タイ旅行で心配なのが衛生面。
ショッピングセンターのフードコートやレストランは食器もしっかり消毒されていますが、屋台なんかは衛生面があまりしっかり整っていないので、初めてタイ旅行に来る方は免疫が無くてお腹を壊しがちです。
あとはタイ料理が美味しすぎて食べ過ぎ、飲み過ぎでお腹を壊すこともあります。
一度トイレに行って終わればいいですが、こっちの下痢はかなり長引くこともしばしば。
私も以前はよくお腹を壊して大変な目にあいました。
そこで今回はお腹をずっと下していたり、腹痛が治らない時におすすめしたいタイの下痢止めを紹介します。
ひどい下痢でもこれを飲めばスパッと止まります(もし止まらなければ病院に行ってください)。
実体験も交えて紹介するのでぜひ参考にしてみてください。
お腹が張って苦しい人はこちらの記事がおすすめです。
タイの腹痛は治りにくい
日本でお腹を壊しても正露丸を飲んで休めばすぐに治りますが、こっちの腹痛はこじらせるとかなり面倒。
私も以前バンコクの屋台でシーフードを食べた時にお腹を壊してしまいました。
まあ一日休めばなんとかなるべ。
とたかをくくっていましたが状態はだんだん酷くなるばかり。
体から水分だけ出ていくので脱水症状寸前です。
あまりに下痢がひどくて最終的には入院して、一泊しかしてないのに8万円を払いました。
悪夢のような経験でしたね。
8万円あれば1週間くらい旅行が出来ます。
それから数年間はひどい腹痛に襲われることもなかったのですが、先日再びしつこい腹痛に悩まされました。
ずっとお腹下してるなー。体力が落ちてきた。
— Hikaru@UberEats配達員 (@mitsushimalove) September 11, 2019
3日間くらいずっとお腹を下す日々が続きました。
以前よりは楽な腹痛だったので病院に行くほどではありませんでしたが、常にお腹がゴロゴロ鳴っていてずっとゲストハウスに引きこもってました。
すぐトイレに行けたので問題はないのですが3日も続くとさすがに体力が落ちます。
とりあえずお腹に効きそうなものを全部試すか。 pic.twitter.com/bz39EC0R9q
— Hikaru@UberEats配達員 (@mitsushimalove) September 12, 2019
とりあえず下痢止めっぽい薬を全て試してみました(もちろん一度にではありません)。
タイの友人がおすすめしてくれたのがこれ。
湿布を液体にしたような味がしましたが、お腹に染み渡っているのがわかるくらいドロドロしてて、これが結構効きました。
しかし、状態が改善したのはほんの数時間のみ。
数時間後には再びトイレに駆け込んでました。
そんな時にガラクタやネバーランドのネバさんが貴重な情報が。
「イモジウム」もらったら、一発で治るよ!タイの薬局ふつうに売ってくれる
— 🌈ガラクタやネバーランド🧚♀️江古田 (@ekodanogarakuta) September 12, 2019
「イモジウム」という薬を飲むと下痢が一発で治るそうです。
世界最強の下痢止め薬‥なぜかタイで簡単に手に入る‥!!!
— 🌈ガラクタやネバーランド🧚♀️江古田 (@ekodanogarakuta) September 12, 2019
世界最強の下痢止め。
一生下痢に困らなくなるようなネーミングです。
というわけで早速近くの薬局に駆け込みました。
超強力下痢止め「イモジウム」
ネバさんに教えてもらったイモジウム(49バーツ)。
「Relieve Symptoms of Acute diarrhea(急性の下痢・激しい下痢の症状を改善する)」と書いてあります(ちなみにdiarrheaの綴りは間違っている)。
これは頼もしい。
残念ながらコンビニではあんまり見かけませんが、薬局に行けば必ずあります。
薬剤師さんに
イムジウム、プリーズ。
と言えば通じます。
もしくは上の写真を見せれば大丈夫。
イムジウムを飲んだら下痢が止まった
イモジウムを飲んだところあれだけずっと続いていた下痢がスパッと止まりました。
びっくりするぐらいスパッと止まったので、感覚が麻痺して漏らしているんじゃないかと逆に不安になるくらいでした。
一応トイレに行きましたが別に漏らしてはないし、催す感覚もありません。
そのまま次の日も下痢は無かったので、どうやら完全に治ってしまったようです。
3日もしつこく続いてたのに。
(もしかして5年前に入院した時もこの薬を飲んでいれば8万も払う必要がなかったんじゃないのか…….)。
服用方法・注意点
イモジウムは強力な薬だけに、服用方法はしっかり守りましょう。
大人(12歳以上)は一回2錠です。
もし改善が見られなければ6時間毎に1錠ずつ飲んで良いですが、一日に飲めるのは8錠まで。
服用してから48時間経っても下痢が治らない場合は必ず医者に行ってください。
私は2錠飲んだだけで下痢が止まったのでそれ以上は服用しませんでしたが、全然症状が改善されない場合は潔くお医者さんに行きましょう。
子ども(12歳以下)や高齢者は絶対に服用してはいけません。
こういう場合もイムジウムは服用してはいけません。
