私は年に数回タイに旅行に行くのですが、ある時から一眼レフを持って行くのをやめ、代わりにデジカメを持っていくようになりました。
結論から言うと、海外旅行には一眼レフではなくデジカメを持って行くべきだと私は思います。
誰でも一眼カメラが手に届くこの時代に「えっなんで?」と疑問に思う方もいると思うます。
私が海外旅行に一眼ではなくデジカメをおすすめするのにはちゃんとした理由があります。
今回はその理由についてしっかり説明していきます。
これを読んだあなたもきっと一眼よりもデジカメ派に寝返るはず。
ちなみに私がよく乗るLCC各社の機内持ち込み制限は下の記事で解説しています。
日本からタイ(バンコク)ヘの直行便LCCを徹底比較した記事はこちら。
デジカメは軽い・持ち運びしやすい
まずは何と言ってもデジカメは携帯性の高さが魅力的です。
軽くて小さいのでズボンのポケットにも入ります。
一眼レフが入るポケットを私は見たことがありません。
また、軽量だと飛行機に乗る時なんかに荷物にならないのでとてもありがたいですね。
特にLCCを使う場合は重量制限が厳しいので一眼レフを持っていたら簡単に重量オーバーしてしまいます。
ちなみに荷物の重さを測る時は携帯はかりがおすすめです。
値段も1000円とお手頃です。
すぐにシャッターをきれる
最近のデジカメは電源を入れてから起動するまでが物凄く早いです。
起動が早いとシャッターチャンスを見逃さずに済みます。
例えばタイでトゥクトゥクとかタクシーに乗っていてすごく面白いものを見かけた時にデジカメならさっとポケットから取り出して、ポチッと電源を入れれば、ビビッと起動してくれるから取り損ねることも少なくなります。
私はよくバイクに乗るのでさっとポケットから取り出したりする時に重宝します。
バイクで走っていると突然
なんだあれ!?撮らねば!!
という場面によく出くわします(特にタイは)。
巨大なパイナポー。
タイのヤンキーカップル。
デコトラなどなど。
デジカメならバイクに乗っていてもすぐに取り出すことが出来ます。
写真を撮る一番の目的は記録に残すことです。
写真を撮り損ねると記録にも残りませんし、大体の場合そのまま忘れちゃって記憶にも残りませんよね。
ズーム出来る
私的にこの機能がデジカメの一番好きなところです。
私が今使っているデジカメは光学40倍ズームまで対応しています。
一眼レフの場合はいちいち望遠レンズを持ち運ばなければいけませんが、デジカメはその必要がありません。
これはズーム無しの写真です。中央左にある謎の建造物をズームしてみると
ここまで見えます。どうやらこれはガネーシャ像のようです。これは15倍ズームとかなのでもっとズームすればもっと見えます。
画質が良い
デジカメは一眼と比べて画質が悪いというイメージがあります。
確かにそれは正しいのですが、それは写真を大きく引き伸ばしたりする時に影響することなので、普通にパソコンやスマホで見るくらいならそこまで画質の悪さに気づくことはありません。
つまりデジカメでもイメージセンサーが大きい機種を選べば一眼並みの綺麗な写真を撮ることが出来るのです。
比較的頑丈・防水性能あり
デジカメは頑丈な作りのものが多いです。
ちょっと乱暴に使っても壊れることはまずありません。
私はバイクのポケットにいつもデジカメを入れていますが、ポケットはプラスチック製なのでカメラは傷だらけになります。
しかし機能的には何も問題なく使えています。
一眼レフは一度でもどこかにぶつけたり落としたりしたら致命的です。
旅先でカメラが壊れてしまうと思い出が何も残らなくなってしまいます。
でもデジカメならそこまで心配する必要もありません。
防水性能があるデジカメもたくさんあるので雨が降ったって水中だって問題なしです。
価格がリーズナブル
新品の一眼レフは一番安いエントリーモデルでも5万円はします。
もちろんそれなりに良い写真は撮れるのですが、それにしてもエントリーモデルで5万円はちょっと高い….。
仮にデジカメで5万円を出すと1.0型センサーの上位機種を買うことが出来ます。
5万円でエントリーモデルの一眼レフを買うよりも上位機種のデジカメを買った方がお得な感じがしませんか。
ちなみにデジカメの相場は1万円〜になります。かなりリーズナブルな価格帯。
でも1万円のデジカメはさすがに機能的に劣るので多くの人が2〜4万円代の機種が主流となっているようですね。
デザイン・種類が豊富
一眼レフのデザインは大体一定ですよね。
メーカーによって多少の違いはありますが、個性を求めるのはちょっと難しいです。
でもデジカメの場合はメーカーによって、機能によって全く異なるデザインなので個性を出すことが出来ます。
デジカメはファッションの一部としても役立ちますね。
