昨年末のタイ北部旅ではノックスクートXW101便で成田からバンコクへ飛びました。
そこで今回はその時のレビューについて書かせていただきます。
これから同じ便に乗ろうと考えている人はぜひ参考にしてみてください。
スクートのビジネスクラス「スクートプラス」の搭乗レビューはこちら。
タイ(バンコク)直行便LCC3社(エアアジア、スクート、タイライオンエア)について比較した記事はこちらをご覧ください。
スクートの手荷物制限について
搭乗レビューをする前にスクートの機内持ち込み手荷物制限についておさらいしておきます。
LCCの機内持ち込み制限はとても厳しいのでこれから初めてLCCを使う人は必ず確認しておきましょう。
スクートの機内に持ち込める荷物の制限は以下の通り。
- 54cm x 38cm x 23cm以内
- 3辺の合計は最大115cm
- 荷物は2個まで(合計10kg)
注目して欲しいのが荷物の重さ。
一般的なLCCだと荷物の重さを7kgまでに制限していることが多いですがスクートに関しては10kgまで持ち込むことが出来ます。
私がLCCに乗り込む時の荷物の中身はこちら。
7kgまでだとほとんど持ち込むことが出来ないので受託手荷物(預け入れ荷物)にしてしまう人が多いですが、10kgまでだと少しだけ余裕があります。
しかし普通の機内持ち込み用スーツケース(Sサイズ)はそれ自体が2.7kg〜3.4kgほどの重さがあるので、預け入れ無しで機内に持ち込む場合は重さが2.0kg以下の超軽量のスーツケースを選びましょう。
もし普通のスーツケースで行きたい場合は本当に荷物を少なくするか、受託手荷物を事前に予約しておくのが無難。
というのもLCCは当日空港のチェックインカウンターで荷物を預けると高額な料金がかかるからです。
チェックインカウンターでは必ず荷物の重さを計られます。
詳しくは下の記事を参考にして欲しいのですが、例えばスクートの場合、成田=バンコク間の当日預け入れ荷物料金は6400円(20kgまで)、エアアジアの場合は1万円かかります。
荷物が重ければ重いほどどんどん料金が上がっていくので航空券よりも高くつくことも考えられます。
なので荷物が多くなるとわかっている場合は事前に受託手荷物を追加しておきましょう。
もし荷物が少ないようであれば軽いスーツケースやバッグを用意して機内持ち込み手荷物にするのがおすすめです。
10kgを少し超えるくらいであれば重いものをポケットに入れてやり過ごすことも出来ます。
成田空港にはパッキングエリアがあるのでチェックインカウンターに行く前に必ず立ち寄りましょう。
パッキングエリアがない場合にはどこでも重さを測ることが出来る携帯用のスケールがおすすめです。
私はいつも10kgを平気で超えるのでポケットがパンパンになります。
ちなみにこのバッグは昨年末のタイ北部旅の為に買ったもの。
たくさん入るのでおすすめ。
衣類用の圧縮袋も初めてポーチタイプを使ってみました。
搭乗レビュー
成田発バンコク行きノックスクートXW101便は13:55に飛び立ちます。
チェックインカウンターはいつも混んでいるので出来れば2時間前にはチェックインを済ませてチケットを発券しておきましょう。
飛び立つのは13:55ですが搭乗時刻は13:10なので遅れないようにゲートに行きましょう。
バンコク行きの飛行機は機材トラブルなどで出発時刻が遅れることが多いのですが、案の定今回も30分以上遅れての離陸となりました。
しかしバンコクに着いたのは予定時刻よりも15分くらい早かったので、結果オーライです。
当初の所要時間は7時間15分でしたが、飛行機が飛ばしてくれた(?)ので実際に乗っていたのは6時間半くらいとなりました。
ノックスクートの機体。
ちなみに「ノック」とはタイ語で「鳥」という意味。
せっかくタイに行くのでタイ語は少し勉強しておきましょう。
いよいよ乗り込みます。
乗客の7割くらいは日本人で2割がタイ人、1割がその他という印象。
機内アナウンスも日本語があり、日本語が話せる客室乗務員が数名いるのが嬉しいですね。
今回の座席は通路側。
特に座席指定はしていなかったのですが私はトイレが近いので通路側だと嬉しい。
続いてリュックを上のキャビンにしまいます。
結構奥行きがあって余裕でした。
機内持ち込みのサイズは54cm x 38cm x 23cmですが、キャビンの奥行きは60cmくらいはある印象。
しかしさすがにその大きさだとサイズオーバーで機内に持ち込めないと思うので、あらかじめ受託手荷物を追加しておきましょう。
座席
座席には液晶画面などはなくテーブルと飲み物ポケットのみ。
私の知る限りではLCCで液晶モニターが付いているのはタイライオンエアしかありません。
前の座席との距離(ピッチ)は結構広め。
足を組んでもそれほど窮屈には感じません。
スクートはエアバス320だとピッチが71cmですがボーイング787は78cmもあるので、もしかしたらこれはボーイングなのかも。
