プレン滝に行く途中でお釈迦さまが見えたので、帰り際にちょっと寄ってみました。「Tịnh Xá Ngọc Thiền 」という寺院だそうですが、読み方は分かりません。でもちょっとだけ興味深かったです。
バイクで走っているとあれが見えてきました。背景の岩山がお釈迦さまの神々しさを醸し出しています。背中の写真は何なんでしょうか。
お堂
非常に立派なお堂です。金ピカで眩しいです。
天井にも車輪があります。
イナバの物置を真似しているのでしょうか。お坊さんが300人乗っても壊れないお堂(?)
車輪(操舵輪?)の中に卍。
※調べてみた所この車輪は「法輪」と呼ばれ釈迦が説いた教えを古代インドの投擲武器である「チャクラム」に譬えたもの、だそうです。チャクラムは包丁の刃が輪っかになったような武器で、これを投げて敵を斬りつけるんだそうです。恐ろしいですね。
法輪(ほうりん、梵: dharma-cakra)は、仏教の教義、特に釈迦が説いた四諦・八正道の別称。「輪」とは古代インドの投擲武器であるチャクラムのことである。人々が僧侶から説かれた仏教の教義を信じることによって自らの煩悩が打ち消されるさまを、その破邪の面を特に強調して、転輪聖王の7種の宝具の1つであるチャクラムに譬えた表現である。
そこから、仏教では教義(法輪)を他人に伝えること(転)を転法輪と言うようになり、特に釈迦がサールナート(仙人堕処)鹿野苑(施鹿林)で元の修行仲間5人に最初に教義を説いた出来事を初転法輪と言う。その後、三転十二行相を説いたともされる。
法輪は仏教の教義を示す物として八方向に教えを広める車輪形の法具として具現化され、卍と共に仏教のシンボルとして信仰され、寺院の軒飾りにも使用された。また、中国では道教にも取り入れられ、教義を示す用語として使用されている。(wikipedia)
にわとり
にわとりが放し飼いされていました。
穴を掘って中に入ろうとしています。
涅槃仏
お釈迦さまが入滅する様子を表しています。僕もたまにああやって手の平に頬を載せて寝ることがあるので僕も涅槃していることになります。 後ろ側は本棚になっています。この扉を開ければ中に入れるはずです。
全てベトナム語の書物です。恐らく仏教関連の書物で村上春樹の小説も入っていないでしょう。
修行中
なんかバランスが悪いなと思っていたら右側のお坊さんが1人足りません。きっと修行が辛くて逃げ出してしまったのでしょう。自分を見ているようで胸糞悪かったことは禁じ得ません。
アクセス
プレン滝(Prenn Waterfall)のすぐ近くにあるのでついでに立ち寄ってみるのも良いでしょう。小さな寺院なので10分もあれば大丈夫です。
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