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マザー・テラサワ第三回単独講演会「玩具としての形而上学に関するロゴスの啓蒙」感想

お笑い

こんばんは。僕です。今は駄民具のダミラさんの2階を部分を間借りしてこれを書いています。今月限りでここにも来れなくなってしまうので悲しいです。

私事ですが、本日11月26日(日)に哲学芸人マザーテラサワさんの第三回単独講演会「玩具としての形而上学に関するロゴスの啓蒙」に行ってきました。本当は後日詳しい内容を書こうと思っていたのですが、モチベーションが下がらない内に書こうと思い、今こうして悪魔骸骨やその他魑魅魍魎に見つめられながら書いています。

メモと自分の記憶だけを頼りにしているので、実際の内容とは異なる箇所があるはずです。その時は読み飛ばして下さい。

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「玩具としての形而上学に関するロゴスの啓蒙」概要

会場

会場の「DAYS赤坂見附」

3階 大会議室(3A)

超満員です。

レジュメを配られます

タイトルは非常に堅苦しいですが、あくまでこれは「お笑いライブ」です。お間違えの無いように。

独演会の流れ

独演会は

  1. Introduction 
  2. 哲学プレゼン①
  3. 哲学コント①
  4. 哲学プレゼン②
  5. 哲学者と都市①
  6. 哲学プレゼン③
  7. 哲学コント②
  8. 哲学プレゼン④
  9. 哲学者と都市②
  10. 哲学プレゼン⑤
  11. 哲学コント③
  12. 哲学プレゼン⑥
  13. 哲学コント④
  14. 哲学者と都市③
  15. 哲学プレゼン⑦
  16. 哲学コント⑤
  17. 哲学者と都市④
  18. 哲学コント⑥
  19. Ending

という流れで進行しました。「哲学」という言葉が何度も繰り返すのでキーボードで打つのが正直大変です。

それぞれについて説明しますと

  • Introduction・・・独演会の概要、注意点、お願い、などを説明。
  • 哲学プレゼン・・・マイクロソフトパワーポイントを使ったプレゼン。
  • 哲学コント・・・マザーさんが普段ライブで行っているような哲学コントの動画を無音で流しながら、会場にいるマザーさんが横で活弁するという内容。要するに昔のトーキー映画みたいなもの。
  • 哲学者と都市・・・バニーガール扮する哲学者マザーテラサワが都内の様々場所を訪れ、哲学者の視点で現代社会に物申したり、愚かな民衆の冷たい視線に打ち勝って、哲学思想を体現したりする。
  • Ending・・・エンディング。マザーさんがローラースケートをしている動画を見ながらお別れ。

大体こんな内容でした。セミナールームという会場の性質上、普段のようなコントが出来ないということで、独演会は終始プロジェクターとスクリーンを使いました。もしそこに「笑い」が無ければ、本当に哲学セミナーにしか思えません。つまり、この独演会は例え「お笑いライブ」として面白くなかったとしても、「哲学セミナー」としては成立してしまうという、考えつくされた独演会なのです。

全体の流れとしては上の順番で進行しましたが、編集の都合上、それぞれをまとめて書いてしまいます。不適切な記述が含まれている場合があるので、それは見なかったことにして下さい。

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哲学プレゼン

①前田敦子と共同体意識

まずは哲学プレゼン①からです。ここではAKB48を脱退した際に当時19歳だった前田敦子が言った「私のことは嫌いでも、AKBは嫌いにならないでください!」という名台詞を取り上げました。マザーさんの解釈によると前田敦子のこの発言は思想的には共同体主義(communitarianism)に当たるということです。

そしてここから分かることは「前田敦子は自らの存在の価値をAKBという共同体を前提としているという事実を無意識に自覚している」ということです。つまり「AKBあっての前田敦子」ということです。なんか前田敦子って結構いい奴だったんですね。

