ウーバーイーツの配達員を初めてからもうすぐ5ヶ月が経とうとしています。
タイに行ったりマレーシアに行ったりしてて1ヶ月近く休んでいた時もありましたが、ようやく配達回数も1000回に近づいてきました。
ウーバーイーツを始めた頃は全く配達依頼が入らずに時給換算で500円くらいでしたが、現金払い設定をオンにしてからは時給1000円以上をキープし続けています。
いつでも好きな時に稼働すればいいので、会社に入れなかった人間にとっては理想的な仕事形態ですね。
ところで最近、現金払い設定をオンにしてから初めてのトラブルにあいました。
一言で言うとお釣りのトラブルです。
これまで500回以上は現金払いの配達をしていると思いますが、初めての経験でした。
そこで今回は私と同じように現金払いをオンにしている配達員向けに、私の身に起こったことと、現金払いのリスクなどについて情報共有したいと思います。
お釣りが足りないトラブル
トラブルがあったのが先月末の現金払いの案件。
注文者のアパートに到着後、まずは料理を渡し、その後に代金の受け渡しをしました。
ちなみに注文者は日本人ではありません(国名は伏せます)。
1340円の支払いだったのですが注文者が「1万円札しかない」ということで10340円出してきました。
つまりお釣りは9000円(10340ー1340)。
多少面倒だったのですが小銭が無いぶんだいぶマシです。
ちゃんと注文者の目の前で5千円札1枚と千円札4枚を数え注文者に手渡したところ、そのままお釣りを受け取って何も問題なく配達が完了するはずでした。
しかし自転車に戻って配達を完了させて次の配達に向かおうとしたところ、急に先ほどの注文者から電話がかかってきました。
そのまま電話がすぐに切られてしまい、こちらから掛け直すのも面倒だったので、直接注文者の部屋のドアのインターホンを鳴らしました。
どーしましたか?
特に料理をこぼした記憶も無かったので、何故再び呼び出されたのか疑問でした。
するといきなり「お釣りが千円足りない」と言われました。
えっ、うそん。
と思わず声が出てしまいました。
お釣りが千円足りないですと。
しかし、そんなわけはありません。
さっきしっかり枚数を数えたし、注文者も一緒に見ていたはず。
一応自分の財布の中のお札の枚数を数えてみても、確かに9000円がごっそり無くなっています。
私はいつも千円札を10枚束にしているので枚数を確認してみたのですが、やっぱり千円札が4枚なくなっています。
ほんとに千円足りないんですか?
と聞いたら、私が渡した(と思われる)5千円札1枚と千円札3枚を扇のようにして見せてきました。
確かに8000円しかありません。
しかし
そんなもの信じられるか!!
と言うのが正直なところ。
お釣りを渡した時に「足りない」と言ってくれれば私のミスで間違いないですが、一旦家に入ってから「お釣りが足りない」と言われてもどっちの責任(間違い)なのかもはや確認することが出来ません。
一度ドアを閉められてしまえば向こうで何をしているのかはこちらは一切わからないし、「お釣りが足りない」と言われても困ります。
私としては絶対に9000円渡したし、向こうが勘違いしている(もしくは嘘をついている)と思うしかありません。
サポセンには全く繋がらず
先述の通りその注文者は外国人で日本語があんまり堪能ではありませんでした。
ラチがあかないのでサポセンに連絡してみたのですが、一向に通じません。
5分以上かけてみたのですずっと謎の音楽が流れててサポートに繋がる気配が皆無。
次の配達も入っていたのでかなり焦りました。
渋々1000円渡す
結局7分くらい待ってもサポセンに繋がらないので諦めて電話を切りました。
私としてはそのまま配達を完了させて次の配達に行きたかったのですが、後々面倒なことになると嫌なので渋々1000円を渡して配達を完了させました。
今となっては渡すべきではなかったかなと思っていますが、「配達員からお釣りをもらってない」と一方的に主張されて、最悪の場合アカウントが停止になるんじゃないかと言う心配も多少ありました。
注文者の未払いとして報告
もちろん私は絶対にお釣りを間違いなく渡したと確信しています。
こちらとしては1000円余分にお釣りを渡している状態なので、このままサポセンに連絡しないと1000円私が損したことになってしまいます。
しかしサポセンは全く繋がる気配無し。
そこで一時的な措置として、「注文者が代金の一部を払わなかった」としてアプリ上でサポセンに連絡することになりました。
現金払い案件の場合はアプリ上に「注文者が代金を払わなかった」という項目があり、そこに注文者が払わなかった代金を入力することが出来ます。
