先月からスタートしたGo toキャンペーンの一つであるGo toトラベルを利用して三浦半島に行ってきました。
色々と批判などはありますが、半年以上旅行に行けてない現状なので「待ってました」と言わんばかりにすぐに宿を予約しました。
行き先はバイクでもすぐに行ける三浦半島。
実はGo toキャンペーンが始まる7月にも1度行ったのですが1泊2日では行きたいスポット(あまり普通の旅行者は行かない珍スポ)を回りきれなかったのでもう一度行くことにしました。
これからGo toキャンペーンを利用して旅行に行こうか考えれている方や、三浦半島のB級スポットに興味がある方はぜひ参考にしてみてください。
そもそもGo toトラベル事業とは
Go toトラベル事業をざっくり説明すると、旅行代金(宿泊代金)の35%を給付してくれる事業。
例えば1泊1万円のホテルに泊まった場合には3500円が給付されます(支給額の上限は1泊2万円)。
連泊や利用制限はないので、何回宿泊しても35%割引されます。
素晴らしい事業ですね。
しかし、給付されると言ってもホテルから返金されるわけではなく、ホテルを予約するときに既に35%割引されているのです。
つまり給付されるのは宿泊者ではなく、宿泊施設(事業者)ということですね。
我々旅行者はホテル予約サイトで予約をするときに既に35%が割引された料金になっているので、何もすることはありません。
※2020年9月以降は新たに地域共通クーポンとして15%が戻ってくるらしいので、全体としては50%が戻ってくるようです(未定)。
Yahooトラベルで予約
今回はYahooトラベルで宿を予約してみました。
ヤフートラベルにはまだアプリがないようなのでブラウザから予約します。
トップ画面に35%オフクーポンの画面が表示されると思うので必ず獲得しておきましょう。
クーポンを獲得すると「獲得済み」と表示されます。
宿を検索すると確かに通常料金よりも安くなっています。
ちなみに35%オフが適用されるのはヤフープランのみですので注意しましょう。
確かに35%割引されていました。
注意事項をしっかり読んでから予約を確定させましょう。
これでホテル予約は完了です。
検温・3密対策など
ちなみにGo toトラベルに参加するには
- チェックイン時の検温
- 旅行者の本人確認
- 浴場や飲食施設での3密対策の徹底
- 食事の際の3密の回避
などが条件になっています。
また新しい旅のエチケットとして
- マスクの着用
- 移動中の車内や食事中の会話を控える
- おみやげは触ることなく目で選ぶようにする
- 観光・大浴場・ショッピングは空いている時を選ぶ
などが推奨されています。
三浦半島で行った場所
それではここからGo toトラベルを利用して訪れた三浦半島の観光スポット(マイナー珍スポット?)を紹介していきます。
猿島
猿島は横須賀にある無人島。
三笠公園から船で行くことが出来ます。
無人島ですが島にはレストランがあり
地魚を使った料理や横須賀名物の海軍カレーを食べることができます。
値段もリーズナブルな上に量も多いので大満足。
猿島は戦時中に東京湾の首都防衛拠点となっていたので今でも煉瓦造りの要塞の跡が残っており、ちょっとした遊歩道になっています。
日陰が続く静かな道なので暑い日差しから隠れることが出来て涼しいのです。
ジブリ映画のワンシーンを彷彿とさせる風景は観光客に大人気。
アドベンチャー的な要素がある島なので子どもが来ても楽しめるのではないかと思います。
島の北西部は海岸になっていて降りることができます。
8月はかなり暑いので熱中症に注意しましょう。
記念艦三笠
三笠公園にある記念艦三笠は世界3代記念艦の1つとされています。
入場料は大人600円。
第二次大戦後に一度解体されかけていたのですが、戦後に復元されました。
船内は当時の様子を再現しています。
1905年に日本海海戦でバルチック艦隊を打ち破った東郷平八郎。
ここに来たのは10数年ぶりでしたがいつの間にかゲーム機が設置されていました。
日本海海戦を再現したゲームです。
こっちには日本海海戦を再現したVR室。
