【格安SIMが使える】楽天ミニ対応バンド周波数（band1）確認方法

日常的なこと(dairy-life)

2020.10.03

2020年6月に楽天が販売しているスマホ端末「Rakuten mini」の対応周波数（バンド）がいつの間にか変更されていたことが話題になりました。

（更新）「Rakuten Mini」の認証番号と対応周波数帯の変更について | その他のお知らせ | 楽天モバイル

「（更新）「Rakuten Mini」の認証番号と対応周波数帯の変更について(2020/07/02)」についてのお知らせ(楽天モバイル)

簡単に言ってしまうと、初期〜中期に製造されていた端末はバンド1に対応しているのに、それ以後に製造されたものはバンド1に対応していなかったのです。

バンド1帯（2.1GHz）は日本全土に基地局があり、通信大手のドコモやauやソフトバンクも利用している周波数。

海外でも使われることが多いのでsimフリー端末ならそのまま現地のsimを挿せば使うことが出来る万能の周波数なのです。

が、実は楽天モバイルではband1を利用していません。

楽天miniは一応simフリー端末ですが、楽天モバイルに加入して使うことを前提としているらしく、途中から対応周波数から万能のband1を省いてしまったようです。

楽天モバイルの公式見解はこうです。

このたびの対応周波数帯の変更は海外におけるサービスの改善を目的としたものであり、変更前の周波数帯のご利用を前提としていた一部のお客様には影響が生じる場合がございますが、「Rakuten Mini」を楽天回線およびパートナー回線にてご利用いただく場合にはサービスへの影響はございません。

やっぱり楽天miniは楽天モバイルの回線を使うことが前提となっているようですね。

しかし中には私のように

band1対応の楽天ミニの端末だけ買って別の格安SIMで使いたい！

という方もいらっしゃると思います。

実際に私はヤフオクで中古の楽天ミニ（band1対応）を購入し、iiJmioのeSIMでサブ機として使っています。

画面が小さいのでメインとしては使いづらいですが、軽いし、顔認証も出来るし、片手で操作出来るし、サブ機としてはかなり重宝しています。

重さはたった83gしかありません。

そこでこの記事では、これから購入する予定のRakuten Mini端末（もしくは手元にある端末）がband1に対応しているのかどうかを確かめる簡単な方法を解説していきます。

IMEIで製造時期を確かめる
まとめ

IMEIで製造時期を確かめる

楽天mini端末がband1に対応しているのかどうか確かめるにはIMEIで製造時期を見る必要があります。

ざっくり言って発売初期〜中期に製造された端末はband1に対応しており、2020年10月現在販売中のものはband1に対応しておりません。

ちなみにIMEI情報は、端末の「設定」→「端末情報」→「IMEI」から確認できます。

初期：IMEI 「351676110356708」以前

FDD-LTE: Band 1（2.1GHz）/ Band 3（1.8GHz）/ Band 18（800MHz）/ Band 19（800MHz）/ Band 26（800MHz）/ Band 28（700MHz APT）
TD-LTE: Band 41（2.5GHz）
WCDMA: Band I (2.1GHz) / Band VI (800MHz) / Band XIX (800MHz)

製造番号が「351676110356708」よりも前のものはband1に対応しています。

製造番号は10桁以上ありますが、見るべき数字は最後の6桁「〜356708」だけで大丈夫です。

例えば最後の6桁のIMEIが「〜356000」の場合はband1に対応していると判断出来ます。

実際にヤフオクで売っている中古端末を見てみましょう。

IMEIの下6桁が「〜046820（4万6千8百2十）」ということは「〜356708（35万6千7百8）」よりも前に作られたということなのでband1に対応しています。

中期：IMEI351676110356716〜351676110680487

FDD-LTE: Band 1（2.1GHz）/Band 3（1.8GHz）/ Band 5（800MHz）/ Band 18（800MHz）/ Band 19（800MHz）/ Band 26（800MHz）/ Band 28（700MHz APT）
TD-LTE: Band 38（2.6GHz）/ Band 41（2.5GHz）
WCDMA: Band I (2.1GHz) / Band V (800MHz) / Band VI (800MHz) / Band XIX (800MHz)

中期に製造された端末もband1に対応しています。

こちらも確認方法は最後の6桁だけで大丈夫です。

「〜356716」から「〜680487」の間のIMEIであれば中期に製造されたものなのでband1対応と判断出来ます。

例えば「〜456789」もこの2つの数字の間にあるので中期に製造されたと判断することが出来ます。

それ以降の端末

FDD-LTE: Band 3（1.8GHz）/ Band 4（1.7GHz）/ Band 5（800MHz）/ Band 18（800MHz）/ Band 19（800MHz）/ Band 26（800MHz）/ Band 28（700MHz APT）
TD-LTE: Band 38（2.6GHz）/ Band 41（2.5GHz）
WCDMA: Band IV (1.7GHz) / Band V (800MHz) / Band VI (800MHz) / Band XIX (800MHz)

それ以降（以外）のIMEIの端末はband1に対応しておりません。

ヤフオクなどで中古品を購入する時は必ずIMEIをチェックしましょう。