リクライニングはこんな感じ。
15.2センチまでリクライニング可能ということですが、これだとほとんど倒した感じがしません。
まあLCCなので仕方ありませんね。
腰痛持ちにはちょっと厳しいので対策グッズを用意しておくのをおすすめします。
機内食
私は普段LCCに乗るときは機内食を頼まないので、他の乗客の方の機内食をご紹介します。
機内食が美味しいかどうかは様々な意見があります。
スクートの機内食🍛
マドラスカレー&マカニチキン🍛 pic.twitter.com/aRopQEy0gI— Miho Ikoma (@Shanti3434) September 22, 2019
だけど、レビューで見たけど
スクートの機内食が想像より少なかった
これで1500円😂 pic.twitter.com/uj5Au72cWo— よん@2/20-2/24仙台経由北海道 (@taivas2918) September 22, 2019
スクートの茶色い機内食はこちらになります()
キャンドゥで買った缶オープナーもってきて良かった😂 pic.twitter.com/T6dFm86MSR— あさみ (@thapthim0614) September 5, 2019
スクート快適な空の旅でした✈🌟✨☁#タイ旅行#travelthailand#เที่ยวไทย#LCC#ノックスクート#nokscoot#scoot#機内食#อาหารบนเครื่องบิน pic.twitter.com/hYPxhMr9gG
— 大阪吹田タイ語教室プリックタイ โรงเรียนสอนภาษาไทยที่ Osaka, Japan (@osaka_trip) August 5, 2019
お店の雰囲気も良さそうだね😄
スクートに乗ったとき、予め機内食を決めないといけなくて、行きは無難にビーフカレー、帰りはナシレマにしたのね。
そしたらまさかのビーフカレーがまずかった😅
で、帰りなんて全然期待してなかったら美味しかった〜😆
また食べたいわ。今度は機内食じゃなくて。 pic.twitter.com/JcnX4WfhYd— ノムノム (@nomunomu_1031) December 24, 2019
味は好みの問題なのでここでは省くとして、全体的に「高くてしょぼい」という印象。
LCCは機内に食べ物を持ち込むのは原則的に禁止ですが、これならおにぎりやパンなどを持ち込んで食べた方がいい気がします。
私はいつも堂々とお菓子やおにぎりを食べて隣の人の反感を買っていますが、客室乗務員に見つからなければ特に問題はないし、見つかっても何か言われたことは一度もありません(ただし自己責任)。
軽食程度なら周りの人も食べているのでそこまで気にする必要はないでしょう。
まとめ
今回は成田からバンコク・ドンムアン空港行きのノックスクートXW101便の機内持ち込み制限や、座席、機内食などについて紹介しました。
LCCなので格別快適な空の旅を過ごしたわけではありませんが、私にとって飛行機は単なる移動手段なので時間通りに向こうに到着してくれれば大満足です。
タイ(バンコク)行きの直行便LCCはスクートの他にもエアアジアとタイライオンエアがありますが、個人的には機内手荷物制限が10kgまで許容されるスクートが一番おすすめです。
荷物が少ない人であれば10kgもあれば特に問題はありません。
ただしスーツケースは軽ければ軽いほどいいので、スーツケースをLCCの機内に持ち込みたい方は最低でも2.0kg以下のスーツケースを用意しておくのがベター。
スクートは10kgまで持ち込めますが、一般的なLCCは7kgが常識(エアアジアとタイライオンエアも)なので、スーツケースが重いと余裕で7kgを超えてしまいます。
なのでまだSサイズ(もしくはSSサイズ)のスーツケースを持っていない方はLCC機内持ち込み用として1つは持っておくのがおすすめ。
私のおすすめはSiiiN+Light(シーンプラスライト)の超軽量スーツケース。
2020年1月現在、1万円前後のSサイズスーツケースに関してはSiiiN+Light(シーンプラスライト)が最も軽いです。
重さがたった1.9kgしかない上にそれなりに頑丈に作られているので数年は使えそうです。
安いスーツケースは車輪がすぐに壊れるのでおすすめ出来ません。
特にタイなどの東南アジアは地面がデコボコだったり、段差がたくさんあったりするので数回使っただけで車輪が壊れます。
車輪が壊れるとかなり悲惨なことになるので(経験済み)、スーツケースは多少高くても保証があったり頑丈なものを選びましょう。
LCCにおすすめのスーツケースについて詳しくは下の記事をご覧ください。
日本からタイ(バンコク)への直行便があるLCCを徹底比較した記事はこちら。
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