前回紹介したスパンブリの観光名所「ドラゴン寺(San Jao Pho Lak Muang Suphan)」ですが、ここには巨大なドラゴン以外にも面白いものがたくさんあり、その中でも特におすすめなのが世界一可愛い(と私が勝手に思う)狛犬と狛龍です。
しかもこの狛犬&狛龍は子どもを踏みつけています(本当は違います)。なぜ狛犬が子ども踏みつけているのかも(だから違う)解説していきます。
狛犬
可愛いでしょ。
目が輪廻眼みたいになってますね。うちは一族なのでしょうか(ナルトを読んでください)。
よーく見ると足の下に小さな狛犬がいますね。というか思いっきり踏みつけてます。でもこれは踏みつけているのではなく撫でているのだそうです。
大変可愛いですね。
これは子どもの狛犬なんでしょうか。
狛犬の玉・子付きの意味
そもそも狛犬の起源は古代インドで元々普通のライオンだったそうです。それが中国を経由した時にあんな風に幻獣化されてしまったそうです。中国は動物を幻獣化しまくってますからね。龍や麒麟なんかも中国では神聖な神の使いみたいにされてますよね。
それが日本に入ってくる時に「あれは何の生き物?」という風になり、当時の日本にはライオンなんていなかったので一番似ている犬だと勘違いしたんだとか(諸説あります)。
普段よく見る狛犬は玉を咥えていたり踏んでいたりすることが多いですが、それは「物事が上手く行くように」という意味合いがあるそうです。
そして子どもを撫でている(踏んづけている)狛犬は「子孫繁栄」の意味合いが込められているんだとか(諸説あり)。
狛犬の歴史については色々と調べてみたら面白そうですね。詳しいことは下の書物をご覧ください。
狛龍
続いては狛犬ではなく狛龍です。日本ではまず見ることはありませんが、中国では狛犬も狛龍もどちらも幻獣なので大した違いはないのでしょう。
そもそも中国では狛犬のモデルは犬ではなくライオンだったのですから。
何とも言えない気が抜けた表情ですね。足の部分に触るとご利益があるらしくみんな触っています。
こっちの龍の足ものにも何かいます。
小さな狛龍です。こちらも踏んづけているのではなく撫でているのです。上を見上げて何か言いたそうですね。
可愛い。みなさんもドラゴン寺に来たらぜひ忘れずに狛犬と狛龍を探してみてはどうでしょうか。
中国の宗教や歴史については下の書籍が詳しいです。気になったらぜひお手に取ってみてはどうでしょう。
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