2019年も残すところあと2ヶ月となりました。
暑かった夏もとっくに過ぎ去り、日を重ねるごとに気温が下がり、季節は段々と寒い冬に向かっています。
冬の配達には寒さ対策が必須なので手袋を着用して配達する人が多いと思いますが、個人的には手袋よりもハンドルカバーの方がおすすめです。
そこで今回は手袋よりもハンドルカバーがおすすめな理由と、私が実際に使っているハンドルカバーを紹介します。
手袋よりもハンドルカバーがおすすめな理由
私が手袋よりもハンドルカバーをゴリ押しする理由はズバリ次の5つです。
運転がしやすい
自転車にせよバイクにせよ手袋をして運転するのは素手でハンドルを握っている時に比べてやっぱりどこか違和感があります。
ブレーキの感覚も直接手に伝わってこないのでグリップを握るのが気持ちワンテンポ遅れてしまい、思わぬ事故に遭遇することも考えられます。
慣れればなんとかなりますが、長時間手袋を着けているのはストレスになることもあります。
その点ハンドルカバーは常に素手でハンドルを握ることが出来るので、ハンドル操作を誤ったり、ストレスを感じることがありません。
スマホの操作もスムーズ
今ではスマホの操作に対応している手袋もたくさんありますが、やはり操作性で言えば素手に勝るものをありません。
手袋をしながらスマホを操作すると全然意図していないところをタッチしてしまったり、間違えて配達リクエストを拒否してしまったりというトラブルも起こり得るので余計なストレスを感じることもあります。
全然思い通りにタッチできないので結局手袋を外して操作したことがある人はたくさんいるはずです。
いちいち手袋を着脱する手間がない
配達中は手袋をしていても良いですが、料理のピックやドロップの時に手袋のままだとかなりの確率でBad評価をもらいます。
しかも手袋の場合は毎回着脱しなくてはいけないので結構面倒だし、トータルで考えるとかなりの時間をロスしています。
20回配達すると仮定すると単純に考えて40回(ピック20回+ドロップ20回)は手袋を着脱しなくてはいけないのです。
仮に1回あたりの着脱にかかる時間が10秒だとすると合計で400秒も手袋の着脱に時間をかけているのです。
もし一週間に5日20回配達するとしたら
5×400秒=2000秒=33.3分。
一週間に33分も手袋を着脱するためだけに費やしていることになります(1年だったら…)。
これはライフハックの観点からいっても好ましい状態ではありません。
その点ハンドルカバーは普通に素手でハンドルを握れば良いだけなので、面倒な着脱も無いし、タイムロスもほぼありません(0.5秒くらい)。
防風・防水・防寒
手袋を装着すれば確かに防風・防水・防寒対策になりますが、やはりスマホの操作や料理の受け渡しでいちいち着脱するとその意味も無くなります。
雨の日には手袋を脱いだら結局手が濡れるので、その手を入れれば手袋の中も濡れるのは必定。
その点ハンドルカバーは手に直接触れる部分が少ないので、濡れた手を入れても内部が全て濡れるわけではありません(多少は濡れます)。
防寒という点では素手なので手袋よりは暖かくないかも知れませんが、直接外の空気に触れているわけではないので指がかじかむということもありません。
指がかじかむと現金払いの時に小銭を上手く掴めなくて苦労することがありますが、ハンドルカバーを付ければそんな心配不要です。
蒸れない・臭くならない
手袋は長時間着用していると蒸れてきたり、臭くなってきたりします。
しかしハンドルカバーなら手が外にある状態なので蒸れることはないし、直接肌に触れる部分も少ないので臭くなることもありません。
試してみるとわかりますが、ハンドルカバーの内部は暖かすぎず、寒すぎず、程よい気温が保たれているのでかなり快適です。
ハンドルカバーのデメリット
ハンドルカバーは良いところがたくさんあるのですが、不便と感じる点もいくつかあります。
ハンドルから手を離しづらい
ハンドルカバーは手首まで覆ってくれる分、ハンドルから手を離す時にちょっとコツがいります。
停車している状態で手を離すのは問題ないのですが、運転中にちょっとスマホを操作しようかと思って手を離そうとするとカバーに手がひっかっかってバランスを崩しそうになります。