海外旅行におすすめのデジカメ
それでは海外旅行におすすめなデジカメをいくつか紹介します。
「Nikon」COOLPIX S7000
「デジカメの良さはわかったけど、どれを選べばいいのか迷う」という方はこれです。
特徴は以下の通り。
- スリムでおしゃれ
- 光学20倍ズーム
- 有効画素数1602万画素
- カンタンWi-Fi接続
- スペシャルエフェクト
- 超軽量161g
ソニー Cyber-shot WX350
これは私が去年から愛用しているデジカメです。
このブログに載っている写真のほとんどはこのデジカメで撮りました。コスパ最強のデジカメです。
- 有効画素数1820万画素
- ウルトラ軽量137g
- 470枚撮影可
- 全画素超解像40倍ズーム撮影
- とにかく頑丈
一度の充電で470枚撮影することが出来ます。
プロのカメラマンでもない限りこんなに撮ることはありませんが、1日は十分持ちます。
そしてとにかく頑丈。
私はよくバイクのポケットに入れて気になったものがあれば取り出したりしてますが、結構乱暴に扱ってもこれまで不具合はありません。
価格が2万円代なのでちょっと画質は劣る部分もありますが、ブログに載せるには十分です。
一眼だとデータサイズが大きくなり過ぎてしまうので、たくさん載せてしまうとページ読み込みが遅くなることもあります。
※2019年6月からCanonのG7Xに変わりました。
OLYMPUS」Tough TG-5
かっこいい見た目からもわかりますが、このカメラはアウトドア専用のタフなデジカメです。
かなり過酷な環境でも使えるような頑丈な設計となっていますが普段使いとしても充分過ぎる性能です。
- 1200万画素
- 15m 防水
- 100kgf耐荷重
- GPS+電子コンパス
- 内蔵Wi-Fi
- F2.0の明るいレンズ
- 接写機能あり
「絶対に壊れないデジカメが欲しい!」という方はおすすめですね。
RICOH WG-50
同じくアウトドアでも使えるタフなデジカメがこちら。
- 水深14m
- 氷点下10度
- 100kgf対荷重
- デジタル顕微鏡モード
上のオリンパスのタフカメラと性能はほぼ一緒ですがこちらの方がスリムなデザインとなっています。あとは好みですね。
「Panasonic」 LUMIX DMC-TX1
続いて紹介するのはパナソニック「LUMIX DMC-TX1」です。
1.0型センサー搭載を搭載しており、画質の良さは一眼レフといい勝負です。
- 1.0型高感度MOSセンサー
- 有効画素数2010万画素
- 広角25mm/光学10倍ズーム
- F2.8-5.9 ライカ DC レンズ 搭載
- 4K撮影
価格も一眼レフのエントリーモデルとそう変わりません。私だったらこっちを選びます。
「SONY」 DSC-RX100M5
コンデジの中でも最上位機種になります。当然1.0型センサーです。
- 0.03秒の高速AF
- 最高シャッター速度1/32000秒
- 高解像4K動画撮影
- 収納式の電子ビューファインダー
- 約2010万画素
- 1.0型センサー
このカメラならプロ級の写真を撮ることが出来ますね。
RXシリーズは他にも100M3、100、100M2、などの下位機種があります。普段使いやたまに旅行に行くぐらいだったらこちらでも充分な性能です。
良い写真の撮り方
あとは良い写真の撮り方はわかる書籍なんかがあったら嬉しいですね。
まとめ
以上海外旅行には一眼レフよりもデジカメが良い理由を簡単に説明しました。
まとめるとこうなります。
- 軽量・持ち運びしやすい
- すぐにシャッターを切れる
- ズーム出来る
- 画質が良い
- 頑丈・防水性能
- 価格がリーズナブル
- デザイン、種類が豊富
何度も繰り返しますが、旅行先で写真を撮る一番の目的は記録に残すことです。
綺麗な写真が撮れるかどうかは二の次にしましょう。
「でもやっぱり一眼レフでいい写真を撮りたい!」という方もいるはずでしょう。
そういう方は一眼レフを買っても全然構わないのですが、エントリーモデルを選ぶことにしましょう。
というのも経験上、相当なカメラ好きではないと一眼レフを使う続けることはまずありません(だって重いから)。
しかし家に一台くらいあったら、何かの拍子で「今日は一眼を使ってみようかな」という気になったりします。
そういう時におすすめなのがこちらのレンズキット。
ミラーレス一眼も良いですね。
ちなみに私はPENTAXの一眼レフを使ってました。
でもやっぱり結論としては海外旅行はコンデジがおすすめですね。
ちなみに私がLCCに持ち込む時の荷物の中身はこちらで紹介しています。
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