また、共同体主義の反対には自由主義(liberalism)という思想がありますが、もし前田敦子がliberalistだったら「AKBのことは嫌いでも、私のことは嫌いにならないでください!」となり、とんでもないバッシングを受けていたことでしょう。

因みにマザーさんによれば、前田敦子が「梨園の男」に惚れた理由もこれで説明がつくそうです。「梨園」とは「伝統を重んじた共同体」です。つまりずっとAKBという共同体の一部であった前田敦子はAKBを脱退してから自分の帰属する共同体を失い、同時に自らの存在意義も失ってしまいそうになり、無意識的に新たな共同体を求めたとのことです。

②SM〇P解散騒動に見るゲーム理論の弱点

哲学には「囚人のジレンマ」という有名な問題があります。凄くザックリと説明すると「AとBという二人の囚人がいて、片方が自白した場合は自白した方が無罪(懲役0年)で黙秘した方が懲役10年、両方自白したら両方懲役2年、両方黙秘したら両方懲役5年、の時一体どういった行動を取ればいいのか(合理的か)という問題です。

これを分析する手段として「ゲーム理論」が用いられますが、マザーさんはあの国民的アイドルグループの解散についても同様のアプローチで分析を試みました。そしてSM〇Pが「解散」という非合理的な結果を選んだことから、ゲーム理論の弱点を浮き彫りにしました。(正直難しくて自分でもよく理解していません)

③ニーチェ哲学とデーモン小暮の必然性

ニーチェは「神は死んだ」という有名な言葉があるように、神を道徳(正しさ)の規準とするキリスト教的世界観の崩壊を決定的にした大哲学者です。代わって「デーモン小暮」は西暦:紀元前98,038年11月10日に誕生した悪魔教の教祖です。

マザーさんによると現代は「神の死」により善悪に絶対的な基準が無く(善悪の彼岸)なってしまったということです。それを証拠付けるのが1993年の「悪魔ちゃん命名騒動」で、その騒動の際に意地悪なインタビュアーがデーモン小暮に「自分の子どもに悪魔と名付けるのか?」という質問をしたところ、デーモン小暮が「ではお前は自分の子どもに人間と名付けるのか?」という真理を説き、「悪魔が真理を説くという倒錯的な価値転換が起こってしまったとのことです。

④スギちゃんの「ワイルド」を思想的に分析する

「easy rider」(1969)の主題歌である「born to be wind」の時代には「女、ドラッグ」が「ワイルド」の代名詞でした。しかしスギちゃんの「ワイルド」は「ペットボトルの蓋を捨てる」、「靴の底だけ残す」などといった非常に幼稚なもので本来の意味を逸脱した使用法をしていると分析します。

⑤和牛のネタとソクラテス式問答法(産婆術)

お笑いコンビ「和牛」の「結婚式」というネタを取り上げ、それがいかにソクラテスの産婆術と類似しているかを検証します。ソクラテス式問答法とは俗っぽく言えば「あー言えばこう言う」になります。要するに屁理屈野郎です。「和牛」のネタは確かにピタリとこれに一致していました。

⑥お笑い事務所を政治思想的に分類する

吉本興業、松竹芸能、人力舎など誰もが知っているような有名なお笑い事務所を政治思想的にカテゴライズするという内容でした。不適切な内容が含まれている可能性が排除出来ないので、ここで全てを列挙することは出来ませんが、SMA(ソニーミュージック)を移民受け入れに寛容なドイツとなぞらえる点は非常に説得力がありました。

⑦KOC2017にゃんこスターのネタに隠されたメッセージ

KOC決勝のにゃんこスターのネタ(というか小道具)には政治的なメッセージが隠れているという内容のプレゼンでした。

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哲学コント

上にも書きましたが、コントは無音の動画を流しながら会場にいるマザーさんが活弁するという形を取りました。そのため、たまに声と動画が合っていないことがありましたが、それも含めてとても面白かったです。

