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【タイの珍スポ】トンローにあるエロティックアートミュージアムKAMAVIJITRA

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BTSトンロー駅周辺は日本人町として知られ、歩いていると多くの日本人駐在員やその妻と子どもを見かけます。

駅の南側には外国人向けの高層マンションがいくつも建っており、駐在員たちはそこで優雅な暮らしをしながら下々の民衆を見下して生活しているとされてます。

そんなトンローを彼らが住む高層マンションなんかよりもさらに高度が上にある人口衛星(googleMap)から眺めていたら、「エロティックアートミュージアム」なるものを発見しました。

日本でいうところの秘宝館のことかと思いましたが、日本語の情報が一切ないので謎だらけでしたが、面白そうなので行ってみました。

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エロティックアートミュージアムKAMAVIJITRA

タイで最初のエロティックアートミュージアムだと謳っています。

Kamavijitraの意味

ちなみにKamavijitraとは性愛についての書物「カマスートラ」の「カマ」と「」を意味するvijitraを合わせた造語だそう。

Kamavijitra (a play on words between “kama” from the Kamasutra, the book of lovemaking, and vijitra, which means beautiful (bangkok-boldから引用)

外観

ここが入り口のようですが、どうやら今はここから入れないようでした。

この美術館に併設されたホテルのフロントから入るみたいです。

「Kama vijitra」書いてあります。 いかがわしい。 凝っています。 中庭にはこんなものも。球体関節人形を連想させます。

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どうやらオーナーさんは美術品全般を蒐集しているみたいです。鹿。なぜ?

入り口

ここが入り口となります。 ロビーです。ここにも様々な美術品や骨董品が並んでいます。後ろを振り向くとこんな扉があります。いかがわしい光がステンドガラスを通して見えてきます。

通常中に入るには事前に予約する必要があります。

更に入場料は500バーツ(ツアーガイド付き)です。

私はそんなことは知らずにアポイント無しで行ったんですが、オーナーの息子さんが出てきて私の為に開けてくれました。

更に私が500バーツを払うのを渋っていると「一階だけならタダでいいよ」と快くタダで案内してくれました。とても感謝です。

内部

ドアを開けると猥雑なカラーにカイトアップされた短い回廊が現れます。

少しずつ色が変わっていくのでエロティックなムードが更に助長されます。

これらの絵は全てチェンマイ在住のアーティストの作品だそうです。そういうばどこかでチェンマイは芸術の都市だと聞いたことがあります。 こちらの絵はどこかインドや中国の雰囲気があります。どうしてかと聞いてみるとこの絵の作者はタイの北部出身だから周辺国の文化の影響を受けているから、と言っていました。なるほどと関心しました。

これはガルーダとナーガという神々が戦っている様子だそう。

詳しく説明してもらったのですが、内容があまり頭に入ってこなかったので覚えていません。

ガルーダのオブジェ 置物 アジアン雑貨 バリ島 インテリア 神様 Garuda
najam

Wikipediaに詳しい説明がありました。

その一族はインド神話において人々に恐れられるのたぐい(ナーガ族)と敵対関係にあり、それらを退治する聖鳥として崇拝されている。これは、インドにおいて猛禽類孔雀は蛇を食べると解釈されていたことによるものらしい。単にの姿で描かれたり、人間に翼が生えた姿で描かれたりもするが、基本的には人間の胴体と鷲の頭部・を持つ、翼は赤く全身は黄金色に輝く巨大な鳥として描かれる。

これは見ての通り男根なのですが、本物は真ん中の一番太い物だけだそうです。

左右の二つは鉄で出来たもので、女性器に入り込んだ悪魔をまずはこの2本の鉄の男根で追い出すとかなんとかということでした。

確かダミラにも男根があったような。

これは昔のタイ語でなんて書いてあるかは分からないそうです。

ちなみにこの男根自体は100年前くらいのものだそう。

こちらは男根の上に女性が彫られています。

上から。

ちなみにオーナー一家は去年川崎のかなまら祭りに行ったそうです。

一家全員筋金入りの男根好きなでしょう。

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男根といえばバンコクにもう一箇所ありました。

【バンコクの珍スポ】男根の祠「チャオメータプティム」で子宝祈願

とても卑猥なポーズです。 これは約200年前のタイ人女性を描いたものだそうです。

オーナーの息子によると西洋の文化が入ってくる以前はタイの女性は上半身が露わになっているのが普通だったそうです。

更に一夫多妻制も常識だったんだとか。

However, the popularity of erotic art had declined since the advent of western cultures, which shared the value that women should cover the clothes up on the body. Therefore, the erotic art of Siam has been perceived as a nasty attitude till present. (Kamavijitraのホームページから引用)

こんなアクロバティックな体位の像もありました。 正面から。別アングルから。

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たーれっくさんの漫画も勉強になりますね。

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【タイ旅行者必見】たーれっくさんのマンガで予習しよう(kindleunlimitedなら読み放題)

タダで入らせてもらったので1階の展示だけで終了しました。

全部で4階まであるということでとても興味はあったのですが、私にとっては500バーツという大金がやはりネックでした。

いつか大金持ちになった時に再び訪れたいと思います。

お土産

帰ろうとしたところこんな物までもらってしまいました。

タダで入館させてくれた上にこんな卑猥なお土産まで頂けるとは感激の極みです。

皆さんも是非トンローで降りたらここに寄ってみて下さい。

こんなの売ってるんですね。

男根と言えば珍スポトラベラーの金原みわさんですね。

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補足

ミュージアムのすぐ横にロボットが立ってました。

私はこれは何なのかよく分からなかったのですが、調べてみたところイエローのロボットは「トランスフォーマー」に出てくるBumblebeeというロボットらしいです。

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どうやらこの美術館のオーナーは相当なお金持ちなようです。

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KAMAVIJITRAへの行き方

KAMAVIJITRAはトンロー駅から約800メートルの位置にあります。

歩いても行けますがちょっと離れているのでバイクタクシーを使った方が良いでしょう。

だいたい30バーツほどで行けます。

googleMapの住所を見せれば大丈夫です。

Kamavijitra, Sukhumvit 38 / Mon-Fri: 10am-7pm / http://fb.com/Kamavijitra, 080-994-6683. 

入場料は500バーツです。

このように高層マンションの近くにはバイクタクシーが集まる広場があります。

お金持ちを相手にしていることもあり、料金も明朗なのでぼったくられることはまずありません。

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