ウーバーイーツ配達員の証とも言える配達用バッグ、通称「ウバッグ」。
街中でこのバッグを背負いながら自転車(もしくはバイク)に乗っている人がいれば十中八九ウーバーイーツ配達員であることは間違いありません。
ところで「ウバッグって絶対に使わなきゃいいの?自前のバッグじゃダメなの?」と気になったことがある配達員も多いはず。
ウーバーイーツ登録できたけどバッグ品切れなんだが()
手持ちでいい?— 煉獄 イウォビビビ (@arsenal565656) April 27, 2020
今(2020年4月30日)は新型コロナの影響でパートナーセンターが閉鎖しているため、ウバッグはアマゾンで自分で購入しなければならなくなりましたが、転売ヤーたちがウバッグを買い占めるので売り切れ状態が続いています。
本当に転売ヤーたちは社会悪です。
そこでこの記事では
- ウバッグの使用は義務なのか
- 自前のリュックで運んでもいいのか
について詳しく解説していきます。
おすすめの自前バッグについてはこちら。
最近はウバッグよりも自前バッグの方が良いような気がしてきました。
※10月19日追記:最近はウバッグに似た業務用デリバリーバッグがアマゾンで売っています。こちらもおすすめ。
※2020年11月追記:公式ウバッグが5000円に値上げされました。
※2022年6月追記:正規品ウバッグの販売は終了しましたので業務用デリバリーバッグを購入しましょう。参考記事はこちら↓
ウバッグは使わなくてもいい
結論から言うとウバッグを使わないで自前のバッグで配達しても問題ありません。
ウーバーイーツの配達要件にはこうあります。
料理を配達バッグに入れてお届けする必要がある場合や、レストランに特定の料理を別々にすることを要求される場合があります。例えば、自転車に乗る配達パートナーは、振動や外部の気象条件から料理を守るため、また、食品安全の目的のための特別なバッグが必要な場合があります。
「食品安全の目的のための特別なバッグ」があればいいと書いてあります。
要するに「保温・保冷がしっかり出来ているバッグ」であれば配達要件を満たしていることになるため、ウバッグを使う必要はないのです。
今ベトナム人の男の子がマックピックしてドラえもんプリントの保冷バックに入れてチャリのカゴに入れて配達行ってた。
あれもダメって言う人いるのかな?
ウバック義務化とか言ってるツイートみたけどあんなデカくて非効率なバッグより自前の保冷バッグで僕は効率的にやる方に賛成🙋♂️— tomUberEATS@配達員 (@stttm1108) April 23, 2020
ドラえもんがプリントされてようが保冷・保温がしっかりしていればなんだって構わないのです。
ちょっとややこしい話ですが、Uberと配達員(パートナー)の間には雇用関係がないため、指示や命令などは出来ないのです。
要するに配達員は個人事業主で、料理の配達を請け負っているだけ、というわけです。
Uberは雇用主ではないので配達員がどんなバッグを使っていようがキチンを料理を届けていれば何も言うことは出来ないのです。
ちなみに個人事業主なので確定申告をする必要もあります。
問い合わせてみた
実際に問い合わせてみた人もいますが、「ウバッグの在庫が無い場合は代替品を自分で用意してくれ」という回答が返ってきたそうです。
ウバッグの件について問い合わせてみた。
Uber「在庫ないから好きなバッグでやって。BADつけられても知らんけどwww」 pic.twitter.com/NIAnew3oJ9
— 綱吉♀ (@king_tsunayoshi) September 24, 2018
後で解説しますが、最近はパートナーセンターにウバッグの在庫が無く、自分でウバッグ(もしくは代替品)を用意することになります。
以前はパートナーセンターで4000円(去年は8000円)のデポジットと引き換えに支給されていましたが、このシステムは現在では廃止されたようです。
自前のリュックでも可能
私がウーバーイーツを始めたのは2019年の5月で、その時に支給されたのが第3世代ウバッグです。
通称「しゃくれウバッグ」と呼ばれています。
ウバッグの歴代種類についてはこちらの記事にまとめてあります。
しかし私は専業ではなく、副業で週末に稼働することが多かったので、このバッグだと大きすぎて持ち運びが不便でした。
そういうわけで途中から別メーカーの保冷(保温)リュックで配達していました。
私が使っていたのがこういうリュック。
見た目は普通のリュックなので普段から使えますし、もちろん保冷・保温もバッチリです。
