LCC(Low-Cost Carrier)の登場によって今や片道1万円あれば海外旅行に行ける時代となりました。
東京から大阪へ新幹線で移動するよりも海外に行った方が安く済むのです。
とんでもない時代ですね。
私もタイに行く時はいつもLCCを利用しています。
荷物が多くて預ける(受託手荷物)の場合だとLCCはちょっと割高ですが、荷物が少なかったり軽かったりする時はとてつもなく安いです。
しかしLCCは安い分、ちょっと快適さに欠けているところもあります。
その1つが座席の狭さ。
これまで一度でもLCCに乗ったことがあればよく分かると思いますが、LCCの飛行機は前の座席とのスペースが従来の航空会社に比べてかなり狭くなっています。
それにシートの横幅も短めで、隣の席の人と肘が当たることもしばしば。
さらに前の座席との距離の関係でリクライニングもかなり浅めに設計されています。
えっこれだけしか下がんないの?まじで….。
100回以上LCCを利用している私はいつもこんな感じで不満を漏らします。
さらに私は腰痛持ちなので長時間飛行機に乗っているのはかなり苦痛です…..。
でも安さ故に毎回利用しています。辛いです。
きっと私同じような思いを抱いている方も多いと思います。
そこで今回はLCCの座席が窮屈過ぎて辛い時の対処法とおすすめ快適グッズを紹介していきます。
何も対策をしていないと結構辛いので今までLCCに乗ったことがある方も、これから乗る予定がある方もぜひ参考にしてみてください。
LCC機内持ち込みにおすすめの超軽量スーツケースについてはこちら。
私がよく乗るLCC各社の機内持ち込み制限は下の記事で解説しています。
日本からタイ(バンコク)ヘの直行便LCCを徹底比較した記事はこちら。
長時間同じ姿勢でいるとエコノミー症候群に
飛行機に限らず長時間同じ姿勢でいることは身体にとって良いことではありません。
最悪の場合「エコノミー症候群」になることもあります。
これから旅行に行くのにエコノミー症候群になってしまったら笑えません。
特に窓側の座席だったり、3列シートの真ん中の座席になった場合に気を遣ってトイレに行くのを避けたりしますが、これは悪循環に陥ります。
対処法➀「足のマッサージ」
なんか足がむくんできたな。
と思ったらまずは足のマッサージをして血流を良くしましょう。
足の指を開いたり閉じたりするだけでもだいぶ効果があります。
フットレストがあればだいぶ快適になります。
これも良さそうです。普段からも自宅や仕事場で使えそうですね。
機内には持ち込めないですが、こういうのが普段からあれば便利ですね。
対処法➁ゆったりめの服を着る
あんまりきついものだと血行が悪くなってしまい、足がむくみがちです。
なので長時間のフライトはなるベく緩めの服や靴下を選ぶのが良いでしょう。
むくみ防止用のストッキングなどもありますので普段から足がむくみやすい方は試してみても良いかも知れません。
対処法➂水分摂取と電解質補給
フライト中はトイレの回数を減らす為に水分を取らない方が多いようです。
でも水分を取らないと身体が脱水状態になってしまい血液粘度が上昇します。
そうすると血流が悪くなるのでさらにむくみやすくなってしまいます。
なのでフライト中はこまめに水分を取り、こまめにトイレに行きましょう。
トイレに行けば足を動かせるのでエコノミー症候群を防ぐことも出来ますね。
普通の水でも良いのですが、身体に吸収されやすい電解質のものがおすすめです。
電解質パウダーは熱帯地域で脱水症状になった時にもとても助かります(私はカンボジアで経験済みです。死ぬかと思いました)。
バックパッカーは必須のアイテムです。
折りたたみの水筒があれば便利ですね。
対処法➃通路側の座席にする
「どうしてもトイレに行くのに気を遣ってしまう….」という方は最初から通路側の座席を選びましょう。
通路側ならある程度足のスペースに余裕もあるし、ちょっとむくんできたと思ったらすぐに立ち上がって歩いてみたりも出来ますからね。
おすすめの機内快適グッズ
そのほかにもこんなおすすめグッズがあります。
ネックピロー
ネックピローは王道。
登場前から首に巻いている人もいます。
人によってはネックピローをしてても首が痛くなる、ということなので(私がそうです)注意が必要です。
