タイの首都バンコクには「飛行機の墓場(Airplane Graveyard)」と呼ばれる場所があります。
ご覧のように広い土地に飛行機の機体の一部がそのままの状態で放置されています。
GoogleMapsの衛星写真からもその姿が確認出来ます。
どうやらここは飛行機の解体場らしいのですが、どういうわけか一部の機体は解体されないまま何年も放置されているんだとか。
一般の観光客が訪れる場所ではありませんが、好奇心に推されて訪れる好き者も多くいます。
こんな変な場所はバンコクにしか無いと思っていたらまさかのチェンマイにも全く同じ場所がありました。
しかもチェンマイの場合は道路脇に平然と飛行機の機体が放置されていて、バイクで走っている途中に突然現れたのでびっくりして事故りそうになりました。
バンコクとは違ってチェンマイの飛行機の墓場は機体がほぼそのままの姿で放置されており、とても面白かったので今回少しだけ紹介させていただきます。
チェンマイ郊外の飛行機の墓場
国道1014号線をドーイサケート方面に走っていると突如道端に赤い飛行機が出現しました。
本当に道路から数メートルの場所にあるので絶対にドライバーの視界に入ります。
やや小さめの機体は上側が赤く下側が白色。
調べたところ日本航空機製造のYS-11という機体で、以前はプーケット航空で使われたいたそうです。
翼部分はもぎ取られていますが、胴体はほぼ完全な形で放置されています。
周辺にはエンジンと思われる大きな筒が散乱しています。
ご覧のように道路脇に平然と飛行機の機体が並んでいるのです。
地元の人はどう思っているのでしょうね。
飛行機が無ければUFOにも見える機体の一部。
なんとも不思議な光景でした。
これだけも十分お腹いっぱいでしたが向こうの方の広場にさらに大きな飛行機が見えたのでバイクで行ってみることにしました。
そこにあった機体がこちら↓
デカッ・:*+.\(( °ω° ))/.:+
これはまさしくジャンボジェット。
しかも翼が付いたまま、ほぼ完全な状態で放置されています。
こんなに間近で本物のジャンボジェットを見ることはなかなか出来ません。
間近で見ると飛行機は金属の塊というのがよくわかりますね。
尾翼にタイ航空のマークがありました。
機体に書かれた番号を調べてみるとタイ航空HS-TAM、Airbus A300B4-622R、1990/12 〜2012/12という情報をゲットしました。
2012年12月まで飛んでいた機体なんですね。
機体の下には作業台のようなものがありました。
どうやら作業場ではなく休憩スペースとして使っているのかも?
飛行機の陰で休むなんて贅沢すぎます。
タイヤがまだ踏ん張っています。
チェンマイ市内からはちょっと遠いですが、これだけを見に来る価値は十分あると思います。
私の場合は近くにある現代美術館のついてに立ち寄りました↓
レンタカーやレンタルバイクを借りない場合はトゥクトゥクかタクシーをチャーターしましょう。
動画も撮ったので気になる方はご覧ください。
飛行機の墓場への行き方
飛行機はチェンマイ中心部の東側、1014号線沿いにあります。
道を走っていると右側に赤い飛行機が現れるので見逃すことはありません。
赤い飛行機は誰でも見ることが出来ますが、ジャンボジェットは少し奥の方にあります。
解体業者らしきトラックが通ることもありますが、ほとんどの場合は無視されるので飛行機に近づいても何も言われないと思います。
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