配達員になったばかりの人は勘違いしがちですが、ウーバーイーツはアプリをオンにしていれば常に配達依頼が来るわけではありません。
ピーク時や雨の日はずっと数珠っていることが多いですが、それ以外は基本的に鳴る(配達依頼が入る)までどこかで待機している必要があります。
公園や自宅で待機する人もいるようですが、近くにレストランが無ければ一生呼ばれることは無いので繁華街をグルグル回ったり、自転車(バイク)を降りてじっと待っている人の方が多いです。
特にマックの前には待機している配達員が多く、ピーク時や土日には常に数人の配達員がマックの前で待機(いわゆる地蔵)している光景を目にします。
西口マック前、待機組たくさん!
渋金でしょうか?(^_^;)#ウーバーイーツ#ウーバーイーツ横浜— よしゆき@ウーバーイーツ東京配達員 (@imayoga_yoshi) September 20, 2019
朝マック待機しているウーバーイーツの集団
— くし (@kushidangosan) November 10, 2019
こういう私も配達が途切れた時にはマックの前でkindleを読んだりしています。
kindleunlimitedだと本と漫画が読み放題なので配達員におすすめです。
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しかしマックの前で待機していても
なんで俺がマックの目の前にいるのにどっかから来た配達員に依頼が来るんだよおおお。不公平だ。サポセンに訴えてやる。
という経験をしたことがある配達員もいるはずです。
自分が一番マックから近い場所にいるはずなのに何故かどっかから颯爽と現れて来た配達員が自分よりも先にピックしに来る。
インセがかかっている時はこれほど屈辱的なことはありません。
他の配達員を出し抜いて自分に配達依頼が入ると優越感に浸れますが、その逆は腹わた煮えくりかえるくらいの怒りが込み上げてきます。
しかしちょっと考えればこれはある意味当たり前のことだということが分かります。
マックの前に待機しているからと言って自分が最初に呼ばれるわけではないのです。
今回はその理由と待機するベストポジションについてちょこっと紹介します。
あくまで私の仮説ですが、それなりに理にかなっていると思うのでちょっとは役に立つと思います。
※2022年6月追記:正規品ウバッグの販売は終了しましたので業務用デリバリーバッグを購入しましょう。参考記事はこちら↓
マック前で待機する理由
多くの配達員がマックの前で待機する理由は「すぐ近くにいれば鳴りやすいから」だと思います。
マックは料理の単価が安いしすぐに出来上がるので注文数が圧倒的に多く、マックの前で待機していれば配達依頼も入りやすいというのはとても理にかなっています。
なので数珠ってたのに途切れたり、全然鳴らなくなった時にはとりあえずマックへ行く人が多いはず。
鳴らないので横浜マック前待機なう😩 pic.twitter.com/VzGRhQd62E
— デデデ@ウーバー週末横浜自転車組🐸🥈 (@Dadidou_) February 16, 2019
基本的にどんなに多くの配達員がマックの前で待機してても、注文がたくさん入っていれば10分くらい待てば自分にも回ってきますが、注文数が少ない時(渋い時)はいつまで経っても鳴らないこともあります。
そしてそんな時に限ってどっかからやって来た別の配達員に先に配達依頼を横取りされてしまうのです。
てめー横取りすんじゃねえ!こっちはどんだけ待ってると思ってやがんだ!!
と怒りに震えたことがある配達員も多いはずです。
なぜ目の前にいて呼ばれないのか?
