この記事ではアジアティーク・リバー・フロントのおすすめ雑貨・見所・行き方・写真スポットなどを紹介しています。これを読めば無駄に時間を過ごすことなく観光を楽しむことができます。
バンコクを訪れる観光客に人気のスポット「アジアティーク・リバー・フロント」。
地元タイ人だけでなく世界各国から観光客が訪れますが、その中でも特に日本人に人気のある観光スポットです。
私もこれまで何度かここに行きましたが、個人的に色々な思い出がある場所です(涙が出そうなので詳細は割愛します)。
そこで今回はこれからアジアティークを訪れる人のために
- アジアティークへの行き方
- みどころ
- おすすめレストラン
- 写真スポット
などを紹介していきます。
ASIATIQUEって何?
アジアティーク・ザ・リバーフロントは2012年にオープンしたばかりの複合型マーケットです。
かつて倉庫だった場所を改装し、そこに観光客向けの雑貨屋やお土産屋さんが立ち並んでいます。
お店の数は約1500店舗あり、レストランや屋台なども40店以上あるくらいなのでとても広いです。
さらにアジアティークの見所の一つがキャバレーショー「カリプソ」です。
いわゆるニューハーフたちが豪華絢爛な衣装に身を包み、踊りや歌で観客を魅了させる大人気ショーです。
観光客に絶対オススメのショーです。
当日券も買えますが、出来れば日本で予約しておいた方が日本語ガイド付きだし、安く済みます。
「カリプソ」の他にはムエタイが試合が見られる「ムエタイショー」も開催されています。
ムエタイショーもネットで前もって予約しておけば1000円ほど安くチケットが買えます。
アジアティークのシンボルともいえる巨大な観覧車。
写真スポットとしても有名ですね。
この観覧車はスピードが速すぎることでもちょっと話題になっています。
この観覧車の早さよ(´・ω・`)#タイ#バンコク#アジアティーク pic.twitter.com/Vb2YQTNPmR
— ざっきー快 (@zakky4556) 2019年6月19日
各国から観光客が訪れていますが、割合としては日本人の観光客がかなり多いです。
他の観光地ではあまり日本人の姿は見ないので、もうタイに来なくなってしまったと思っていたのですがちゃんと来ているようですね。
Asiatique の歴史
アジアティークの歴史は1800年代にまで遡ります。
当時のタイはまだシャム(siam)王国という名前でした。
シャム王国はデンマークとの友好条約を締結したのちにイースト・アジアティーク社と貿易を始めます。
そしてイースト・アジアティーク社がチーク材をシャム王国に輸出する時の船着場になったのが、今現在アジアティークがある場所です。
昔はここ一帯が倉庫群になっていたのですが、1947年ごろから使われなくなっていました。
そこで2011年に不動産会社のTCC会社が改修・開発に乗り出し、今のアジアティークが作られました。
タイの歴史も本格的に勉強すると面白いです。
エリア別攻略
それではエリア別(倉庫別)にお土産屋さんや雑貨屋を紹介していきます。
アジアティークは10棟の倉庫跡で出来ています。
その10棟の倉庫をエリア別に分けてみるとこうなります。
この10棟の倉庫を大きく分けるとこんな感じになります。
北側がボート乗り場になっており南側が道路となっています。
回る順番
回る順序は船着場からスタートして
こんな感じで倉庫1から順に回っていけば漏れなく観光できます。
リバーフロント
船着場側、チャオプラヤ川に面した一帯をリバーフロントと呼びます。
ここはチャオプラヤ川を見渡せる屋外テラスレストランなんかがあったり、写真スポットになったりしています。
チャルンクルン地区
倉庫1〜4が「チャルンクルン地区」と言って雑貨屋やお土産屋が立ち並ぶエリアになります。
だいたいどの倉庫も売っているものは同じですが
- 倉庫1:ちょっと高価なお土産
- 倉庫2:タイ雑貨・タイパンツ
- 倉庫3:乾物系・薬局
- 倉庫4:なんでもある
こんな感じで分けることが出来ます。
旅行者にとって一番面白いのは倉庫1です。
高めなものが多いので買い物というよりもブラブラ歩きながら見て回るのが良いでしょう。
倉庫2〜4は旅行者向けの一般的なお土産や雑貨屋が多数並んでいます。
メインの買い物はこっちのエリアになるでしょう。
倉庫1
価格はちょっと高めな感じですがぶらぶら歩いているだけで楽しめます。
甘党にはたまらないマンゴースイーツが食べられるお店「マンゴタンゴ」も倉庫1にあります。
倉庫2〜4
タイパンツは倉庫2に一番多くある印象でした。
値段は120バーツ〜とやや高めですが、気になった柄などがあれば即決で購入するのが良いでしょう。
「Everything 100」というお店が結構よかったですね。
全部100バーツのお店なのですが、品揃えもクオリティーもなかなかでした。お土産にぴったりです。
他にも民族衣装っぽい柄のシャツなど。寝巻きに良さそう。
他のマーケットにも売ってそうなものばかりですが、たまに欲しいものに遭遇するので見る価値はあります。
タウンスクエア地区
倉庫5と6は「タウンスクエア地区」と言ってビアガーデンやレストランが並ぶエリアです。
それほど見るものはありませんが、ここには時計塔があり、時計塔の下の柵にカップルたちが掛けた南京錠がたくさん見れます。
諸行無常の世の中ですが、カップルの方はぜひ。
ファクトリー地区
倉庫7〜9は「ファクトリー地区」で最新のトレンドファッションアイテムや、ちょっとハイソ風なアクセサリー・服なんかを売っています。
