実は最近このブログのPV数が芳しくありません。
2月は今現在で80記事以上書いているのですが、PV数は1月に比べてかなり下がっています。
これまでずっと右肩上がりだったPVが2月に入ってからガクッと調子が悪くなってしまいました。
ここで詳しくは書きませんが、考えられる原因は「パーマリンク変更」と「AMP設定」だと思われます。
そんなわけでかなり落ち込んでいるのですが、実はこっそり別のブログを2つ作っていました。
雑記ブログと特化型ブログの2つを作り、ある程度記事も書いたのでアドセンスに申請してみたところ、特化型ブログの方は申請してから数時間後に合格のメールが来ました。
申請してからたった数時間後に合格通知が来るのもびっくりでしたが、何よりも驚いたのがその特化型ブログはアドセンス合格には必須と言われているいくつかの条件を完全に無視していたからです。
アドセンス合格には「記事数が20以上」とか「お問い合わせファームが必要」とか様々な条件があるとされています。
しかし今回アドセンスに合格した特化型ブログはそれらの条件を満たしていませんでした。でも合格したのです。
今回は必要条件を満たしていなかった私の特化型ブログがなぜアドセンスに合格したかについて考えてみます。
アドセンスに必要とされる条件は?
禁止コンテンツはNG
まず大前提として禁止コンテンツはブログに書いてはいけません。これは当然ですね。
- アダルト コンテンツ
- 家族向けコンテンツに含まれる成人向けのテーマ
- 危険または中傷的なコンテンツ
- 危険ドラッグおよび薬物に関連するコンテンツ
- アルコールに関連するコンテンツ
- タバコに関連するコンテンツ
- ギャンブルとゲームに関連するコンテンツ
- ヘルスケアに関連するコンテンツ
- ハッキング、クラッキングに関連するコンテンツ
- 報酬プログラムを提供するページ
- 不適切な表示に関連するコンテンツ
- 衝撃的なコンテンツ
- 武器および兵器に関連するコンテンツ
- 不正行為を助長するコンテンツ
- 違法なコンテンツ (アドセンス:コンテンツポリシー)
ネットで言われる審査基準
ネットで調べてみると様々な審査基準があるようです。細かいものはたくさんありますが、よく見かけるのは次の8つではないでしょうか。
- 記事数は20以上
- 文字数は1記事1500以上
- 問い合わせフォーム
- プライバシーポリシー
- 免責事項
- アイキャッチ画像
- サイトマップ
- 広告は貼らない
まとめてみるとこんな感じ。きっとみなさんもよく見かける基準ばかりではないでしょうか。
しかしこの審査基準はあくまでアドセンスに申請したこちら側の推測であり、Googleが「これした方がいいよ」言っているわけではありません。
あくまで噂程度の基準です。必ずしもこの基準を全て満たさなければアドセンスの審査に通らないというわけではありません。
アドセンスに合格した私の特化型ブログ
それでは、アドセンスに合格した時の私の特化型ブログはどの程度この審査基準を満たしていたのか見てみましょう。
アドセンスの審査基準(ウワサ) | 私の特化型ブログ |
記事数は20以上 | ちょうど20記事 |
文字数は1記事1500以上 | 1記事平均1800文字くらい |
お問い合わせフォーム | 無し |
プライバシーポリシー | Google広告のみ |
免責事項 | 無し |
アイキャッチ画像 | 半分アリ・半分無し |
サイトマップ | 無し |
他の広告はNG | A8の広告を4記事くらいに貼っていた |
ご覧の通り、半分くらいの基準は満たしていませんでした。それでもアドセンスの審査には通っています。
- お問い合わせフォーム無し
- 免責事項無し
- アイキャッチ半分無し
- サイトマップ無し
- 他の広告アリ
でもアドセンスに合格しました。
アドセンスの審査基準は「コンテンツの質と量」
今回の結果を踏まえてアドセンスの審査基準をもう一度考えてみるとやっぱり「コンテンツの質と量」が一番大事なのかなあと思います。
アドセンスの審査に落ちる人のほとんどはブログを始めたばかりの初心者ブロガーさんが多いのではないでしょうか。
「これだけ記事を書いたからとりあえず申請しよう!」と自信満々に申請するはずです。
でも、そういうブログって大体コンテンツの質が低かったり、文字数が少なかったりするんです。
そもそも今まで文章をたくさん書いてこなかった人がいきなりブログを始めたってどうしても日記っぽくなってしまいますよね。
私も最初の数ヶ月の記事はひどいものでした。自分で読んでも理解出来ません。
そもそも、ブログ始めたてで「コンテンツの質が高い記事を書け」って言われてもよく分かりませんよね(今もよくわからないけど)。
そういう時はとにかく記事を書きまくることが重要です。20記事で申請に通らなければ40記事で申請してみましょう。