①ディズニーランドと哲学者

ディズニーランドで啓蒙活動をする哲学者というネタ。最後にディズニーランドから追い出されるシーンはあたかも現代社会の縮図のようでした。「陸(ランド)がダメなら次は海(シー)でやります」というのが面白かったです。

②もしもスーパーマリオが哲学者だったら

スーパーマリオになった哲学者がゲーム内のキャラクターを啓蒙したり、自らの存在について葛藤したりするというネタ。

③細かすぎて伝わらないものまね

メモが汚くて読めないのですが、確か「ユリゲラーがデリカを読んだ時の大脳皮質」のものまねと、「カフカの「変身」に出て来る「毒虫」」のものまねだった気がします。細かすぎるというか、もはやものまねを超越していました。

④哲学者といっしょ

体操のお兄さん扮する哲学者ニーチェが子どもたちと一緒に「モラルの歌」を歌って踊るというネタ。一番爆笑しました。

覚えていません。メモもありませんでした。

覚えていません。メモもありませんでした。

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哲学者と都市

①西新宿

バニーガールに扮する哲学者マザー・テラサワが西新宿を練り歩いている写真を紹介。

②芸能とメディア

バニーガール扮する哲学者マザー・テラサワが都内のテレビ局を訪れている写真を紹介。

メモなし。

④哲学者と警察権力

バニーガール扮するマザー・テラサワが官邸を訪れ国家を挑発していると、警察機動隊に取り囲まれ事情聴取されるという内容。

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謝罪

ここまで独演会の内容を書いてきましたが、段々とモチベーションが下がってきたので、後半になるにつれて適当な記述になってしまっているのは否めません。なんか途中からめんどくさくなりました。ごめんなさい。

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講演会(お笑いライブ)の感想

講演会は2時間弱ほどでしたが、内容の濃さも手伝ってあっという間に終わってしまったように感じました。終わった後の心持は普段のお笑いライブを見に行った時とは少し異なっていて、妙に頭が疲れました。というのも講演会の間はひたすら頭を働かせて集中していない限り、おいて行かれてしまうからです。観客としてただ座って聞いているのではなく、能動的に頭を働かせるお笑いライブなんて前代未聞です。

でも、前代未聞で誰も今までやってこなかったからこそ全てが新鮮で、単なるお笑いライブ以上の「何か」を見ている人の脳裏に焼き付けます。しかも、一度焼き付いてしまえばもう簡単には消え去りません。

これはある意味ではちょっと危険なことなのかも知れません。何故ならマザーさんのネタは一種の麻薬みたいなもので、しばらくは中毒症状のように身体に染み付き、(少なくとも僕の場合は)他の芸人さんのありきたりな二番煎じネタを見たって全然満足出来なくなるからです。

更に、場合によってはもっと強い刺激を欲し過ぎて、そういうネタを見ることがストレスにすら感じることもあるるかもしれません。こうなっちゃったらもう、お笑いライブに足を運ぶことすら億劫になってしまいます。

「笑い」にもやはりヒエラルキーがあるのかも知れません。よりピラミッドの上にある「笑い」に自分を晒してしまうと、より下の「笑い」にいくら触れたってそもそも笑うことが出来なくなってしまいます(少なくとも僕の場合は)。

中毒性に慣れてしまえばどうってことはないですが、マザーさんのネタの強烈な個性に耐性が付くまでにはそこそこ時間がかかります。しかし、だからといってマザーさんのネタが高尚なもので、凡人には理解出来ないということを言っているわけではありません。

寧ろマザーさんはお笑いに哲学思想を取り入れることを通して、非常に難解に見える哲学思想が実は我々の身近にも存在しているんだ、ということを教えてくれているのかも知れないですね。どんなものでも我々の目に見えるものの裏側(形而上)には、感覚や形を持たない「論理(ロゴス)」の世界が存在し、それを正しく認識することで、世界に対する見方がより豊かになるよ(啓蒙)、みたいに。

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