タイ北部旅13日目。
チェンマイからバンコクに戻って来てしまったのでタイ北部にはいないが、便宜上そのまま続けます。
ホテルの朝食
10時過ぎに起き、出かけるを準備をしたままホテルのロビーへ。
一応朝食付きということだがあるのは卵とパンとジャム(バター)、そしてスイカのみ。
しかも自分で調理しなくてはならない。
未だかつてこれほどまでシンプルな朝食は初めてだったが意外と美味しかった。
MRT「Lak Song」
今日はナコンパトムにある2つの観光スポットを巡る。
ナコンパトムはバンコクのすぐ隣にあり、以前はタクシーかミニバンしか交通手段がなかったが、今はMRTがかなり西まで伸びているのでMRTの終着点からタクシーを使って行けるようになった。
MRTの終着駅「Lak Song(ラクソング)」で降りたら3番出口へ。
ここからタクシーを捕まえる。
終着駅なのでタクシーは簡単に捕まえることができる。
ちなみにタクシーじゃなくても84番黄色のエアコン付きバスで24バーツで行ける。
ただしいつ来るのかわからないので2人以上の場合はタクシーが無難。
そしてこのまま最初の目的地「ワット・サムプラン」まで行く。
色々改造している。
きっと偉い坊さんなのだろう。
ドラゴン寺「ワット・サームプラーン」
タクシーに乗ること20分(180バーツ程度)。
ここがドラゴン寺「ワット・サームプラーン」だ。
今密かに観光客の間で人気になりつつある珍スポットだ。
ご覧のようにピンク色の塔に超巨大なドラゴンが巻きついている。
元々は普通の寺院だったらしいが1991年に住職が夢の中でドラゴンの僧坊を建てるようお告げがあったらしい。
足も巨大。
足は鳥っぽい。
確か龍はもともと鳥と蛇が合体した生き物なんだったっけ。
龍の胴体の長さは300m。
めちゃめちゃぶっといがそれもそのはずこの胴体の中を通って塔の最上部へ行くのだ。
300mもあるので歩くと10分くらいかかる。それなりに疲れる。
ちなみに胴体への入り口が月を食べる神ラーフになっている。
ここが最上部、ドラゴンの顎の下だ。
顔は意外と小さい。
よくまあこんなものを作ったものだ。
最上部は見晴らしがいい。
高所恐怖症の私にとっては恐怖でしかないが。
向こうに何かある。
亀だ。
タイにはあんなに大きな亀もいるようだ。
みんなこぞって硬貨を壺に投げ入れていた。
私もやってみたが意外と難しい。
30回くらい投げてようやく入った。
よくまあこんなものを作ったな(高所恐怖症だから)と感心しながら再びドラゴンの胴体を通って下に降りた。
ワット・サムプランにはドラゴンの他にも巨大な動物たちがいる。
敷地がかなり広いので全て見て回ると1時間半はかかる。
ちなみに屋台もあるので小腹が空いても問題はない。
どれも美味しかった。
この寺院の周辺には面白そうな寺院がいくつもあるが、どれもアクセスが悪いのが難点。
今度はレンタルバイクで来てみよう。
ワット・プラ・パトム・チェディ
ドラゴン寺の前でタクシーを拾って次なる目的地へ。
今から行くのは世界で一番高い仏塔がある寺院ワット・プラ・パトム・チェディ。
数年前からずっと行きたいと思っていたがなかなかタイミングが合わずに行けていなかった。
ここの仏塔(チェディ)の高さはなんと120m。
この高さはタイで一番、世界でも最も高い仏塔と言われている。
午後4時くらいまでは中に入ることができる。
一周205mあるという台座の周りを歩いてみる。
日陰がないので結構暑かった。
近づくとその大きさがわかる。
あそこに梯子がある。登ってみたいが怖い。
仏塔の周りには仏塔が直接見える礼拝堂もあった。
この絵によると仏塔の中にさらに小さな仏塔があるのだろうか。
そうだとしたらぜひ中を見てみたい。
