初めて治験に応募する時は頭のどこかに不安要素があるものです。
僕が初めて治験に応募したのは6年ほど前のことでした。
最初に治験に応募した時は何日も前からインターネットで治験経験者の情報を探したり、臨床試験を実施する病院の口コミを調べたり、入院生活がどんなものなのかずっと想像したりしていました(僕の場合はどうしてもまとまったお金が必要だったので応募するのはMustでしたが。)
そんなわけで今回は僕の実体験をいくつかまとめてみました。
正真正銘本物のリアル体験談です。
これから治験を受けたいけどちょっと勇気が…という方の背中を押すことが出来たら幸いです。
〈そもそも治験って何するの?という方はこちら〉
治験体験談❶(2泊×2回)
人生で初めて治験に参加した時の体験談です。
あの時は色々と不安でいっぱいで、前日は全く眠れませんでした。
しかしクリニックの設備が思った以上にしっかりしていて、かなり優遇されていたと感じました。
この最初の治験が無ければその後10回も治験に参加することも無かったことでしょう。
治験体験談❷(4泊×2回)
この治験の思い出は「とにかく謝礼金がデカかった」です。
4泊が2回で20万円ですから1泊なんと25000円。
寝ているだけで25000円もらえるという夢のような日々でした。
隣の被験者が採血中に気絶するというハプニングはありましたが、出来ればもう一度参加したい治験でした。
治験体験談③(5泊×1回+12回通院)
この治験も5泊が一回と12回の通院で30万円もらえるという破格の案件でした。
しかし、残念ながら入院前日に●●を引いてしまい、入院日当日の健康診断で帰宅させられてしまいました。
この時は本当に落ち込んだのをよく覚えています。
治験体験談⓸(6泊×1回)
この治験も1泊あたり23000円くらいの非常に謝礼金が高い案件でした。
6日間の入院ということだったので、本や漫画を大量に持って行き準備も万全でした。
しかし投薬日に薬の副作用が出てしまいました。
初めてのことだったので結構辛くて、本気で家に帰りたくなりました。
副作用が出ていたのはたった数時間だったのですが、この時は二度と治験に参加するものかと思っていました(結局その後も参加し続けていますが)。
治験体験談❺(3泊×1回+通院3回)
これはとてもいい条件の治験モニターでしたがその分倍率が高かったです。
実はこの治験でも僕は最初に補欠者として選ばれました。
しかし、投薬当日の検診で順位が入れ替わり、なんとか投薬組に入ることが出来ました。
投薬は点滴でしたが採血の数が少ない分被験者の負担は少なかったです。
治験体験談⑥(3泊×2回)
これもとてもいい条件の治験モニターでした。
実は6回目と同じ病院だったのでかなりリラックスして入院生活を送ることが出来ました。
ただこの治験の投薬でも睡魔という副作用があり、自分も含めて病室にいる殆ど全ての被験者が睡魔と戦っていました(客観的に見るとこれはこれで結構面白い光景でした)。
まとめ
これまで10回以上治験に参加した僕の感想は
治験はやっぱいいバイトだなぁ
治験サイトに登録してみよう!!
治験に参加するには?
治験に参加するためには「治験情報ウェブサイト」を通じて募集している治験を見つけることから始まります。
治験情報ウェブサイト
治験情報ウェブサイトとは全国の治験情報を集めたウェブサイトです(そのままですね)。
言ってみれば治験の求人サイトのようなもので、当たり前ですが治験の求人しかありません。
ここでは私が実際に登録している治験情報サイトの中でも代表的なものをいくつか挙げて説明します。
どのサイトも分かりやすくてそれほど違いはないのですが、実際に登録してみてどんな感じなのかを自分の目で確かめることをオススメします。
たまにサイトによって募集している案件に違いがあるので、気になったサイトは取り敢えず登録してみましょう。
ちなみに大学生に一番おすすめのサイトはコーメディカルクラブという治験情報サイトです。
V-NET
V-NETは業界最大手の治験情報サイトで、医学ボランティアネットワークによって運用されています。
V-NETの特徴は解説ページが非常に分かりやすく作られていること。
- 治験の概要
- 治験のメリット
- 治験のデメリット
- 参加者の体験談
などが無料登録に進む前に簡潔に解説されています。
これなら治験に対する理解が深まりますし、初めての方でも安心して利用出来ますね。
また、扱っている案件数も非常に多く、隙間時間に参加しやすい治験も揃っています。
紹介案件としては、 男性20~40代、女性40歳以上対象のものが多い印象。
対象居住地としては、関東地区(東京・神奈川・千葉・埼玉)在住の方、もしくは関西地区(大阪・京都・兵庫)在住の方のものが多いです。
コーメディカルクラブ
コーメディカルクラブ(略してコメダ)も業界最大手の治験情報サイトです。
業界最大手を自負するだけあって案件の数は相当なもの。
モニター検索が「東京、20代、男」のように多少大雑把なのがちょっと残念ですが、その分検索結果がたくさん出てくるので良い条件の案件も見つかるのでおススメです。
20代から60代まで幅広い年代の被験者を募集しているのも魅力的です。
ちなみに僕は以前このサイトで4泊5日×2回で謝礼金20万円という破格の治験モニターに参加したことがあります。
1泊に換算すると約25000円です(時給だと1000円)。
これは歴代の入院治験の中でも最も協力費が良かった治験でした。
コメダだとたまにこんな掘り出し物案件が見つかります。登録しておいて損はありません。
JCVN
JCVNも業界最大手で10年以上の実績があります。
サイト自体もカラフルで見やすいです。
たまーにめちゃくちゃ謝礼金が高い治験があったりして私がよく利用するのもこのサイトです。
健康食品のモニターも多く、気軽に利用できますね。
最近ではJAXAと提携している臨床試験案件もあります(既に終了済みです)。
【JAXA閉鎖環境適応臨床試験】
クリニカルボランティアサポート
案件の探しやすさ・サイトの見やすさで言えばナンバーワンなのがクリニカルボランティアサポート。
臨床試験についても
- 健康な方
- 高齢者限定
- 女性限定
- 特定疾患
など幅広く募集していますね。
治験以外にも健康食品やサプリメントや化粧品のモニターも扱っているので一回登録しておけば楽ですね。
Qlife(キューライフ)
Qlife(キューライフ)は治験モニター登録者数が58万名以上もいる日本最大級の治験情報サイトです。
19歳から80歳までの幅広い年齢層を対象にしているのでどの年齢であっても参加出来る治験が揃っているのが特徴ですね。
どの治験情報サイトがいいの?
いずれも有名なサイトですので初めてでも安心・安全に利用できます。
僕個人が使った感じだとJCVNが一番使いやすくて謝礼金が高い治験が見つかると思います。
また、自分が狙った日程の治験がすぐに見つかるのでおすすめですね。
あとはコーメディカルクラブ(コメダ)ですね。
コメダは謝礼金が多くもらえる案件が多いので、必ずチェックして欲しいです。
治験を実施するクリニックの名前があったりするのも安心ですね。
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