「お笑い芸人」と聞いて真っ先に頭に浮かぶのは誰でしょうか?
おそらく多くの人は「ダウンタウン」や「爆笑問題」や「とんねるず」などと答えるのではないでしょうか。
あとは旬の芸人さんで言えば「和牛」や「霜降り明星」や「とろサーモン」などかなり有名なお笑い芸人の名前が出てくると思います。
他にも「バナナマン」「ハリセンボン」「メイプル超合金」「博多華丸」「くりーむしちゅー」「ハライチ」「バイキング」「オードリー」「アンジャッシュ」「アンガールズ」「ますだおかだ」「RG」、、、とりあえずたくさんいます。
しかし、テレビに出ている芸人さんは全てのお笑い芸人のほんの一部に過ぎません。
実際のお笑い芸人さんの人数は推定でしか分かりませんがフリーで活動している人を合わせると数万人はいるはずです。
テレビに出れる芸人さんはその中の数パーセントだけだと言っても過言ではありません。
ではその他の芸人さんはどこにいるのでしょうか?
A.地下にいます
例えば都内だと中野周辺にお笑い劇場がたくさんあり、多くの芸人さんがそこで芸を磨いてテレビ出演する日を夢見ています。
そこで今回はそんな地下芸人の中から本当に面白いと私が思う芸人さんを何名かご紹介します。
テレビに出れないようなネタをやる人もいますが、面白さは保証します。
そもそも「地下芸人」とは
「地下芸人」という言葉の起源はよくわかっていませんが、多分「地下アイドル」から来たのだと思います。
マスメディアの露出よりもライブ中心に活動している人たちのことを「地下〜」と呼ぶようです。
ただし、今ではライブ活動をしつつテレビにも出つつ、という芸人さんもたくさんいるので「地下芸人」=「売れていない・人気がない」ではありません。
地下で活動していてもそれなりのファンがいて、毎回劇場が満員になるということもよく聞く話です。
それにしても「地下」という言葉は誰が使い始めたのでしょうかね。あんまりいいイメージがないように思えます…。
おすすめの地下芸人さん
それでは私がおすすめする地下芸人さんを紹介します。
かなり癖の強い芸人さんばかりですが(全然テレビ向けじゃなくて)面白いです。私の独断と偏見ですが動画も付けておいたので1ネタだけでも見てみてください。
ちなみに都内のライブ会場で活動している方が大半なので気になったらぜひ足を運んでみてください。
太陽の小町
太陽の小町は男女二人の漫才コンビです。以前はオフィス北野に所属していましたが、今現在はラフィーネプロモーションという事務所に所属しています。
太陽の小町の特徴はとにかく新しいことに挑戦すること、です。
一昨年はインドの世界遺産「タージマハル」の前で単独ライブをやったり、去年はアメリカの世界遺産「グランドキャニオン」で単独ライブをしたりと、やっていることはイッテQとほぼ変わりません。
Youtubeで「ヘンアイ主義」というラジオもやっています。不定期で更新していますが過去の収録はいつでも聴けるので一度聴いてみてください。
ヒコロヒー
ヒコロヒーさんは松竹芸能所属のピン芸人さんです。シュールなネタが多いですね。
太陽の小町の海外単独ライブにも同行したりしています。
マザー・テラサワ
マザー・テラサワさんは大学院で哲学の研究していたという異色の経歴の持ち主です。ネタの中にも哲学を織り交ぜており、まさに「哲学芸人」です。
しかしネタ自体は難解ではなく、日常的なアレコレに哲学的思想で切り込むというものが多く、そのギャップがたまりません。
たまにバニーガールの衣装で登場したりしますが、とても真面目な芸人さんです。
ランジャタイ
ランジャタイも元オフィス北野に所属していた漫才コンビです。
ランジャタイの特徴を一言で言うのは至難の技です。強いて言えば「冷静なツッコミと奇想天外なボケ」になりますが、とりあえず動画を観た方が早いでしょう。
どうでしょうか。意味がわからないでしょう。
ランジャタイはあまりテレビ向きとは言えませんが、ご覧のようにめちゃくちゃファンが多いです。ネタをやればいつでも大爆笑を取っているのでもうテレビになんか出る必要もないかもしれませんね。
あと個人的にボケの国崎さんの声が声優の誰かに似ていると思うのですが、誰だか思い出せません。
スタミナパン
スタミナパンも面白いですね。特にボケの麻婆さんがまさに芸人って感じの顔でグッドです。漫才だけでなくコントもかなり笑えます。
スタミナパンもYoutubeでラジオをやっているみたいですね。
リニア
リニアも全く正反対の二人っていう感じのコンビです。テレビにも十分でれる実力だと思うのですが、舞台や営業が中心みたいです。
ういろうプリン(ブルーセレブ)
以前はブルーセレブというコンビ名でしたがいつのまにか改名してました。
人力舎所属の芸人さんでネタも確かに人力舎っぽいですね。
宮下草薙
まずは動画を見て下さい。
どうでしょう。面白いですよね。
実は宮下草薙はそのうちにテレビに出るんじゃないかと密かに思っています。それくらい面白いですね。
加藤ミリガン
加藤ミリガンさんはめちゃくちゃ長身のピン芸人です。捉えどころのないネタで他のどんなピン芸人とも一線を画しています。
ずっと前から思っていたのですが、プリズンブレイクのTバックに似ているような気がするのは私だけでしょうか。
バベル
バベルも元オフィス北野所属の漫才コンビです。芸歴が10年ということですが、見た目が若いので全然わかりません。
しかし実力は本物です。単独ライブをやれば常に満員で大爆笑をかっさらっていきます。
ちょっと下ネタ多めかもです。
肉体戦士ギガ
声量と肉体で乗り切る感じが面白いです。たまにキャラがぶれちゃうのもまたグッド。
サツマカワRPG
もう地下芸人と呼んでいいのかわからないくらい人気のピン芸人です。こちらも声量がすごい。そしてネタが仕上がっています。
ウェンズデイズ
ウェンズデイズも男女漫才コンビなのですが、この二人はガチのカップルです。
漫才の内容も二人のリアルな生活が反映されていたり、実際に舞台上でいちゃついたりします。
まとめ
テレビには出てないけど面白すぎる地下芸人さんを紹介しました。
今後テレビに出るかどうかはわかりませんが(ネタ次第?)、テレビに出てなくても十分面白い芸人さんばっかりだったはずです。
ここで紹介した芸人の皆さんは主に都内のライブ会場で活躍している人が多いです。
お笑いライブはほぼ毎日どこかでやっているので、少しでも気になった芸人さんのツイッターなどをチェックしてぜひ一度ライブを観に行ってみてください。
生のライブは色々なサプライズがあったり絶対に放送出来ないようなことも起きたりして楽しいですよ。
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