なかなか面白かったです。
円福寺
三笠公園を離れて三浦市まで南下し、最初に訪れたのが日蓮宗系のお寺「円福寺」。
ここは三浦七福神めぐりのお寺で本殿には金光恵比須尊が祀られています。
ただ私の目的は七福神ではなく、霊友会2代目会長木谷喜美氏の生家へと繋がる手がかりでした。
しか残念ながらこれといった手がかりは見つかりませんでした。
ここは普通とはちょっと趣向が違ったお墓があったりするので見ていて興味深かったです。
ちなみにここで蜂に刺されて大変なことになりました。
タッチャバ塚
タッチャバ塚は畑の中にこんもりと現れる小さな塚です。
江戸時代の元禄・宝暦・天明の大飢饉の際に多くの人が餓死し、死体をこの場所に放置し鳥葬するようになったことから「タッチャバ(田鳥原)」と呼ばれるようになったらしいです。
今はただのゴミ捨て場と化していますが以前塚を切り崩した時に人骨が大量に出てきたとも言われています。
ちょうど近くに住民の方にばったりお会い話をしましたが、ネットで得られる以上の情報はありませんでした。
道路の方からタッチャバ塚を見るとあまりに異様な光景なので何か重大な事件に関わるものが埋まっているような気がしてなりません。
地元民しか知らない秘密がここには眠っているのでしょうか(オカルト的な何かとか)。
割烹
夜ご飯は三崎口の割烹で食べました。
人生初の割烹でした。
割烹は高級、というイメージがありましたが、そもそも割烹がなんだかよくわかっていませんでした(和食を提供するレストランのことらしい)。
店内は確かに高級な感じ。
有名人のサインもたくさんあった。
値段は意外とリーズナブル。
普通に万越えするかと思っていましたが普通の和食レストランと同じくらいでした。
本日のおすすめのチキンカツ定食を注文しました(安いから)。
バイクなのでノンアルビールで乾杯。
マグロの胃袋の刺身。
コリコリしてて美味しかった。
マグロの串カツ。
マグロ肉のベーコン巻き。
これがめちゃくちゃ美味しい。日本酒が飲みたかった。
こっちも別の串カツ。
そしてチキンカツ定食。
サンポートみさきで一泊
今回宿泊したのはみさき魚市場の目の前にあるサンポートみさき。
外観は撮り忘れましたが和室に宿泊しました。
部屋にシャワーがない代わりに大浴場があるので旅の疲れを癒すことが出来ました。
にじいろさかな号
翌日はうらりマルシェ横から水中観光船にじいろさかな号に乗りました。
通常は大人一人1200円なのですがコロナの影響で一人1000円で乗船しました。
人生初の水中遊覧船ということで期待していたのですが残念ながら水が濁っていてあまり見えませんでした。
シーズンは秋から冬にかけてだそうです。
船上ではかもめの餌も売っていました。
かっぱえびせんでした。
船から手を伸ばすとかもめが食べに来ます。
添乗員のおじさん。
これは楽しかったですね。
くろば亭
お昼ご飯は三崎で最も有名と言っても過言ではないくろば亭へ。
休日は大行列が並ぶほどの人気店です。
近くに専用駐車場がありますがいつも満車なので注意しましょう。
地魚を中心とした創作料理が200種類以上あります。
みさきまぐろ切符も使えるということ。
マグロサラダ。
激ウマ。
地魚刺身定食はこのボリューム。
魚の種類までは分かりませんが全部美味しい。
マグロのカルビ焼きは絶対におすすめです。
アンコウの唐揚げあんかけも絶品。
大満足でした。
盗人狩(ぬすっとがり)
盗人狩はかながわの景勝50選にも選定されている、三浦を代表する景勝地です。
その昔、追いつめられた盗賊が木の地で渦巻く波濤を前に足がすくみついに捕えられてしまったことからこの名前が付いたと言われています。
深くえぐり取ったような断崖と白い岩礁がずっと向こうまで続きます。
まるで地球が出来たばかりの数十億年前にタイムスリップをしたかのような悠久の時を感じることが出来ます。
洞窟のような場所もいくつかあって神秘性も感じます。
太古の地殻変動で隆起した岩場は迫力満点。
アクセスは悪いですが是非とも一度は訪れて欲しいです。
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