2020年6月現在私が使っている保冷リュックはこちら。
「小さすぎるんじゃないか」と心配する人もいるかもしれませんが、私の感覚だと注文のうち8割から9割は「牛丼1個」「マックのセット」「タピオカ」「ケンタのセット」のように一人分の食事なので、このリュックでも問題はありませんでした。
たまーに弁当が10個とかピザとか大きな料理の注文が入ると受けキャンせざるを得ませんが、基本的にこのサイズ(25Lくらい)でほとんどの注文を配達することが出来ました。
専業だったり、朝から晩まででがっつり稼ぎたい方はウバッグの方がいいと思いますが、副業でたまに稼働するくらいだったらこういうリュックがおすすめですね。
義務ではないが推奨する
上でも言った通り、ウバッグの使用は義務ではありませんが一応推奨はされています。
その理由の一つが「レストランとお客さんからの印象」。
法律上はUberと配達員の間に雇用関係は無いので「ウーバーイーツ配達員」という言葉も本当は間違っているのですが、レストランとお客さんにとってはそんなことは関係ありません。
ウバッグではない普通のバッグ(仮に保温機能があっても)でピックアップに来た配達員を見たらお店の人は「ウバッグ持ってないけどこいつは本当にウーバーイーツ配達員なのか?」と不審に思うこともあります。
これはお客さんに料理を受け渡す時も同様です。
このことが原因で「配達用バッグを持っていなかったBAD」を食らうこともあります(経験済み)。
公式のウバッグを使っていないことが客や店からの評価に影響する可能性はあります。
しかし「ウバッグ使わない」、「小バッグのみ」、「リュック配達」「メットイン配達」、「手で持って配達」などは、少なくとも違反行為ではなく、第三者からとやかく言われる筋合いはないということのようです。
— ウーバーイーツ全店舗マップ (@UberEatsMAP) June 19, 2019
本当は違反行為でなくてもレストランとお客さんにとってはやはりウバッグを持って来て欲しいと言うのが正直なところです。
評価を気にしている場合は自前の保冷リュックではなく、公式のウバッグを使った方が無難ですね。
ウバッグが売り切れてて買えない場合はウバッグに似た配達用バッグを使うのがおすすめです。
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アマゾンで売り切れの場合はこちらも検討してみましょう。
※10月19日追記:最近はウバッグに似た業務用デリバリーバッグがアマゾンで売っています。こちらもおすすめ。
ウバッグはアマゾンで買える
最近はパートナーセンターでウバッグを支給することも無くなりました。
そもそも今(2020年4月29日)は新型コロナの影響で全国のパートナーセンターが閉鎖されているので、配達員は自分でウバッグを手に入れなくてはなりません。
実はウバッグはアマゾンで買えます。
ちゃんとUET JAPAN(ウーバーイーツジャパン)が定価の4000円で販売している公式のウバッグです。
ウバッグは意外と安い上に機能性が高いので、アマゾンで気軽に買えるようになった今は配達員以外の人にも人気があります。
特にボドゲ(ボードゲーム)を運ぶのに便利と言うことでボドゲファンの間ではちょっとした人気が出ています。
売り切れていることが多いので在庫があるうちに購入しておくのがおすすめです。
※2022年6月追記:正規品ウバッグの販売は終了しましたので業務用デリバリーバッグを購入しましょう。参考記事はこちら↓
まとめ
今回は
- ウバッグの使用は義務なのか
- 自前のリュックで運んでもいいのか
という疑問について解説しました。
結論から言うとウバッグは義務では無いので、自前のリュックで運んでもルール違反ではありません。
私も一時期は自前の保冷リュックで配達していました。
しかしレストランやお客さんからの反応を考えるとやはり公式のウバッグを使った方が無難です。
不審に思われた時に「自前のバッグでもルール違反じゃないんです」と説明しても全員すんなりと納得してくれるかどうかはかなり微妙です。
評価を気にしているなら公式のウバッグで配達した方が安心ですね。
おすすめの自前バッグについてはこちら。
今は4000円で買えるのでアマゾンの在庫があるうちに購入しておくのがおすすめです。
※2022年6月追記:正規品ウバッグの販売は終了しましたので業務用デリバリーバッグを購入しましょう。参考記事はこちら↓
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