カオサンロードにはいくつもの旅行代理店があり、どの代理店もアユタヤ遺跡のツアーを用意していますが日本人におすすめなのはZipangu Travel(ジパングトラベル)という日本人が経営している旅行代理店です。
タイムスケジュールはこうなっています。1日とありますが夕方には帰って来れるので実際は半日くらいです。
7:00 | ランプトリ通りにあるAROMDII COFFEE前集合 |
8:00頃 | 出発 |
8:30頃 | ワットプーカオトーン見学 |
9:30頃 | アユタヤ到着 ワットプラシーサンペットとウィハーン・プラモンコン・ボピット見学 |
12:00頃 | 昼食 |
13:00頃 | ワット・ロカヤスタ見学 |
14:30頃 | ワット・プラ・マハタート見学 |
15:00頃 | バンコクへ出発 |
16:00頃 | カオサン通り周辺到着・解散 |
僕はこのツアーを3度ほど利用したことがあります。
1年に一回くらいのペースで行ってたのですが毎回ツアーガイドが同じ人だったので顔見知りにもなりました。
3回も行けば飽きるので2回で止めておいた方が良いでしょう。
ちなみにここにある写真は全て2014年に撮ったものです。
前述した通りカオサンロードにはたくさんの旅行代理店がありますが、ツアー内容が同じツアーはどこの旅行代理店で申し込んでも同じなので日本人がいるジパングトラベルがおすすめです。
別々の代理店で申し込んでもツアー当日は一緒のバスでまとまって移動します。行く場所もお昼を食べる場所も同じです。
なので実際は大きなツアー会社の支店がたくさんあるようなものです。
1ワットプーカオトーン
この時はちょうど雨が降りそうで曇ってました。
この寺院は外壁が白いのが特徴なのにそれが映えてきません。残念。
塔に上る前にツアーガイドがこの遺跡の概要を説明してくれますが訛りが強過ぎて何を行っているのかは良く分かりません。
タイ中部の古都アユタヤにある仏教寺院。王宮跡がある川中島の北西の田園地帯に位置する。14世紀末に建立。16世紀のビルマ占領下において、高さ80メートルの巨大な仏塔が建てられた。その後、ビルマとの戦いに勝ったアユタヤ朝第21代王ナレースエンにより、タイ様式に改修された(quote from コトバンク)。
曇っているせいでちょっと悪のアジト風な雰囲気が漂っています。
中段から。
周りは芝生になっています。上まで上がってくると疲れます。
ここから上は登れませんが上の方に梯子が見えます。この先にはお宝が眠っていると思います。
あっちにも面白そうなのがありました。お坊さん発見。スズメのアジト。
ニワトリが放し飼いにされていました。 とってもカラフル。とっても凛々しい。 犬も放し飼いされていました。 お坊さんの着物カラーのハンモック。 牛も放し飼いされていました。 お釈迦様の頭上にとぐろ。
アクセス
中心地から少し離れています。
2.ワットプラシーサンペット
中世ヨーロッパ風な外観な寺院です。この大きな寺院が3つ並んでいてなかなか壮観です。
横に並んでいます。こっちから向こうまでかなりの距離があります。謎の柱。 上を見上げると リスがいました。 ゼルダの伝説に出て来そうな風景です。
ワット・プラシーサンペットは歴史公園の中にあります。寺院が3つ並んでいるのがそうです。
アクセス
3.ウィハーン・プラモンコン・ボピット
とても立派な寺院があります。入場する時にドレスコードのようなものがあり、露出が多すぎると入場できません。
そびえ立つ遺跡。
象に乗る
この遺跡のメインは何と言っても象です。 象の上でもスマホをいじっている調教師。ここまでくるとあっぱれです。基本的にむすっとしています。僕も乗ってみました。
1人で乗るのもなんかつまらないんで、他のツアー参加者と一緒に乗りました。2人でも500バーツとかで結構な値段がします。
乗り心地は教習所でエンストしまくっている教習車に乗っている感じです。
教官に「私の言ってること分かります〜?」とキレられたのを思い出して不快になったのでもう2度と乗ることはないでしょう。
