先月現金払い注文の配達があり、注文者との現金トラブルがあったことについて記事を書きました。
簡単に言ってしまうと「お釣りが1000円足りないトラブル」で、サポセンにその場で相談しようとしたのですが全く繋がらなかったので仕方がなく1000円を余分に渡して配達を完させました。
その日のうちにメールでサポセンに事の経緯を説明し、「自分は絶対にお釣りを間違えていないし、注文者に非がある(怪しい)」と主張したのですが、サポセンからの回答は「補償はない。その場でサポセンに連絡しなかったから自業自得」というものでした。
正直言ってこちらの話を完全に無視していて呆れた回答だったのですがいち配達員が何か言って大企業に社会的に抹殺される(アカウント停止)されるのも嫌だったので1000円は諦めました。
しかしあれから1ヶ月以上たった先日、突然サポセンからこの件についてメールが来ました。
今回はそのことについてちょこっと追記します。
ことの経緯をもう一度説明
注文者とのお釣りトラブルをもう一度簡単に説明すると
- 現金払い案件
- 9000円のお釣りを双方で確認
- 一旦家に入った後に注文者が「千円足りない」と主張
- こちらは「ちゃんと9000円渡した」と主張
- サポセンは通じず
- 次の配達があったので諦めて1000円渡す
- その日にメールでサポセンに報告
- 「補償はない」との回答
- ガッデム
こんな感じです。
その場で言ってくれればいいのですが、一度家の中に入られているのでこちらとしても
わかりました。じゃあ千円払います。
と素直に応じることも出来ません。
しかしサポセンに連絡しようにも5分以上通じず、次の配達も入っていたので仕方なく千円を渡して配達を完了させました。
しかしこちらとしても千円を余分に渡しているので、「乗客が料金の一部(千円)を払わなかった」として処理しました。
しかしどのように私の千円が戻って来るのかは不明だったので、その日の夜にサポートセンターにメールを送ったところ「補償はない」との返信が来ました。
いつもUber Eatsにご尽力いただき ありがとうございます。恐れ入りますが現金注文の場合は システム上 後から金額変更することが出来兼ねます。また補償もしておりません。サポートの電話が混みあっており繋がらなかったことは申し訳なく存じます。 次回以降はより一層の金額確認をお願いします。この度は ご要望にそえず申し訳ありません。今後ともUber Eatsをよろしくお願いいたします。
つまり注文者との現金トラブルが発生した時は配達員が一部を負担しなくてはいけないのです。
配達員に明らかな非がある(ラーメンを非常階段に投げ捨てる等)があれば負担するのは納得ですが、今回は私に非はありません。
あるとすればサポセンに連絡しなかった事ですが、5分以上も繋がらないし次の配達も入っていたのでどうしようもありませんでした。
まあでも1000円なので授業料を払ったと思い諦める事にしました。
現金払い注文は本当にリスクが大きいので配達員は気をつけましょう。
1ヶ月後にサポセンから来たメール
しかしつい先日、サポセンからこの件について突然メールが来ました。
正直1ヶ月も経っていたのでもう忘れかけていましたが、メールの内容も見て多少驚きつつ
まあそれが当たり前の対応だよね。むしろ遅すぎる。
とも思いました。
こちらが送られて来たメールになります。
いつもUber Eatsにご尽力いただき ありがとうございます。9月29日にお問い合わせいただきました件について訂正とお詫びがございます。 ご注文者様より「1000円足りない」とのことで双方での確認を行いお釣りを渡した後に、 足りないと申告があったとのことでご対応いただきありがとうござ いました。 まず結果から申し上げますとこの度お支払いしていただいた分となる1000円につきましては、補填させていただきました。 今回の流れとなりました経緯としては、(自分)様でのご対応に間違いはなく、また非はない状態であることを確認しましたので、 ご対応となりました。 後からご注文者様へお渡しした1000円につきましては、「その他」のお支払いとしてご確認いただけます。 調整後の金額がアプリで確認できるようになるまで数日間かかる場合がございますが、 手続きは完了しておりますのでご安心くださいませ。
要約すると「あんたの対応は間違ってなかった。1000円は返すからこれからもよろしくな」です。
まあ、当然と言えば当然の対応だと思います。
お互いにお釣りを確認した後、一旦家に入ってから「お釣りが足りない」と言われても、常識的に考えてかなり怪しいのは明白。
スーパーのレジでお釣りをもらい後で1000円足りない事に気付いて
すいませんさっきの会計でお釣りが1000円足りないんですけど。
と言っても
いや、無理っしょ。あんた一回外出てるやん。
普通は無理です。
お釣りは受け取った時にしっかり間違ってないか確認するのは当たり前で、この確認を怠って後でお釣りが足りないと気付いたとしても、それこそ自業自得。
私のケースでは非があるとすれば絶対に注文者の方なのです(まあ今回の注文者は絶対に嘘をついている、もしくは勘違いしていると思いますが)。
サポセンにも電話をかけ続けましたが一向に通じない、そして次の配達も入ってるという状況でとりあえず1000円渡して配達を完了させるというのは間違った対応ではないと思います。
とりあえず1000円は保留させるという選択肢もありましたが、その場合は注文者が「配達員がお釣りを1000円チョロまかした」と報告されてアカウントの健全性に悪影響が出る可能性もあったので、取りたくはありませんでした。
今回の件で非があるとすれば5分以上かけ続けても全く通じないサポセンにあるでしょう。
サポートしてくれるはずのサポセンが全く通じないのではサポセンの意味がありません。
そんなものはただのセンターです。
まとめ
今回は注文者との現金トラブルがあってから1ヶ月後にサポセンから補償されたという話を紹介しました。
1ヶ月も時間がかかっていたことから察するに、サポセンの方でも「補償すべきなのかどうなのか」について議論があったのではないかと思います。
というのも今の現金払いの仕組みだと配達員が損をしてしまうケースが多々考えられるからです。
今回のお釣りトラブルもそうですがアプリ上に「現金を受け取らないでください」と表示され、指示通りに現金を受け取らなかったのに現金案件として処理される事案も発生しています。
現金を受け取らないでくださいって出てきて、受け取らなかったけど、しっかり回収した扱いになっていて、しっかり残高きら引かれてた。
これで雨インセクリアしてもほぼ意味なしですね。 pic.twitter.com/N4pZXmvPiJ— はたらく!UBER配達員TOMIO (@UBRE4) October 18, 2019
お金をしっかり数えるのはもちろん、何か変だと思ったら真っ先にサポセンに電話するのがベターです。
サポセンに電話せずに自分で対処したら後で補償されるかどうかはなんとも言えないので、10分かかっても電話をし続ける方がいいと思います。
いずれにせよ現金払いはリスクが大きいことを理解してからオンにする必要がありますね。
※2022年6月追記:正規品ウバッグの販売は終了しましたので業務用デリバリーバッグを購入しましょう。参考記事はこちら↓
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