ファッション服を安く買うならここよりもプラチナムファッションモールの方がオススメです。
カリプソ・ニューハーフショー
倉庫3にはカリプソ・ニューハーフショーのチケットブースがあります。
カリプソはバンコクに来たら是非とも行って欲しいショーなのですが、当日券は大人一人1200バーツとちょっとお高め。
なので前もってインターネットで予約しておいた方が良いでしょう。
当日券も買えますが、出来れば日本で予約しておいた方が日本語ガイド付きだし、安く済みます。
ツアーチケットの場合は大人一人900バーツで済むので1000円以上お得です。
ムエタイショー
ムエタイの試合もアジアティーク内で観戦することが出来ます。
日本語ガイド付きのツアーチケットを事前予約すればこちらも大人一人900バーツで観戦することが出来ます。
アトラクション
アジアティークにはこの巨大な観覧車以外にもいくつかアトラクションがあります。
結構面白そうなアトラクションですが、値段も高めです。
メリーゴーランドもありましたが、ほとんど子連れしか乗っていませんでした。
マッサージ
マッサージ店も何店舗かあります。
こちらのお店の店頭には魚が角質を食べてくれる水槽がありました。
おすすめグルメ・レストラン
アジアティークの中だけで40店舗以上のレストランがあるので、実際に行ってみて美味しいそうな場所に入ってみましょう。
お腹に余裕があれば二軒はしごしても良いでしょう。
ここでは私が実際に行ったことのあるオススメのレストランを紹介します。
YUM SAAP
YUM SAAPはイサーン料理のチェーン店で割とどこにでもあるお店なのですが、リーズナブルな価格と安定の美味さ(辛さ)で人気です。
屋台に比べると結構高めですが、その分本格的なイサーン料理を味わうことが出来ます。
初めてアジアティークにタイ人の友人に連れて行ってもらった時にここに来ましたが、とても満足して帰りました。
イサーン料理は辛いことで有名ですが、辛さは自由に変えることが出来るのでご安心を。
Baan Khanitha
Baan Khanithaはボート乗り場のすぐ目の前にある本格高級タイレストラン。
タイシルクの有名店「カタニーシルクショップ」のオーナーであるカタニー・アラクニティクン氏がプロデュースしており、レストランの内装にも拘っています。
高級と言っても一品100〜500バーツがメインなのでトータル予算は高くても1000バーツくらいで収まります。
タイは屋台で買うご飯も超絶美味しいですが、やはり高級なものは一味違います。
旅の思い出にちょっと奮発してみるのも良いのではないでしょうか。
ドリンク屋台など
アジアティーク内にはいたるところにドリンク屋台があります。
ちょっとだけ観光客価格ですが休憩して喉を潤すにはもってこいです。
アジアティークへの行き方
アジアティークへの行き方は大きく分けて2つです。
- 無料のボート
- タクシー(バイタク・トゥクトゥク)
オススメは無料の送迎ボートですが、一応両方の行き方を紹介します。
タクシーで行く方法
タクシーなどで行く場合は運転手に「アジアティーク」といえば通じます。
もし運転手が「わからない」と言ったら地図を見せたりタイ語を見せたりしましょう。
ただし観光客だとわかると値段をふっかけてくるので配車アプリGrabを使うのがおすすめです。
帰りはタクシー乗り場でタクシーを呼んでもらえます。
無料ボートでの行き方
アジアティーク行きの無料ボートはSathon Pierという船着場から出ています。
Sathon PierはBTSサパーンタクシン駅に直結しているのでアクセスが簡単です。
サパーンタクシンで降りたらExit2を目指します。
階段を降りてまっすぐ進むとすぐに船着場が見えます。
他の観光客もここの船着場に行くのでついていけば問題ありません。
アジアティーク行きの無料送迎ボートは船着場の右手にあります。
これが目印です。
ここに並んでいれば大丈夫。
だいたい15分間隔でボートが来ます。それほど混んでなければすぐに乗れます。
帰りもボートを降りた場所と同じ場所で待っていれば大丈夫です。
必ずBTSと書いてある方の列に並びましょう(一番長い列)。
まとめ
今回は日本人観光客に特に人気のスポット「アジアティーク」の見所やアクセス方法などを紹介しました。
アジアティークは他の観光スポットと比べてカップル率が高めなのでひとり旅だとちょっと敬遠しがちです。
確かにそこら中にカップルはいるし、一人だとあんまり楽しめなさそうな感じは否めませんが、一人で来ている日本人も(女性も)結構います。
なのでひとり旅でもあんまり気にする必要はないと思います。
ただし個人的にはアジアティークややっぱりカップルで訪れる場所という印象が強いので、どうしても行きたい場合以外は行く必要はないかなと思います。
お土産も雑貨屋もレストランも、正直言って他のどの場所にもありそうなものばかりです。
お土産に関してはチャトチャックウィークエンドマーケットや市内のナイトマーケットの方が品揃えも価格も良いし、レストランもショッピングセンターの中と変わりません。
なのでカリプソ目的やムエタイ目的でアジアティークに来て、ついでにお店なんかをブラブラしてみるというのが一番良いかなと思います。
正直にいうとバンコク市内にはアジアティークよりも行って欲しい観光スポットが他にたくさんあります。
例えばチャイナタウンなど。
異文化体験という点ではチャイナタウンの方が個人的にはオススメです。
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