記事はいくら書いても無駄にはなりませんし、たくさん書いていると自然に文章を書くことに慣れてきます。
文章に書くことに慣れると記事を書くスピードも早くなり、記事数も多くなります。
そのうち「質が高いコンテンツ」についてもなんとなく分かってきます。そうしたら再びアドセンスに申請してみましょう。
アドセンスの基準は厳しくなっていない
今はなぜかブログブームでブログを始める人が非常に多いです。
ネットやツイッターで「審査にまた落ちた…..」なんて言っている人は大体初心者ブロガーの方が多い気がします。
最近アドセンスの審査が厳しくなったとされる所以(ゆえん)もここにある気がします。
私は、アドセンスの基準が厳しくなったのではなく、単にブロガーの数が増えたので比例してアドセンスに申請して不合格になる人が増えただけだと思っています。
「ブログを初めてからの最初の目標はアドセンス合格だ」という固定観念みたいなものがネット上に溢れていて、「とりあえず記事数が溜まったから申請してみよう!お問い合わせフォームもプライバシーポリシーもあるし大丈夫でしょ!」という軽い気持ちで申請する人が多い印象を受けます。
「アドセンス広告が無ければブロガーじゃない」みたいな風潮もあります。
そういう人たちが審査に落ちる一番の理由は「コンテンツ不十分」ではないでしょうか。
要は焦りすぎてアドセンスに申請するのが早すぎるのです。
ある程度文字数がある記事をたくさん書いてから申請すれば、アドセンスに落ちることはほとんど無いんじゃないかと思います。
ブログをこれからもずっと続けていくつもりなら、何記事あってもいいはずです。
Googleの審査基準も実は「この人は今後もこのブログ続けていくつもりなのか(もしくは続けていきそうなのか)」ではないかと私は思っています。
すぐに更新が止まってしまいそうなブログに広告を出しても広告主は困ってしまいますよね。
Googleとしても長続きしなさそうなブログをアドセンス合格させても意味がないのです。
だから「20記事書いたからとりあえず申請してみよう」ではなく「ある程度質の高い記事も書けたし、ブログの方向性も決まったから申請してみよう」だとすぐに審査に通るハズ、と私は思っています。
最初は「雑記」よりも「特化型」?
とは言ってもやっぱり早い段階からアドセンスに申請して合格したい気持ちはありますよね。
アドセンス広告は他のASP広告と違ってクリックするだけで収益が出るので、初心者ブロガーほど「早くアドセンスに受かりたい!」という気持ちが強いのは確かです。
そんな時はテーマがバラバラな「雑記ブログ」ではなくテーマを絞った「特化型ブログ」を意識して記事を書いてみるとアドセンスに受かりやすいと(私は)思います。
今回私は「雑記ブログ」と「特化型ブログ」の2つを同時に申請しました。記事数も文字数もその他の必要事項も大体同じです。
しかし「特化型ブログ」の合格通知は申請から数時間後に来たのに、「雑記型ブログ」の結果はまだ来ていません。
というよりも多分申請に通らなかったんじゃないかと思っています。
「特化型ブログ」の方がアドセンスの申請に通りやすい理由として考えられるのは…..、正直よく分かりません。
ただ、テーマを1つや2つ絞ることでブログの統一性は出ますよね。すると想定される読者(ペルソナ)もかなり詳細にイメージすることが出来ます。
そうするとブログに合った広告主もすぐに見つかるからGoogleにとっても嬉しい…….、なんてことを考えてみましたが完全に私の仮説です。
まとめ
話があっちこっちに飛んだので最後に簡単にまとめます。
- アドセンス合格には「コンテンツの質と量」
- その他の必要条件は必須ではない
- 「雑記」よりも「特化型」が受かりやすい?
今回申請に通ったブログはお問い合わせフォームも無ければアイキャッチ画像も適当で、おまけにA8の広告を貼ったページもありました。
それでもアドセンスに合格したということから考えると、合格に重要なのは「コンテンツの質と量」だというのは確実に言えますね。
あとは「雑記ブログ」の結果がまだ出てないのに「特化型ブログ」が数時間後に合格通知が来たことを考えると「特化型ブログ」の方が申請に通りやすいという傾向もありそうです。
雑記ブログを作る目的であっても、最初はテーマを2つか3つに絞って記事を書きまくるのが良さそうです。
何度も繰り返しますが、Googleがチェックしているのは「このサイトは広告を出すのに値するのか」だと思います。
記事数云々よりも「私のサイトに広告を出すとたくさんクリックされますよ」というアピールをするつもりで記事を書いていった方がアドセンスに合格しやすいんじゃないかと、私は思います。
アドセンス関連では一番読まれている本です。
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