観光都市チェンマイには町中のいたるところにホテルがありますが、その中でもよく目にするのが「Boutique hotel(ブティックホテル)」という看板。
ブティックホテルとは「独創的で店舗ごとに異なるコンセプトと高いクリエイティビティをセールスポイントに持ち、10室から100室ほどの客室を有するホテルを指す」らしいのですが、チェンマイは「芸術の都」と言われるだけあって、個性豊かなブティックホテルがいくつもあります。
今回はその中でも特におすすめしたい一泊6千円で泊まれるのに、豪華さと独創性を兼ね備えた3つ星ブティックホテルを紹介します。
Nampiangdin Boutique Hotel
今回紹介するのはチェンマイ旧市街の南側にある3つ星ブティックホテル「Nampiangdin Boutique Hotel(ナムピアンディンブティックホテル)」。
門があるホテルなんて初めてです。
3つ星ホテルなんて一人で旅行する時には絶対に泊まりませんが、今回は友人と一緒だったので「どうせだったら日本じゃ泊まれないような場所に….」ということでここに泊まることになりました。
象がいる
まず門をくぐって目に入るのが巨大な象。
一瞬本物かという思うくらい自然な感じで自然の中にいます。
いくらチェンマイと言えども、象がいるホテルはなかなか無いのではないでしょうか。
夜になってもいます。
背中に乗れそうなきがする。
フロント
ホテルの入り口はこれまた高さ3メートルはあるであろう巨大な扉。
ウェルカムドリンクはブルーベリーっぽい味のジュース。
フロントの横には貴族しか使ってはいけない雰囲気のパソコン。
テーブルの下が引き出しになっていて絶対操作しにくいと思うのですが、お金持ちはこれがステータスなのでしょうか。
ここが朝食を食べるホール。
豪華です。
ホテルの館内はこんな感じ。
数年前に出来たばかりの新しいホテルなので廊下も綺麗です。
ベンチなど。
プール
高級ホテルといえばプール。
残念ながら水着を持っていなかったので入ることはありませんでしたが、プールサイドでゆっくり読書でもしたいものです。
夜になるとブルーのライトで照らされ、ちょっと妖しい雰囲気。
ナーガもいました。
王族さながらのお部屋
そして肝心のお部屋がこちら。
まさかの天蓋付きのベッド。
天蓋で寝ていいのはアラブの石油王か、ヨーロッパの貴族だけと教わってきましたが、まさか万年ニートおじさんの私が寝られる日が来るとは。
ただホテルの中なので蚊もそんなにいないし、わざわざ天蓋を使わなくてもいいかな。
これを外すのも面倒だし、というかおじさん一人が天蓋使って寝てたらちょっとキモイし、なんか悲しい。
というわけでおじさんは使いませんでしたが、女子旅やカップルにとっては楽しいでしょうからぜひ使ってみてください。
友人は天蓋が気に入ったようで、日本でも使って寝ているようです。
天井の梁には小さなシャンデリア風の照明。
コーヒーや紅茶など。
レトロな机。
可愛い猫の置物。
バスローブもありました。
ちなみにランドリーサービスもあったのですが、とんでもなく高かったので近所のコインランドリーで洗濯することにしました(貧乏)。
スリッパ。
そしてデジタル黒電話。
バスルームはバスタブとシャワーの両方あります。
しかもジェットバスつき。
アメニティーも十分でした。
朝食ビュッフェ
朝の7時から11時までフロント横のホールで朝食ビュッフェが食べられます。
もちろん食べるつもりだったのですが案の定寝坊して起きたのは11時ジャスト。
慌ててホールに行ったらちょうど片付けている途中だったので、まだ残っていたものを急いで皿に取り分けました。
急いで盛り付けた割にはかなりちゃんとしています。
案の定友人も寝坊していたので、急いで取ってよかったです。
炭水化物類。
野菜類。
果物類。
小さなみかんがおいしかったです。
そしてタイの朝食といえばおかゆ。
ネギがたっぷりで生姜が効いていて健康に良いですね。
こちらはトムカーガイというココナッツミルクのスープ。
酸味があってピリ辛でとても美味しかったです。
まとめ
今回はチェンマイで一泊6000円で天蓋付きベッドに泊まれる豪華なホテルを紹介しました。
タイのホテルに泊まると必ず2つか3つくらいは不満があるものですが、今回のブティックホテルに関してはスタッフの対応、部屋の豪華さ、朝食ビュッフェの味などどれを取っても大満足でした。
入り口に象がいたり、天蓋ベッドに泊まれるホテルはそうそうないと思うので、非日常を味わうにはとてもぴったりのホテルでした。
男一人で泊まるのはちょっと寂しいですが、女子旅やカップルなどにはぜひともおすすめしたいホテルです。
ホテルのロケーションはちょっとわかりにくいので、行くときはGrabタクシーで配車するのがおすすめです。
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