こんにちは、私です。今後しばらくは一人称を「私」とすることに決めました。特に意味はありませんがイメチェンのようなものです。
さて、私は今ベトナムの標高1500メートルちょうどにあるダラットという都市に潜伏しているのですが、昨日の夜からsimカードでデータローミングが出来なくなりインターネットに繋がらなくなってしまいました。
このsimカードは街中の小売店のようなタバコ屋のようなお店で購入したのですが、英語が全く通じなかったので店員のおばちゃんが適当に選んだプランも何だかよく分からないと言う代物でした(確か200,000ドンくらい払いました)。
日中は普通に繋がっていたのですが夜になると全く繋がらなくなり、ホテルの従業員たち、といっても家族経営のホテルなのでお母さんやお父さんや大学生の息子や5才の子どもなどですが、が色々と手を尽くしてくれたのですがどうにも繋がらず、結局翌日にダラット市内で新しいsimカードを購入することにしました。
ついでにダラットのどこでsimカードが購入できるのかもちょっとだけ調べてみました。
Vinaphone
まず最初に行ったのがVinaphoneの代理店です。場所はナイトマーケットから見える一番高い電波塔がある場所の真下なのですぐに分かります。
あれです。
ちなみに電波塔には「Vinaphone」と書いてあります。ナイトマーケットから歩いて行けますが、暑いと疲れるのでタクシーか、レンタルバイクで行った方が良いでしょう。
ここが形態ショップになります。
携帯ショップの前にはDU PARC HOTEL DALATがあります。
中の様子です。カウンターに行き「simカード下さい」と言うと誰かしら対応してくれます。ちなみにここの従業員さんは英語が通じるので意思疎通が楽チンです。英語が通じるっていうだけで結構安心してしまうのは私だけじゃないはず。奥に見える青年が応対してくれました。
最初に「どのくらいの期間ベトナムにいるのか?」と聞かれるので自分がベトナムに滞在する予定の期間を答えましょう。すると大まかに「1日のプラン」「1週間のプラン」「1ヶ月のプラン」を提示されます。その後「データ通信だけか?電話は必要か?」なども聞かれるのでどちらが良いのか答えましょう。
※ホーチミンやハノイなどの観光客に人気の大都市では旅行者用の料金プランテーブルのようなものがあるそうですが、ダラットは比較的田舎の都市ということもあり、旅行者向けのサービスが充実しているとは言えません。なので料金体系などがハッキリ分かるものはないので注意(覚悟?)して下さい。とは言っても元々物価が安いのでそれほど心配する必要はありません。
きっとダラットに来る旅行者の多くはホーチミンやハノイなどの大都市を経由してダラットに来るのでもう既にsimカードを手に入れているケースがほとんどだと思います。私のようにバンコクから直接ダラットに来るような場合のみ注意して頂ければ結構です。
ちなみに私は「1ヶ月のプラン」のsimカードを購入しました。今週末にはバンコクに戻るので1ヶ月も必要ないのですが、ただ何となく長い方が良いかなと思い1ヶ月にしました。特に意味はありません。
1ヶ月のプランだと料金とデータ通信料はこうなりました。
翻訳すると「1ヶ月間毎日2GBまでデータ通信が出来て150,000ドン」になります。150,000ドンは約700円です。毎日2GBということは1ヶ月で60GB使えてたったの700円というとんでもない安さです。というか最初の小売店のおばちゃんは確実に私が払った200,000ドンの大部分を自分の懐に入れています。こういうことがあるのでsimカードはちゃんとした場所で買いましょう。
simカードの設定は全て店員さんに任せた方が無難です。ネットで情報を見つければ自分でも出来ますが、手順通りにやったのに全然インターネットに繋がらないということもあり得ます(実際に私がそうでした)。
設定が終わると本当にネットに繋がっているのかSNSなどで確かめましょう。確実にデータローミングしていたら代金を支払って終わりです。必ずネットに繋がることを確認してから代金を払うようにしましょう。
