タイ北部旅9日目。
今日はクリスマスの日だがいつも通りお寺や観光スポットを中心に回って行く。
南へ北へ東へバイク移動が多い一日だった。
朝食はジャーマンビュッフェ
昨日泊まったホテル「ホテルマンス」のフロントにこんなものを発見。
すぐ隣にあるジャーマンレストランの朝食ビュッフェが食べ放題クーポンをフロントで買うと120バーツらしい(普通は160バーツ)。
というわけで朝から豪華なジャーマンビュッフェ。
人生初のジャーマンビュッフェ。
酢漬けのものが多かった。
とにかく種類が豊富。
スープ。
マカロニのやつ。
揚げ物。
シュニッツェル。
まだ起きたばかりというのに取りすぎてしまった。
本当は全種類味見したかったが種類が多すぎて食べ切れそうにない。
しかし何を食べても美味しかった。
ここは割とおすすめ。
マイイァム現代美術館
今日の午前中は若干遠出をして旧市街から南東へ13キロほど離れた場所にあるマイイァム現代美術館へ。
建物の外側が鏡ばりになっている。
外国人は大人一人150バーツ。
現代美術館ということもありかなり前衛的な(意味不明な)作品が大半を占める。
これは政権に反対した人たちが殺された場所を撮影したとか。
観光客はあまり気づかないがタイの政治は安定していない。
面白かったのがこのスペイン人芸術家の作品。
軽快な音楽に合わせて下に降りているだけの映像。
赤いパンツ。
館内はこじんまりとしているが結構見るものがあるので1時間半くらいは過ごせる。
町中の至るところで寝る人。
タイでは朝の8時と夕方の18時に国歌が流れるので人々は立ち止まらなくてはならないが、この人はそれに抵抗しているんだとか。
国歌が流れたら倒れる人がいたら周りはびっくりする。
謎の物体。
そして謎のスペイン人女性。
いきなり笑い出す。どうやらこの人は世界的に有名なアーティストらしい(名前は忘れた)。
現代美術館はずっといると頭が疲れてくるがここはそれほど大きくないのでちょうどいい。
Siam Celadon
マイイァム現代美術館の向かい側にセラドン焼きの工房&販売所「Siam Celadon」があるということでついでに行ってみた。
セラドン焼きとはタイの北部に700年前から続く伝統的な高級陶器。
タイ北部の土を使い、草木の釉薬をかけて高温で焼いており天然原料のみで作られているんだとか。
特徴は美しい翡翠のようなグリーン(ブルー)と繊細な貫入(ひび模様)らしい。
確かにどれもかなりいい値段だ。
割ったどうしようと気が気でなかった。
葉っぱのお皿。
鉄火巻きのお皿。
ここの中にはには鶏とひよこが放し飼いされていた。
美術館へ来た際にはついで寄ってみよう。
WooCafe
午後の2時を過ぎたが朝ごはんを食べ過ぎたのでお腹は空いていない。
でも美術館でちょっと足が疲れたので一旦旧市街近くでカフェを探すことにした。
見つけたのがピン川の東側にあるおしゃれなカフェ「Woo Cafe&Galary」。
たまたま見つけたのだが結構有名なカフェらしい。
理由は簡単。
店内がおしゃれすぎてどこを撮ってもフォトジェニック。
日本でいうところのニコライバーグマンカフェのような場所だ(行ったことはない)。
モデルも撮影に訪れるくらい。
店内は広いがお客さんも多いので注文まで多少時間がかかる。
メニューも凝っている。
西洋絵画のような写真。
カフェだが食べ物も充実している。
間違え探し的なコーヒーたち。
友人はバタフライピー的なアイスティーを注文。
さっぱりしてて美味しいらしい。
私はカフェのラテ的なものを注文。
飲みすぎてトイレが近くなった。
花束に紛れてケーキが潜んでいる。
ワットケートカーラーム
カフェで休憩したあとはすぐ隣にあるパゴダのお寺に行ってみた。
割と立派なパゴダ。
ここはワット ケート カーラームと行って戌年の人がお参りする干支寺院らしい。
確かに犬がいた。
こっちにはちんちんしているリアル犬。
タイ北部にはプラタート・プラチャム・ピークート(พระธาตุประจำปีเกิด)と呼ばれる仏塔寺院が12ケ寺あり、それぞれが十二支の干支に対応しているらしい。
宝物殿のような建物。
こっちにも確かに犬がいた。
この寺院には博物館も併設されている。