「詳細はこちら」をタッチ。
下にある「乗客が料金を支払わなかった」「乗客が料金の一部を支払わなかった」をタッチ。
「続行」をタッチすると
ここに自分が受け取った金額を入力します。
今回は私が余分に1000円お釣りを渡したので、これはつまり注文者が1000円未払いという状態。
料理の代金の総額が1340円だったので、340円しか払っていないということになります。
というわけで受取額のところに「340」と入力したところ、「あとはサポートセンターがフォローアップするので安心してください」という文言が表示されて配達を完了させました。
後でメールで連絡
その日の夜にお問い合わせフォームから「現金案件でお釣りのトラブルがあったこと」「 サポセンに全然繋がらなかったので1000円渡したこと」「どうやってフォローアップしてくれるのか」などを問い合わせました。
しかし、「フォローアップする」と言っておきながら未だにサポセンから連絡はありません。
もう3日以上経ってますが何の音沙汰も無し。
これまではどんなに遅くても2日以内に返信メールが返ってきたのですが、今回は全く何の反応もありません。
何度か電話してみたのですが、サポセンには一向に繋がらず困っています。
100円くらいならまあ諦めますが、1000円は結構デカイ額なのでなるべく早めに返金して欲しいのですが、売り上げや明細のページを見てもそれらしいお金は入ったいない模様。
一体私の1000円はどうなってしまうのか、進展があれば追記します。
※追記
1週間以上経ってからサポセンから返信が戻って来ました。
詳しくはこちらの記事を読んでいただきたいのですが、結論から言うと千円は戻って来ませんでした。
現金払いのリスクと対策
今回のお釣りトラブルで「現金払いがやっぱりリスクがある」ということを再認識しました。
お釣りトラブルはかなり稀なケースだとは思いますが、直接的に現金のやりとりをする時は特に注意を払っておいた方がいいですね。
必ず注文者にお釣りを数えさせる
現金トラブルを避ける上でもっとも重要なのが金額を間違えないこと。
代金をもらう時でもお釣りを渡す時でもしっかり金額を数えて、1円も間違ってないことを確認しなければ後々大きなトラブルになりかねません。
そして金額を数える時は必ず注文者と一緒に確認しましょう。
特にお札を数える時は一枚一枚ゆっくり声を出して数えたり、注文者に「ご確認ください」と言って目の前で数えさせて枚数が本当に正しいか確認させましょう。
今回のケースで私は注文者にお札の枚数を数えさせませんでした。
これが私の過失です。
この時点でお釣りが間違っていれば一旦家の中に入られても
さっき枚数合ってたじゃないですか。自分で数えてたじゃないですか。なんなんですかあなたは。
と堂々と主張出来ます。
トラブルがあればサポセンに連絡
現金で何百回も配達していれば一度くらいはお釣りトラブルに巻き込まれる可能性は十分あります。
そんな時は何よりもまずサポセンに連絡して指示を仰ぎましょう。
金額が小さければ余分なお釣りを渡して後で報告してもいいですが、金額が大きい場合はその場でサポセンに相談するのが一番です。
後で大きなトラブルになるのを避けたいなら、次の配達をキャンセルしてでもサポセンに繋がるまで待つのがいいと思います。
「受けキャン」はアカウント健全性に悪い影響はありますが、お釣りトラブルにあってしまったら仕方ありません。
小銭とお札をしっかり用意する
あと、現金払いだとたまに1万円札しか出さない注文者もいます。
たまにであればいいのですが3人くらい立て続けに1万円を出されるとお釣りが足りなくなって近くのコンビニで両替する羽目になってしまいます。
両替に行っていると配達には遅れますし、遅延バッドの可能性も出てくるのでできれば避けたいところです。
なのでなるべくお釣りの用意は多めにしておいた方が良いでしょう。
まとめ
今回は自分の身に起こった現金払いのお釣りトラブルと、未然に防ぐ方法を紹介しました。
お釣りトラブルはおそらく稀なケースだと思いますが、現金払い設定をオンにしている以上、常に何かしらのトラブルに巻き込まれるリスクがあると思っておくのが良いでしょう。
そして万が一トラブルに巻き込まれてしまった時は迷わずサポセンに連絡するのが一番良いです。
サポセンからの返信
※追記
1週間以上経ってからサポセンから返信が戻って来ました。
詳しくはこちらの記事を読んでいただきたいのですが、結論から言うと千円は戻って来ませんでした。
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