この記事では電車の中にスマホを忘れてしまった時の対処法を紹介しています。
電車の中に何かを忘れてしまうというのは誰しも一度は経験したことがあるかと思います。
ビニール傘とかなら別にどうでもいいのですが、ありがちなのがスマホの忘れ物。
現代ではほとんどの人が車内でスマホを使っていて、ほんのちょっと座席に置いたことを忘れてしまい、そのまま電車を降りてしまうこともあります。
私事ですが、私も最近スマホを西武線の電車内に忘れました。
スマホ落とした。
— Hikaru@UberEats配達員 (@mitsushimalove) August 16, 2019
その時は日課のウーバーイーツをする為に家から西武新宿方面へ向かっているところでした。
所沢で西武池袋線から西武新宿線に乗り換え、普段通りに野方で降りる予定でしたが上石神井駅でふと気付きました。
あれ、スマホ無くない?
ポケットを弄っても、カバンの中を漁っても私の愛機Huawei P20 liteが見つかりません。
….わなわなわなわな。
確実にどこかでスマホを落とした模様。
やばい….、ウーバーイーツ出来ない。どうしよう。
とてつもなく焦りました。
スマホが無かったら日常生活に支障をきたします。
今や財布を落とすのと同じくらいの大事件と言っても過言ではありません。
この時は落としたスマホは無事見つかって助かりました。
石神井公園周辺の誰かさんありがとう。どうにか特定してお礼を言いたい。サンキュー。 pic.twitter.com/LtHp95j6OC
— Hikaru@UberEats配達員 (@mitsushimalove) August 16, 2019
しかしスマホを電車内に忘れたことは誰しも一度は経験したことがあると思います。
そこで今回はスマホを電車内に忘れた時に取るべき行動を3つ紹介します。
実体験に基づいているのでいざという時に役に立つはずです。
駅員さんに報告
スマホを落としたことに気付いた時点でまずすべきことは、すぐに駅員さんに助けを求めること。
スマホを車内に忘れて降りたことを話さないことには何も始まりません。
乗り換えなどで別の電車に乗っている時に気付いても、最寄りの駅で降りて駅員さんに言スマホを落とした旨を伝えましょう。
後述しますが、駅員さんに届け出るのが遅れると、スマホがそのまま終着駅まで行ってしまうか、最悪の場合誰かに持ってかれてしまいます。
駅員さんに聞かれること
スマホを落としたと言うと駅員さんから次のことを聞かれます。
- どこから乗ってどこで降りたか
- 何時の電車か
- 電車の何両目なのか
- 座席はどこなのか
- スマホの特徴(ケースの形状、キャリア、端末情報)
以上のことを駅員さんに話すとスマホを落としたと思われる電車を特定することが出来ます。
そしてその電車が次に停まる駅で、電車が停車中に駅員さんが素早くスマホを探してくれます。
例えば今回私がスマホを落としたと気付いたのが西武線の上石神井駅。
急行西武新宿行きだったので次に停車する駅は「鷺ノ宮」「高田馬場」「西武新宿」の3つです。
私が上石神井の駅員さんにスマホを失くしたと行った時にももうすでに電車は鷺ノ宮を発車するところだったので、次に停車する高田馬場で駅員さんが探してくれました。
見つからないこともある
この時点で電車に中に置き忘れているのを駅員さんが見つけるか、誰か親切な人が最寄り駅で届けてくれればハッピーエンド。
しかし場合によっては見つからないという場合もあります。
事実、今回は私のスマホは高田馬場でも、終点の西武新宿でも見つかりませんでした。
もうダメかも。人生終わりだ。
この時点で結構落ち込んでました。スマホを失くすと単純に新しい端末を買う必要があるので経済的損失も大きいのです。
デバイスを探す
しかしスマホがすぐに見つからなくてもまだ諦めてはいけません。
もし失くしたスマホ以外に他の端末を持っていれば(もしくは近くにあれば)、すぐに自分の端末のGoogleアカウント(もしくはappleアカウント)の「デバイスを探す(iPhoneを探す)」というアプリを起動させましょう。
私はアンドロイドスマホなので Googleのサイトが出てきますがiPhoneでも基本的には同じです。
「デバイスを探す」と検索すれば出てきます。
このページで出来ることはこの4つ。
- 最後に使った時間・場所の特定
- スマホから音を出す
- 端末をロック
- 端末データを消去(最終手段)
最後に使った時間・場所を特定