中には骨董品や仏具などがずらり。
これはブッダを病から救ったとされるルーシー仙人かな。
なぜか蓄音機。
そしてここから大音量でクリスマスソングが流れていた。
有名ではないが見所が多い穴場スポット。
礼拝堂も小さいながら立派だ。
クリスマスっぽい飾り付け。
メリクリブッダ。
チャイナタウン・ワローロット市場
橋を渡って5分で到着いたのがチェンマイのチャイナタウン。
漢字で書かれた看板が多数。
雰囲気もなんとなくバンコクのチャイナタウンに似ている。
チャイナタウンの中にある巨大市場「ワローロット市場」。
いわばなんでもありの総合物産マーケットだ。
ドライフルーツや乾物系が多い。
ただし観光客とわかると値段をふっかけてくることもあるらしいので値札があるものを買おう。
タイコーヒーも売っていた。
芋虫。
プーチーファーで食べたが普通に美味しかった。
芋虫はフライドポテトの味がする。
ドライドリアンは比較的匂いがしない。
夕方には閉まってしまうので可能なら午前中かお昼に行こう。
ワットブッパーラーム
日も暮れてきたので旧市街の近くに戻って来た。
ターペー通りをターペー門に向かって西に向かっているとオレンジ色にライトアップされたひときわ目立つ寺院を発見。
ここはワットブッパーラームという由緒ある寺院だった。
ちなみに外国人は20バーツの入場料が必要だ。
ライトアップされているので全体が金ピカに光っている。
ナーガがたくさんいた。
色んな様式のナーガが混ざっていて面白い。
こっちは魚みたいなクリクリした目のナーガ。
もうすぐ閉まる時間なので急いで階段を登り礼拝堂に向かう。
礼拝堂の中には仏像が3体。
本尊である漆喰の仏像は300年以上の歴史をもつらしい。
エメラルドブッダ。
金色のブッダ。
礼拝堂内部の入り口上部にはチェンマイ周辺の仏塔(パゴダ)を示した地図が。
中心にある一番巨大な仏塔がワットチェディルアンだ。
それぞれの仏塔の位置にはなんからの意味が込められているのかもしれない。
なにやらオカルティックな匂いがして興奮。
下に小さな名前が書いてあるがカメラのズームを使わないと見えないくらい小さい。
礼拝堂の横には立派な仏塔。
これは円錐っぽいのでミャンマー様式だろう。
Le Dta’wan Market
ナイトバザールがある通りをぶらぶら歩きながら南下して一番端っこにあるLe Dta’wan Market(ラデトワンマーケット)へ。
ここで夜ご飯を食べる。
朝ごはんからなにも食べていなかったのでさすがにお腹が空いていた。
目の前ではタイ人ギタリストと欧米人キーボーディストの生演奏。
洋楽ではなく中国の歌が多くて少し萎えた。
その横では派手な衣装に身を包んだスタイル抜群のお姉さんたちが客引きをしていた。
このナイトマーケットのすぐ近くにショーパブのようなナイトクラブがあるようなので後で行ってみることに。
6ixcretsナイトクラブ
そのナイトクラブがここ「6ixcrets(シークレッツ)」。
ナイトクラブと言ってもDJがいてお客さんが踊るタイプのクラブではなく、先ほどのお姉さんたちがダンスや歌(口パク)で様々なパフォーマンスをするショーが中心なのでパリピじゃなくても十分楽しめる。
もちろん踊りたければ踊っていい。
入場料は無しで最低2ドリンク頼めばいいので値段もかなり良心的。
9時半開演。
しょっぱなからド派手なパフォーマンスで会場を沸かせる。
2時間以上途切れることなく演目が続く(トイレ休憩あり)。
それにしてもみんな美しい。
そしてダンスもキレッキレだ。
女性が中心のショーだが、男性陣もめちゃくちゃなイケメンがいて釘付けになる。
日本で言えば少年隊や光GENJIのような昭和的なイケメンだった。
私もキムタクに生まれたかった。
クリスマスだったのでフィナーレはクリスマスソング。
風船が会場を跳ねまわり観客大興奮。
入場料は無いが最後にチップを入れるシステムだ。
もちろん記念撮影も出来る。
チェンマイの夜に何もすることがなければこのナイトクラブに来てはどうだろうか。
チェンマイ9日目はこれにて終了。
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