別の場所ではエレファントショーをやっていました。前足で立っています。
鼻で輪っかを回しています。
いきなりヒップホップがかかり出したと思ったら小さな女の子が出て来て象と一緒に踊り出しました。
何が起こっているのか全く分かりませんでしたが面白かったです。
アクセス
4.ワット・ロカヤスタ
涅槃像です。
ウルトラマンに見えなくもない。
「ワット ラートプラーオ(ladprao)」にはウルトラマンっぽい仏像と永沢くんっぽい仏像がある
足の裏を見るとくすぐってやりたくなります。
昭和の日本の三輪オートのようなトゥクトゥク。後ろにあるのがツアーバンです。
アクセス
300メートルくらい東に歴史公園があります。
5.ワット・プラ・マハタート
この遺跡はアユタヤの中でも大変有名です。というのも
これがあるからです。仏像の頭が幹に絡まっています。大昔の戦争の時に壊された仏像の頭が長い歳月をかけて木の一部になったそうです。
インディージョーンズの船長を彷彿とさせる根っこの絡み具合です。
ちなみにこの仏像の頭よりも高い位置で写真を撮ってはいけないそうです。
なのでみんな屈んで写真を撮っています。奥にある仏像の頭も壊されています。かなり傾いています。 広大な土地に煉瓦造りの遺跡が点在しています。個人的にはここの遺跡が一番興奮しました。 この壁がかっこいいんです。
これも何百年も前からあったのでしょうか。
意味深なアクセサリーが落ちていました。 殆どの仏像の頭が壊されています。
この遺跡はだいたいアユタヤ王朝があった1300年中盤に建立されたのですが、その後ビルマ軍に壊されてしまったんだそうです。
何度か修復されたそうですが、その度に敵の攻撃を受けて壊滅してしまったのとか。 ちなみにこの遺跡には地下室もあるそうです。
1956年、文部省芸術局はワット・マハータートの地下室の掘削を開始した。地下室には多くの文物が納められていたが、当時の地元民によると、いくらかは芸術局の発掘前にすでに墓泥棒がおり、ある程度の文物は持ち去られていたといわれる。墓泥棒の形跡は、10メートルぐらい掘ったところで止まっており、岩盤が固く掘りづらかったものと思われる。
芸術局の調査の結果、地下室は地下17メートルまであり、一番下には仏舎利を入れたケースが見つかった。(Wikipedia)
夜はライトアップされるようです。ワットプラシーサンペットの近くにあります。
アクセス
注意点
ジパングトラベルのツアーは料金も安くて他の外国人旅行者と回れるので楽しいのですが、いくつか注意点があります。
- 朝が早い
- トイレタイムが少ない
- ツアーバンが小さい
- 暑い
- 飽きる
ご覧の通り集合時間が朝の7時とかなり早いです。
集合場所は申し込んだ旅行代理店になると思うのでカオサンロードに泊まっている場合は問題ないですが、遠くほホテルだとかなり早起きする必要があります。
また、出発してから1時間強ほぼノンストップでアユタヤまで行くのでそれまでにトイレに行っておいて下さい。
どうしても我慢出来ない場合はツアーガイドに頼めばガソリンスタンドに泊まってくれますが、現地のトイレなので覚悟しておいて下さい。
ちなみにティッシュは持参必須です。
ツアーは重数人でまとまって移動しますが、全員が同じバンになるのでかなり狭くなることもあります。
そういう時に体が小さい日本人は補助席に座らされたりします。
季節にもよりますがかなり暑いです。
ずっと屋外にいるので直射日光ばかり当たっていると体調を崩すので帽子や日傘やサングラスなどは必須です。
冷房が効いたショッピングモールには立ち寄りません。
いくつもの遺跡を回りますが、だいたい全部同じなので午後から飽きてきます。
そんな時は象に乗ったりお土産を買ったりするのが良いでしょう。
日本語ガイドのツアーを予約する
一番いいのは日本人向けの日本語ガイドツアーを予約することです。
これなら余計なところで体力を消耗する心配もありません。
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