チェンマイから車で約1時間の絶景スポット「モンチェム(ม่อนแจ่ม)」。
標高1300mからの絶景を求めて週末に多くのタイ人観光客が押し寄せる人気スポットです。
この記事ではモンチェムの基本情報、見所、周辺のカフェやキャンプ場、誰でも行ける簡単なアクセス方法などについて詳しく解説していきます。
これからモンチェムに行こうかと考えている方の参考になれば幸いです。
「もっとモンチェムの雰囲気を知りたい」という方はぜひ動画の方もご覧ください。
モンチェムの基本情報
まずはモンチェムの基本情報をチェックしましょう。
名前 | モンチェム(Mon Jam ม่อนแจ่ม) |
場所 | Mae Raem, Mae Rim District, Chiang Mai 50180 |
アクセス方法 | レンタカー、バイク、ソンテウ、タクシー、バン |
周辺の宿泊施設 | キャンプ場、コテージ |
ベストシーズン | 乾季(10月〜2月) |
モンチェムの正式名称はMon Jam(Mon Chaemとも言う)です。
ベストシーズンは雨季が終わった後の10月〜2月の間。
この間に行けば雲一つ無い絶景を一望することが出来る上に、山肌一面のお花畑で写真を撮ることが出来ました。
残念ながら私が行ったのは雨季に入ったばかりの5月だったのでほぼ曇り空で、花が全く咲いていませんでした(つまりワーストシーズン)。
モンチェム周辺は舗装されていない道路もあるので雨季に行くと靴が泥だらけになります。
出来れば雨が降っていない乾季に行きましょう。
アクセス方法や周辺の宿泊施設については下の方で詳しく解説していますのでもう少々お待ちください。
絶景スポット「モンチェム」
標高1300mからの眺める雄大な山々。
晴れていれば地平線の奥の方まで太陽の光が降り注いでさぞ素晴らしい絶景だったことでしょう。
お花もそれほどたくさん咲いていませんでした。
この日は近くのキャンプ場に泊まったので夕方と朝方の2回行ったのですが、どちらも曇り空でした。
曇っていてもそれなりに良い景色を見ることは出来ました。
ちょっと晴れたと思ったら
すぐに霧に包まれてしまいました。
山の天候は変わりやすいので仕方ありません。
ベストシーズンにはこの段々畑にカラフルな花が咲き誇ります。
チェンマイで流行りのトマソン建築。
雲が厚過ぎて神から十戒を授かったみたいな画が撮れてしまいました。
小さなカフェやレストランもありましたが2022年5月現在は休日しか営業していないようです。
写真スポットがいくつかあります。
写真撮影用の帽子や籠も用意されています。
モン族の子どもたちと写真撮影も出来ます(相場は20バーツ)。
雨季でもそこそこ楽しかったのですが正直に言えばやっぱりベストシーズンに行くべきでした。
皆さんは乾季(10月〜2月)に行ってください( ;∀;)
キャンプ場やカフェがたくさん
モンチェムにはキャンプ場がたくさんあるので宿泊も可能。
山肌に段々になって並ぶ白い建物は全てキャンプ施設のテントやコテージです。
今回私が止まったドーム型テントはこちら。
1泊4000円くらいでした。
羽虫がいるので蚊帳付きです。
こんなに開放的な場所でバスタブにも浸かることが出来ますが寒すぎて無理でした。
家族経営のキャンプ場「プーモリン」。
まだオープンしたてなので施設はかなり新しいです。
夜ご飯はタイ式焼肉ムーガタ1セット400バーツを注文。
1セットで大体2人〜3人くらいの量が来ます。
基本的に食事は全て施設側が用意してくれるので自分で商店に行く必要はありません。
肉も野菜もモリモリです。
日が暮れるのを眺めながらムーガタを食べます。
控えめに言って最高でした。
モンチェムに来たら日帰りではなくぜひキャンプ場に泊まって欲しい(*´-`)
安いところだと3000円〜から泊まれるので一人旅にもおすすめです。
朝食は宿泊プランに含まれていました。
プーモリンはとても良かったです。
プーモリンについてもっと詳しく知りたい方はこちら。
ちなみにバイクにくくりつけているスーツケースはこちらのLCC機内持ち込み出来るSサイズスーツケースです。
頑丈だし、軽いし、ポケットが多いのでおすすめですよ。
モンチェム周辺のおしゃれカフェ
モンチェム周辺には自然をふんだんに取り入れたおしゃれなカフェがいくつも存在しています。
今回はその中から看板猫がいるカフェを2つ紹介します。
Ai Nara Cafeไอนาราคาเฟ่
広大な敷地の奥にポツンと建つ小屋がAi Nara Cafeです。
日本語で「あいなら」と書いてありますが正直なところどういう意味なのかさっぱりわかりませんでした。
調べてみると
- 相成らぬ(してはいけない)
- 相奈良(苗字)
しかヒットしなかったので未だに謎です。
田園を眺めながらお茶することが出来ます。