ただネックピローは首に巻かなくても腰に当てたり、枕にしたりも出来るので割と重宝します。必須のアイテムです。
SmartTravel 飛行機用クッション
腰痛持ち必見のクッションがこれ。
腰痛持ちにとって一番辛いのがシートと腰の間にスキマが出来て腰が浮いてしまうことですよね。
でもこのエアークッションを挟めばこのストレスが解消できます。
しかもエアーバルブを開くだけで勝手に膨らむ優れものです。
マスク
機内は乾燥していることが多く、ちょっとうたた寝をして起きたら喉が痛くなっている、ということもしばしばです。
そういう時はマスクを持っていきましょう。空港で買うとちょっと高いので事前に買っておいた方が良いですね。
最近は大気汚染のこともあるのでPM2.5に対応したマスクを選びましょう。
アイマスク
快適に眠る為にもアイマスクは必要ですね。
まとめ
以上LCCの座席が狭すぎて辛い時の対処法とおすすめ快適グッズをご紹介しました。
LCCは安さ故に色々な面で不満はありますが、それでもやっぱり安いから利用してしまいます。
特に東南アジアなんかは往復でも2万円くらいで行けちゃう国が多いので利用しない手はありません。
ただ飛行機の中で体調を崩してしまっては元も子もありません。
旅行先でフル活動出来るように機内ではなるべくストレス無く過ごすことに努めましょう。
LCCは荷物のサイズと重さに注意
LCCは機内持ち込み荷物制限がかなり厳しいのでしっかりと準備しておかないと当日追加料金を払わなくてはならないことになりかねません。
ちなみに一般的なLCCの機内持ち込み制限はこうなっています。
- 高さ・幅・奥行きの各辺が55、36、23センチ以内
- 重さは7キロ(もしくは10キロ)まで
かなり厳しめなので普通のスーツケースで行くと当日チェックインカウンターで強制的に預け入れ荷物にされてしまう可能性も大です。
ちなみにエアアジアの場合、当日チェックインカウンターで預け入れ荷物を追加すると10000円かかります(15kgまで)。
航空券が一万円なのに荷物に一万円は誰だって払いたくありません。
なのであらかじめサイズと重さを制限内に収めておく必要があります。
この制限を満たすLCCにおすすめのスーツケースはズバリSiiiN+Light(シーンプラスライト)の超軽量スーツケース。
2019年9月現在、1万円前後のSサイズスーツケースに関してはSiiiN+Light(シーンプラスライト)が最も軽いです。
重さが1.9kgしか無いので重量超過で追加料金を取られるリスクが減ります(一般的なSサイズのスーツケースは2.7kg〜)。
Sサイズなのでもちろん機内持ち込み対応。
無駄なお金を使わない為にも出来るだけ軽いスーツケースを用意しておくのが無難です。
機内はアマゾンで暇つぶし
飛行機の中は暇です。
日本からタイまで約7時間ありますが、特にやることもなく目を瞑っている人がほとんどではないでしょうか。
かといって飛行機の中は快適に眠れるわけでもないので、どこか時間を無駄にしているような感じがします。
そんな時はkindleタブレットを持っていって、あらかじめダウンロードしておいた映画を見たり、音楽を聴いたり、本を読んだりして時間を潰すのがおすすめ。
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前もってダウンロードしておけば行きも帰りも退屈しませんね。
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音楽を聴いたり動画を見たりする時にはイヤホンが必須です。
有線でもいいのですが、コードが煩わしいと感じることもしばしばです(特に機内とか)。
そういう時にブルートゥースで繋がるワイヤレスイヤホンがあるとびっくりするくらい便利です。
私はこういう首にかけられるタイプのイヤホンを使っています。音質も有線とほとんど変わりません。
片耳ずつ分離しているイヤホンも便利です。
個人的には耳の穴に押し込むカナル型イヤホンが好きなので私は使っていません。
こちらのイヤホンも左右分離型です。
これくらい小さければツーリングの時にヘルメットの中でも使えそうです。
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