまり有名ではないので知らない人も多いかと思いますが、若かりし頃に想いを馳せるような哀愁に満ちた旋律がとても美しく一度聴いただけで大好きになりました。
ブラームスはこういう昔を懐かしむようなピアノ曲をいくつか作っていて、どれも良い曲ばかりです。
有名なワルツOp.39-15も同じように哀愁漂う曲です。
こっちも余裕があれば弾いてみたい。
「英雄ポロネーズ」ショパン
クラシック好きで無くても一度は聴いたことがあるショパンの名曲「英雄ポロネーズ」。
力強さと華やかさを兼ね備えたこの曲はプロのピアニストの演奏会の定番となっています。
難易度的にもそれなりの技術が要求されるのでアマチュアの演奏会で演奏されることはあんまりないような気がします。
ピアニストによって全然テンポや解釈が異なりますが、特に変わっているのがブーニン。
これはブーニンが1985年にショパン国際ピアノコンクールで優勝した時の演奏ですが、メリハリのあるきびきびとした演奏が話題を呼びました。
個人的にはブレハッチよりもブーニンの演奏が好きですね。
この曲は相当時間がかかりそうなので今年中に譜読みが終われば良いかな。
カプースチン「ピアノソナタ2番第一楽章」
カプースチンはウクライナ生まれのピアニスト兼作曲家。
モスクワ音楽院で古典音楽を学び、その後ジャズピアニストとして活躍していました。
近年は演奏会から遠ざかり作曲活動に専念しています。
カプースチンが有名になったのは最近のことで、、ニコライ・ペトロフ、マルカンドレ・アムラン、スティーヴン・オズボーンなどの巨匠ピアニストがカプースチンの曲を演奏し始めてからその存在が知られるようになりました。
ジャズとクラシックの要素を併せ持つ楽曲は音楽的にも優れたものが多く、21世紀を代表する作曲家の一人に数えられてもおかしくないくらいです。
ちなみにカプースチン自身が超絶技巧の名手。
本当に鍵盤弾いてんの?ってくらいオクターブが激しいです。
カプースチンの曲は演奏するには高度な技術が必要な曲が多く、このピアノソナタ第一楽章もその一つ。
はっきり言って難しすぎです。
サビ(一番盛り上がる部分)のメロディーが好きでこの曲を弾きたいと思ったのですが、初めから終わりまで超絶技巧のオンパレード。
ロシア音楽らしく堅牢さを保ちつつもジャズ風の曲想やポップスの盛り上がりを取り入れていて、一度聴いたら一生忘れないほど煌びやかで優しさに溢れたメロディーはクラシックに興味が無くても聴いていて心が明るくなっていきます。
でもやっぱり難しいから今年中は無理かな。
即興曲(Impromptu)は割と簡単そうですがそれでも弾けない。
まとめ
今回は私が今年中に弾きたいピアノ曲5曲を紹介しました。
他のも弾きたい曲はたくさんあるのですが、1曲をちゃんと完成させてから次の曲にいかないと中途半端になりそうなのでとりあえず5曲を挙げました。
私は譜読みが苦手なので5曲全て弾くことは無理だと思いますが、せめて最初の3曲くらいは最後まで弾き通せるまでになれれば良いなと思います。
英雄ポロネーズとピアノソナタ第2番は多分無理だと思います。
上手くなったら動画もアップもするつまりです(あくまで予定)。
ピアノは大人になってからも遅くはないので少しでも興味があれば初めてみてはどうでしょうか。
ただし独学で練習するのはちょっと厳しいので出来ればピアノ教室に通うか、教材などを買って習うのをおすすめします。
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