自分の方がマックに近いのに(目の前だから)遠くから来た配達員にピックを横取りされるのは不公平に思えます。
こういうことが続くと「優先組」という一部の配達員たちの存在がにわかに現実味を帯びて来ます。
今日は時給千円超えてる人は優先組って感じか。僕はじゃない方配達員なので時給800円です。
— Uber EATS 観察キット(🌊) (@UberEATS24) November 8, 2019
しかしながらマックの前にいても別の場所から来た配達員に依頼が入るのはそれなりに理由があります。
所要時間は分単位まで
その理由とはズバリ「現在地とレストランの場所への所要時間は分単位までしか計測されないから」だと私は思っています。
ご存知のようにアプリをオンラインにしていて配達依頼が入るとスマホがピコンピコン鳴り出して、スマホの現在地とレストランとの距離のおおよその所要時間(車とバイク)が表示されます。
配達員は所要時間を見てあまりに遠すぎれば拒否してまた待機し続けますが、目の前で待機しているマックから配達が入れば基本的に1分と表示されます。
しかし実際はマックの目の前にいるので1分どころか10秒くらいでお店に到着することが出来ます。
何が言いたいのかというと要するに
- 所要時間は分単位でしか表示(計測)されない
- どんなに近くても1分と表示される
のではないかということ。
どれだけマックの近くにいても(マックの店内にいても)、所要時間は1分と計測されてしまうのです。
ここまでくればなぜマックの目の前にいる自分ではなくどっかからやってきた配達員に横取りされるのかも納得がいきます。
つまりその配達員はマックのすぐ目の前とは言わないまでも「所要時間が1分圏内」の場所にいたのです。
この所要時間はバイク(車)での時間なのでたった1分ですが300メートルくらい離れていてもおかしくはありません。
お店の目の前で待機してても300メートル離れていても所要時間は同じ1分と計測されてしまうので、目の前で待機している自分が一番最初に呼ばれるとは限らないのです。
簡単に図にするとこんな感じ。
マックから同心円状に所要時間が計算され、1分圏内の人は全員同じ1分、2分圏内の人は全員2分圏内としてAIに認識され、そこからはランダムに(もしくは他の評価基準によって)配達員が選ばれるのではないかと思います。
いくらマックの目の前にいようと所要時間という点では1分圏内にいる他の配達員と何も変わりません。
つまりマック前に待機してようが自分が一番先に呼ばれるわけではないのです。
待機するのにベストな場所は?
どうしてもマックしか配達したくないのであればマックの目の前にいてもいいですが、近くに他のレストランがあるのなら待機場所を少しずらしてみると鳴る確率が上がります。
中野坂上を例にとっていうとマックの近くにはモスバーガーもあります。
どちらの円もお店からの所要時間が1分圏内を表しているとすると、両方の店から同じ確率で呼ばれる待機場所は二つの円が重なるこの部分。
これはかなり乱暴な図ですが、こんなイメージで周りにあるレストランからの距離が等しい地点で待機すれば理論上は均等な確率で鳴りやすくなるはずです。
まとめ
今回はマック前に待機していても自分が最初に呼ばれるとは限らない理由と、鳴りやすいベストポジションについてちょこっと紹介しました。
これは完全に私オリジナルな考えですが、自分で実践している感覚としてはかなり正確じゃないかなと思いっています。
いつもマックから少し離れた場所(150メートルくらい)で待機することが多いですが、呼ばれて行ってみると数人の配達員が待機している場面に何度も出くわしています。
現金払いをオンにしていることも理由の一つかもしれませんが、やぱりマック前で待機しても自分が最初に呼ばれるとは限らないと確信しています。
とは言ってもやっぱりマックは配達するのが簡単な上にドロップ先もすぐ近所なのですごく楽です。
なのでガッツリ稼ごうとしてない人はマック前待機だと自分のペースで配達出来るかも知れません。
ただしウーバーイーツは上手くやれば時給2000円も可能なのでダラダラ稼働するぐらいだったらしっかり稼働してがっつり稼ぐのがおすすめです。
※2022年6月追記:正規品ウバッグの販売は終了しましたので業務用デリバリーバッグを購入しましょう。参考記事はこちら↓
コメント
夜分遅くに失礼します。
記事の内容について拝見しました。
自分もこれからウーバーイーツの配達員始めようか検討していたのでとても参考になる内容でとても助かります。
あわせて何点かの質問をさせていただければと思いツイッターのアカウントを新規で作成し下記に表示されるアカウント名でフォローさせていただきましたのでご確認いただけると幸いです。
始めまして。
返信が遅くなって申しわけありません。
たった今フォローさせていただきました。
記事が参考になったようで幸いです。質問がありましたらこちらでも受け付けております。