仏塔の北側には大きな大仏。
これも超巨大。
鈴に願いを込める。
願いはいつだって他人任せ。
仏塔の周辺の露店にはオリジナルTシャツが売っていた。
Tシャツ以外にも色々履くやつとかがある。
ナコンパトムTはお土産におすすめ。
ナコンパトム駅から列車に乗る
午後の4時を回ったのでそろそろバンコクに帰ることに。
タクシーでMRTの駅まで戻ってもよかったが、せっかくなのでナコンパトム駅から列車で帰ることにした。
ナコンパトム駅。
ちなみにここから世界一高い仏塔を見るとこんな感じ。
カウンターでチケットを買う。
列車の時間はGoogleMapsで調べるのがおすすめ。
バンコク行きは17:16発、19:00着。
3等席なので一人14バーツ(60円くらい)。
時間通りに来た。
3等席なのでこんな感じ。
日本人としては色々ツッコミたいところがあるが(両サイドの座席の距離とか)3等席だから我慢。
隣のおばちゃんが一人でかなりのスペースを取っていたので狭くて辛かった。
フアランポーン駅到着
1時間40分の長旅を終えてバンコクに到着。
フアランポーン駅もそのうち取り壊されてしまうらしいので今のうちに写真を撮っておく。
この駅が無くなるのは悲しい。
チャイナタウン(ヤワラート)
フアランポーン駅からそのままチャイナタウンへ歩いてきた。
年末ということもあってか大賑わい。
いつのまにか時間制で歩行者天国になったらしく中に入るには金属探知機ゲートをくぐり抜ける必要がある。
しかもなかなか消えないスタンプを押される。
美味しい漢方ドリンクのお店
チャイナタウンには私が毎回行く漢方ドリンクのお店がある。
それがこちらKan Kee Nam Tao Thong(双葫芦凉茶)。
1901年からやっている老舗のハーブ専門店だ。
5種類の漢方ドリンク(ホットとアイス)を飲むことができる。
コップ一杯は10バーツでボトルだと35バーツ。
英語で「苦いbitter」「甘いsweet」「酸っぱいsour」などと書いてあるので観光客にもわかりやすい。
おすすめはsour(酸っぱい)このドリンク。
色は泥水だが甘酸っぱくて美味しい美味しい。
色は最悪だが持ち帰りたくなるほど美味しい。
そして一番苦いのがこれ。
24種類のハーブが入っているそうだが苦過ぎて気絶する。
ともあれ健康には良い効果がありそう。
カントンハウスで晩御飯
晩御飯は点心が有名な「カントンハウス」で。
ここに来るのはもう3回目。
とにかくいろんな種類の点心があって、どれも1つ30バーツくらいで美味い。
一人で来ても5個くらいは注文できる。
大人数だと注文し放題。
もちろん点心以外の料理も美味しい。
高価そうな店構えだが庶民的な価格なのでお財布に優しいのもグッドだ。
スーパーマンに遭遇
チャイナタウンを歩いているとどこかで見たようなスーパーマンが現れた。
服がピチピチ。
実はこのスーパーマンとはこの日の前日のタラートネオンでも一度遭遇している。
相変わらずキレが悪いロボットダンスで観客を笑かしている。
今日はバットマンと共演。
またどこかで会えるだろうか。
カオサンに移動
チャイナタウンを抜けてカオサンロードへ移動する。
数年前から馬鹿騒ぎするだけのナイトクラブ通りと変貌を遂げてしまったカオサン。
今やバックパッカーの姿は見る影もなく、顔を赤らめた外国人観光客が騒ぐだけの無法地帯となってしまった。
昔の異国情緒漂うあの懐かしい空気はどこへやら。
バックパッカーの聖地と言われたあの時代が懐かしい。
13日目はこれにて終了。
朝から移動してたくさんの観光スポットを巡って充実した一日だった。
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