ZZRを納車して家に帰ってくる時にも走行距離メーターが止まるというトラブルに見舞われてしまいましたが、これはその後の数々の不具合と故障の序章に過ぎませんでした。
ZZRを買ってからヤフオクで売却することになるまでの1年間のうち、およそ3ヶ月くらいは修理に出していた期間でした。
だからバイクに乗れていないのです。
また旅先で故障に見舞われるかも知れないので遠出したこともありませんでした。
スピードを出し過ぎるのも嫌だったので、ZZRで高速道路を走ったこともありません。
中古車を今から買おうとする人はこういうリスクがある、ということも承知して買わねばなりません。
その為にはまず信用出来るバイクショップを見つけることが必要です。
メーターのライトが付かなくなる。
ある時はメーターのライトが付かなくなり、夜になると真っ暗で見えなくなりました。
というわけで修理しました。
フロントカウルからメーターを取り外しています。
こう見るとバイクって色々な部品の複合物であることがよく分かります。
メーターの裏側はこうなっています。
配線関係は全く分かりません。
結局適当に外したり、繋いだりしていたら直りました。なんだったんだ。
ちなみにメーターの針はご覧のように途中で折れています。
走っていたらいつの間にか無くなっていました。
メーターはデジタル良いですね。
走行中に突然停止→レッカー(JAF)を呼ぶ
ある時は夜中に鎌倉の辺りを走っていると、走行中に突然エンジンから「ボン!!ボンボン!!」という爆発音がしました。
本当にガソリンタンクに引火して大爆発を起こしそうな音でビビりました。
そして「ブルンブルン!!」と嘶く馬のような叫び声を上げたと思ったら突然エンジンが止まってしまいました。
それから何度もエンジンをかけようとしたのですが、うんともすんとも言わなくなってしまいました。
エンジンが止まっていてもかっこいいZZR。エクボが可愛いです。
実はバイクが走行中に突然止まってしまうのはこれが初めてではありませんでした。
以前にも何度か同じことが起きたのですが、その時は幸いに家が近くにあったりバイク屋が近くにあったのですぐに駆け込ことが出来ました。
しかし深夜の鎌倉はさすがにバイク屋もやっていないし、自宅までは普通に歩いても数時間はかかりそうだったのでレッカーを呼ぶことにしました。
數十分格闘したのですが、状況は何も変わらず、結局JAFを呼ぶことにしました。
任意保険に入っていたので、タダだったのが救いです。
涙で目の前がぼやけています。
バイバイ。
バイク屋で修理してもらう
後日自宅の近くにあるバイクショップまで運んでもらい診断してもらったところ、「燃料タンクの錆がキャブレター内に入り込んでいる」とのことでした。
またその他にもブレーキパッドの摩耗、クラッチレバーの消耗、タイヤの交換、など数々の不具合が見つかり、それらを全て直したところ20万以上かかりました。
20万円で買ったのに20万の修理費がかかったことになります。
だったら最初から高くても不具合がないバイクを買えば良かったです。
そして修理してもらうことにしました。
1ヶ月後くらいに再び納車した時のタンクの中の様子です。
以前の写真はありませんが、かなり綺麗になっています。
ゴミひとつありません。飲めそうです。
タイヤも交換しました。前後で2万円くらいでした。
チェーンのメンテナンスも。
バイクを修理してくれたバイク屋のおじさんによると、このZZRはもう長くは乗れないとの事でした。
年式も古い上に(1990年くらい)ちゃんと整備がされていなかったので色々なところにガタがきているとの事でした。
特に最初に買ったバイクショップの初期整備はひどかったらしく、「こんな整備する奴はバイク屋の風上にもおけねえよ」的な事を言っていました。
あと「自分の家から遠いバイク屋で買ってはいけない」とも言っていました。
なぜなら「買ったバイク屋が遠いと万が一何かバイクに不具合があった時に、容易に持って行くことが出来ないから」だそうです。
普通バイクを買う時には「1ヶ月保証」のようなものがあるのですが、その条件は「自分でバイクを運んでくること」だったりします。
でも家から遠ければわざわざそこまで行くことも簡単ではありません。
こういう場合にバイク屋はしっかりとした整備をしてくれないそうです。気をつけよう。
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