最終検知とは最後にスマホを操作した時間のことです。
もし自分が最後に操作したのならその時の時間が検出されます。
もし他の人が操作したのなら他の人が最後に使った時間が検出されます。
そしてスマホが最終検知された場所も特定出来ます。
今回は石神井公園駅にあります。
これはスマホが石神井公園に今ある、もしくは最後にここで操作された可能性が高いことを意味しています。
ちなみに私のスマホは確かに石神井公園駅に届けられていました。
西武新宿線の電車の中でスマホを落としたと思っていましたが、実は所沢で西武池袋線から乗り換えた時にスマホを忘れてしまったのです。
とんだ勘違いです。
スマホは西武池袋線の電車内にあるので、終点の西武新宿駅で見つかるわけがありません。
そして親切な誰かが石神井公園駅で降りて、駅員さんに届けてくれたようです。
だから地図上ではスマホが石神井公園にあったのですね。
ありがたい。
音を鳴らす
周りの人にスマホの存在を教えてあげる為に、端末の着信音を鳴らすことも出来ます。
電源がオフだと鳴りませんが、マナーモードにしててもかなりの音量で着信音が鳴るので大体の人は気付きます。
早くスマホを見つけたい場合は音を鳴らすのも選択肢の一つ。
端末をロック
もし端末が自動でロックされるのなら不必要ですが、万が一もあるので他の人がスマホを使えないように画面をロックしておきましょう。
スマホのセキュリティロックは「端末を保護」で出来ますが同時にロック画面にメッセージや電話番号を出力することも出来ます。
こうすることでスマホを拾った人とコミュニケーションが可能になります。
デバイスを探すための条件
以上、スマホを失くした時の対処法を3つ紹介しました。
- 最後に使った時間・場所の特定
- スマホから音を出す
- 端末をロック
しかしGoogleのアカウント(もしくはapple)でデバイスを探す為にはいくつか条件があります。
- 電源がオンになっている
- Google アカウントにログインしている
- モバイルデータ ネットワークまたは Wi-Fi に接続している
- Google Play での表示がオンになっている
- 位置情報がオンになっている
- 「デバイスを探す」がオンになっている
大前提として電源がオンになっていないと何も出来ません。
もし悪い人がスマホの電源を切ってしまえばその時点でもう手がかりは何も無くなります。
そしてスマホから音を鳴らしたり、メッセージを送る時もネットに繋がっている必要があります。
SIMカードが入っていれば問題はないですが、普段からWi-Fiでスマホやタブレットを使っている人は要注意です。
あとは、Googleアカウントにログインしていることと、位置情報がオンになっているかどうかを確認しましょう。
もし見つからなければ端末データを消去
もし駅にも届いてなくて、デバイスを探すも役に立たなくなったら最後の手段です。
端末のデータを全て消去しましょう。
端末に保存されている写真や動画などは全て消去されますが、他人に悪用されるよりはマシです。
データの一部は復旧可能
ちなみに落としたスマホに入れていたアプリなどは別の端末でも復旧可能です。
Googleアカウント(もしくはappleアカウント)に紐づいてさえ入れば自動でデータを復旧してくれます。
まとめ
今回は電車の中にスマホを忘れてしまった時にするべき3つのことを紹介しました。
私はこれまで2度電車内にスマホを忘れていますが、毎回ちゃんと見つかっています。
日本はやっぱり親切な人が多い(悪い人が少ない?)のでちゃんと駅員さんに届けてくれるケースがほとんどのような気がします。
しかし稀に
わーい、スマホだラッキー。悪いことしよー。
という悪党もいることは肝に命じておく必要があります。
駅で見つかれば問題なしですが、もしどの駅にも届いていないという場合にはデバイスを探すを開いて、最後にスマホが使われた場所や時間などを特定しましょう。
そして着信音を鳴らしたり、スマホを拾った人に向けてメッセージを送りましょう。
もしそれでもスマホの場所がはっきりとわからない場合は、残念ですが、データを全て消去するのが良いでしょう。
SDカードなどがスマホに入っていたら万事休すですが、その他のデータの一部は他の端末でも復旧させることが出来ます。
何はともあれ電車を降りるときは必ず座席を確認してから降りるのが懸命ですね。
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