ダウンロードの速度は本当に4Gスピードなのかは少し疑問ですが、youtubeも見れるしGoogleMapのGPSもすぐに反応するので旅行で使うだけなら問題ありません。なんてったって1ヶ月で700円ですから文句の付けようもないです。1日23円くらいでネットが使えるのですから。※これはデータ通信のみのsimカードなので電話も付けばもう少し高くなると思います。
Vinaphoneの携帯ショップへのアクセス
目印はナイトマーケットの方から見える「Vinaphone」と書かれた電波塔です。そこを目指せば問題ありません。散歩がてらナイトマーケットの場所から歩いても良いかもしれません。
mobifone
次に行ったのはベトナム国内で第2位のシェアであるmobifoneの携帯ショップです。
中はこんな感じです。店内は新しくて綺麗でデパートのような感じです。スマートフォンの他にもテレビやパソコンのディスプレイなども売られていました。
奥のカウンターに行くと「今日はどうされましたか?」のようなことをベトナム語で言われたので「simカードが欲しい」と言うとVinaphoneの時と同様にベトナムに滞在する期間やデータ通信と通話のどちらが必要かなどを尋ねられます。
Vinaphoneの店員に比べると多少英語でコミュニケーションするのが難しかったですが、simカードを購入するだけなので特に問題はなさそうです。
試しに「1日だけのデータ通信と1ヶ月のデータ通信のsimカードはいくらでございましょうか?」と聞くと料金プランを紙に書いてくれました。
上が1ヶ月プランで7GB120,000ドン(約550円)、下が1日プランで1.5GB60.000ドン(約250円)でした。こちらも良心的な価格設定ですがVinaphoneの方が多少お得感があるように感じます。
もう一つの端末(Nexus5)用に1日プランを試しに買ってみようとするとパスポートを提示するよう求められました。あいにくパスポートはホテルに置いたままだったので、simカードを購入することなく店を出ました。mobifoneはsimカードを購入する際にパスポートが必要だそうです。ここでsimカードを購入する場合は忘れずに持っていきましょう。
mobifoneの携帯ショップへのアクセス
mobifoneの携帯ショップはダラットで最も観光客が多いナイトマーケットのすぐ近くです。ナイトマーケットと同じ道沿いではなく、こういう階段を登る必要があります。
ここです。左上に見えるVinaphoneの代理店ではsimカードは購入出来ません。ご注意を。
まとめ
今回はダラットでsimカードを購入する方法を紹介しました。Vinaphoneとmobifone以外にも有名な通信事情者は存在しますが、ダラットの市内で手軽にsimカードを購入出来るのは今の所この二つが無難ではないかと思います。
注意して頂きたいのは
- Vinaphone、mobifoneという看板を見つけたからといって街中の小さな商店でsimカードを購入しない
- 全ての代理店でsimカードが購入出来る訳ではない(上の2店舗では問題無し)
- simカードはアクティベートまで全て店員さんに任せる
の3つです。上で紹介した場所でsimカードを購入するのが今の所最もトラブルを少なく出来る方法ではないかと思います。
1に関しては絶対に守って下さい。さもなければ胡散臭いおばちゃんに適当にsimカードを買わされ私の二の舞になってしまいます。
2についてですが、最初にVinaphoneのsimカードを購入しようとナイトマーケットの近く分かりやすい場所にあった代理店に行ったところ「ここでは購入できない。あの電波塔の下に行ってくれ」と言われました。代理店によってsimカードだけ購入するということが出来ないところもあるようです。
3については、自分でセットアップまで出来るなら問題はないのですが、全てベトナム語なのであまりおすすめはしません。
料金プランに関しては、通常の旅行者がダラットでsimカードを購入することはあまり無いと事業者も想定しているらしく、店員さんに尋ねない限り分かりません。ですが、上の2店舗は比較的大きな店舗であり、店員さんのIDのようなものも客が見ることが出来るので(タクシーの運転手みたいなやつです)比較的信用出来るのではないかと思います。
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