慣れればどうってことはありませんが、ちょっとイラっとすることもあります。
取り付けがちょっと面倒
ハンドルカバーはあらかじめ取り付けておけば手袋のように毎回着脱する必要はありませんが、取り付けるのがちょっと面倒です。
基本的に紐をバーに結ぶだけなのですが不器用な人はちょっと時間がかかります(それでも2分くらい)。
見た目がダサい
これはハンドルカバーの種類にもよりますが、ママチャリにハンドルカバーを付けると見た目がダサいです。
まあ私は全然気にしないし、多分周りの人も全く気にしてないと思います。
ちなみに写真に写っているのはスマホホルダーはシリコン製で着脱が楽なのでおすすめです。
実際に使っているハンドルカバー
私が実際に使っているハンドルカバーはこちら。
川住製作所のハンドルカバーです。
アマゾンで一番安かったのと、オールシーズン使えるということで購入しました。
見た目は非常にダサいですが、防水性・撥水性はほぼ問題無いので機能としては不満はありません。
買ったのが今年の10月初旬くらいでしたが、結論としてハンドルカバーを買っておいて助かりました。
10月は連日台風やら大雨やらで毎日全身びしょ濡れになりながら稼働しました。
3000円のレインウェアは全く役に立たなかったのですが、ハンドルの部分だけはそこまで濡れずに済んだので運転に関しては快適にストレス無く配達することが出来ました。
この期間は3000円超えの雨インセもたくさん出ていましたが、ハンドルカバーが無ければ確実に12栗出来なかったと思います(時給は約2000円)。
雨の日は普段とは比べ物にならないくらい配達が面倒なので、なるべく雨対策を講じて普段と同じパフォーマンスが出来るようにしたいものです。
雨が降っている時の写真はありませんが、表面に雫がポツポツと現れるくらい撥水性は良いです。
電動自転車の場合はバッテリー残量なども見れる小窓が付いています。
さらに着脱可能な内ボア付き。
これが結構良くて安物の手袋を着けているよりも暖かいです。
冬が終わったらインナーだけ取り外すことも出来るので、蒸し蒸しする梅雨にも使えます。
見た目はダサいですが水玉よりはマシです。
ロードバイク・クロスバイクにはこれ
残念ながら私が買ったハンドルカバーはママチャリタイプの自転車にしか対応していません。
そこでロードバイク、クロスバイク、マウンテンバイクで稼働している人におすすめのハンドルカバーがこちら。
防水・防風・防寒性能にも優れ見た目も私のハンドルカバーの10倍かっこいいです。
これもロシア軍が使ってそうで(?)かっこいいハンドルカバーです。
バイク稼働はコミネがおすすめ
バイクで稼働している人はコミネがおすすめです。
バイクは自転車よりスピードが早い分冷たい風をたくさん受けるので私が買ったハンドルカバーだと多分寒いです。
見た目もボクシンググローブみたいでカッコいいし、街中でも使っている人が多いのでそれほど目立ちません(配達員狩りに遭っても戦えるし)。
手袋はスマホ対応を選ぶべし
もし
俺はハンドルカバーより手袋派なんだ!!手袋に命を捧げてるんだ!
という方がいればスマホにちゃんと対応した手袋を買っておくことをオススメします。
スマホを操作する度に手袋を着脱してたらかなり面倒なので多少高くてもレビューをしっかり読んで、タッチが正確なものを買いましょう。
まとめ
今回は冬や雨の日の配達には手袋よりもハンドルカバーがおすすめな理由と、私が実際に使っているハンドルカバーを紹介しました。
私は手袋よりもハンドルカバー派の方が便利だと思いますが、個人差があるので自分が好きな方を買えば良いと思います。
ただし手袋もハンドルカバーも無しで素手で配達するのはかなり辛いので効率的ではありません。
手袋もハンドルカバーもダイソーなどの100均に売っていますが、100均のものは消耗品なのですぐに駄目になってしまい全くおすすめ出来ません。
手袋もハンドルカバーもそれほど高いものではないのでそこはケチらずにしっかり対策をして寒い冬を乗り切りましょう。
※2022年6月追記:正規品ウバッグの販売は終了しましたので業務用デリバリーバッグを購入しましょう。参考記事はこちら↓
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