- 便秘気味
- 便に血が混ざっていたり、高熱がある
- 腸が炎症を起こしている場合(潰瘍性大腸炎や抗生物質摂取による偽膜性大腸炎など)
イモジウムは東南アジアバックパッカーの間ではかなり有名な下痢止めらしいのですが、効き目が強すぎて効果絶大なので注意事項はしっかり守りましょう。
日本の下痢止めも持って行こう
今回私は日本から一切薬を持っていかなったので現地で調達しましたが、こちらの薬は効果がありすぎて逆に不安です。
一般的に日本の薬は効果が薄い(というよりも日本は衛生的に綺麗)と言われてるので、こちらの薬に慣れてしまうと日本に帰った時に薬が全く効かなくなったりするそうです。
なので薬はなるべく自分で日本から持っていき、現地で調達するのは最終手段と思っておくのが良いでしょう。
ただし下痢の場合は止めずに出しておいた方がいい場合もあるので、1日くらいの下痢であればトイレに行って安静にするのが無難です。
数日続くようであったり、車移動でトイレにすぐに行けない時などに下痢止めを服用しましょう。
経口補水液も必須
下痢が続くと一時的に脱水状態になるので、水分補給は必須です。
普通の水だと体に吸収されずにどんどん排出されてしまうので、ポカリや経口補水液を飲みましょう。
パウダーの状態で持って行けば水に溶かすだけなので便利です。
正露丸はあんまり効かない
下痢と言えば正露丸ですが、残念ながらタイの下痢には正露丸はあんまり効きません。
私は以前タイでお腹を壊した時に正露丸に頼りっぱなしだったのですが、あんまり効果はありませんでした。
これは入院した時にお医者さんにも言われたのですが、正露丸は飲み過ぎると胃(腸)に穴が開くらしいので、一回飲んで全く効果がない場合は服用を止めましょう。
コンビニで買える下痢止め
タイのコンビニには薬が売っているのでそこで下痢止めを買っても良いでしょう。
ただし、激しい腹痛などには全然効かないの薬局でイモジウムを買うのがベターです。
「diarrhea(下痢)」や「stomach ache(腹痛)」という英語の表記がある薬は基本的に下痢止めです。
先ほども紹介したこの飲み薬が結構効きました。
味は湿布なので激マズですが、一般的な下痢には効果的だと思います。
大体の薬にはイラストが付いているのでそれを参考にしてもいいですが、くれぐれも「hemorrhoid(便秘薬)」を下痢止めだと思って飲まないようにしてください。
イラスト的に下痢止めっぽいですが便秘薬なのでご注意を。
改善しなかったら病院へ
タイで激しい下痢に襲われた場合はイモジウムが一番おすすめですが、もしそれでも全然改善しなかったり、次の日に飛行機に乗るというような場合には迷わず病院に行くことをおすすめします。
病院に行ってお医者さんに診てもらえば安心だし、普通の胃腸炎なら数時間点滴を打ってもらえばすぐに治ります。
ただし、海外旅行保険に入っていないととんでもない額の医療費を請求されます。
私が一泊入院して8万円払った時には海外旅行保険に入っていませんでした(というか入っていたと思ってたら入ってなかった)。
腹痛で8万円もかかってしまうので、もっと大きな病気や怪我をした場合は8万では済みません。
なので海外旅行に行くときは絶対に海外旅行保険に入りましょう。
入らずに向こうで病気になってしまったら本当に後悔します。
おすすめは楽天カードの海外旅行保険
しかし個人で加入する海外旅行保険はちょっと高いのも事実。
一週間のタイ旅行の場合、どんなに安いプランであっても5000円くらいかかってしまいます。
5000円は結構でかい。
もし向こうで怪我も病気もしなければ無駄に5000円を払ったことにもなります。
なので
まあ気を付けてれば保険に入らなくてもなんとかなるでしょ。
と考えたくなる気持ちも分かります。
しかし海外では何が起こるか全く分かりません。
犯罪率も交通事故率も日本ほど低い国はほとんど無いので、日本の数倍はなんらかのトラブルにあうと思っておいて構いません。
大きなトラブルじゃなくても今回のようにお腹を壊したり、持ち物を失くした時なんかは保険に入っているのと入っていないのでは心の余裕が全然違います。
そこでおすすめなのが楽天カードの海外旅行保険。
楽天カードなら海外旅行保険に行く時に航空券代や空港までの電車代を楽天カードで支払うことで自動で海外旅行保険が適用されます(利用付帯)。
詳しくは公式サイトをチェックしてもらいたいのですが、補償内容も充実してます。
楽天カードで航空券代を決済すれば、毎回保険料を払わなくても自動で保険が付いてくるので安心です。
もちろん私も持ってます。
楽天カードには海外旅行保険の他にもこんな特典があります。
- ATM手数料が無料(JCBカードのみ)
- 年会費が永年無料
- ポケットWi-Fiが20%オフ+受渡手数料無料
- ニートでも審査に通り安い
審査も比較的緩めなので、まだ持っていない方は今すぐ作っておくのをおすすめします。
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