猫ちゃん登場。
名前はチャコール(炭)だそう。
とてもヤンチャで可愛い猫ちゃん。
いつも畑の方を向いて虫を探しています。
Ai Nara Cafeの場所はこちら。
モリナチュラルファーム
Ai Nara Cafeのすぐ近くにあるモリナチュラルファームは看板猫と大きなゴールデンレトリバーがいる人気のカフェです。
x
広大な敷地内には日本家屋のような家が何軒か建っています。
モリナチュラルファームも一応宿泊施設なので泊まることが出来るようです。
窓から顔を出すワンコたち。
「モリ」とあるようにこのカフェは日本人の方が経営されているようでした。
美味しそうなバナナケーキ。
甘さ控えめで美味しかったです。
看板猫ちゃん。
可愛い。
立ちそうで立たない。
もう一匹サビクロがいました。
こんなに自然に囲まれて暮らしたら遊び放題ですね。
さらに2匹発見。
一体何匹いるのでしょうか。
マップはこちら。
モンチェムへの行き方まとめ
モンチェムはアクセスがやや難しいので外国人観光客にはややハードルが高そうですが、 方法によっては誰でも簡単に行くことが出来ます。
モンチェムへのアクセス方法 | 相場料金 |
レンタカー・レンタルバイク | 1日800バーツ〜・250バーツ〜 |
ソンテウ・タクシー | 直行直帰は500バーツ〜 |
ミニバン(←おすすめ) | 片道180バーツ |
レンタカー・レンタルバイク
一番おすすめなアクセス方法はレンタカーかレンタルバイクです。
モンチェム周辺には立ち寄って欲しい観光スポットやおしゃれカフェがたくさんあるので、自由に移動できるレンタカーかレンタルバイクがベストと言えます。
しかしモンチェム周辺は舗装されていない道路も多く、急勾配やぬかるみなどもありますのでバイク歴が浅い方にはおすすめしません。
今回我々はバイク2人乗りで行きましたが、何度か本当に怖い思いをしました。
バイク二人乗りをするとこんな感じです↓
舗装されている道路ならまだしも、土が固められただけの道や全く舗装もされていない山道はとても危険です。
大型免許を持っている方やオフロード経験がある方は大丈夫だと思いますが、原付やスクーターしか乗らない人は注意して運転しましょう。
私は以前パタヤでオフロードをした時にジャイアンのようなインストラクターに鍛えられたのでなんとか大丈夫でしたが、そこそこの悪路に慣れていないと本当に事故りますので自分の運転技術としっかりご相談ください。
チェンマイ市内でバイクを借りる方法はこちら。
ちなみにモンチェムの駐車場は30バーツ、バイクは無料です。
ソンテウ・タクシー
チェンマイ市内からソンテウやタクシーをチャーターして行くのも一つの手です。
ただし運賃は自分で交渉しなければいけないので普通の旅行者にはおすすめしません。
大人数で行くのなら貸し切ってチャーターした方が安く済みますが、1人や2人で行く場合は下で説明するミニバンがおすすめです。
ミニバン
一番簡単で安いのはミニバンを使う方法です。
ミニバンとは定員が14名ほどの大きな車(ハイエース)のことです。
チェンマイのワローロット市場からモンチェムの近くまで行ってくれます(リンクでGoogleマップに飛びます)。
毎日2便(午前中とお昼)運行しているので日帰りも宿泊も可能です。
バスチケット予約サイトはこちら。
予約方法はこんな感じです。
チェンマイ(ワローロット市場)からMon Jam Hotel Transfer(モンチェムの近く)まで検索しましょう。
面倒な方は下のボタンからどうぞ。
日付と時間を選びます。
日本語対応しているのが便利ですね。
こんな感じで次のステップに進めばOKです。
事前にクレジットカード払いをしておけばバスに乗る時もスムーズですね。
下のボタンから予約出来ます(日本語対応)。
まとめ
今回はモンチェムの基本情報、見所、周辺のカフェやキャンプ場、誰でも行ける簡単なアクセス方法などについて詳しく解説しました。
もう一度まとめます。
モンチェム基本情報↓
名前 | モンチェム(Mon Jam ม่อนแจ่ม) |
場所 | Mae Raem, Mae Rim District, Chiang Mai 50180 |
アクセス方法 | レンタカー、バイク、ソンテウ、タクシー、バン |
周辺の宿泊施設 | キャンプ場、テント、コテージ |
ベストシーズン | 乾季(10月〜2月) |
モンチェムへのアクセス方法↓
モンチェムへのアクセス方法 | 相場料金 |
レンタカー・レンタルバイク | 1日800バーツ〜・250バーツ〜 |
ソンテウ・タクシー | 直行直帰は500バーツ〜 |
ミニバン(←おすすめ) | 片道180バーツ |
レンタカー、レンタルバイクを借りない場合はミニバンが一番おすすめですね。
下のボタンから予約出来ます(日本語対応)。
コメント