この記事ではタイのコンビニでSIMカードを購入する方法と利用方法(トップアップ)する一番簡単な方法ついて解説しています。これを読めば空港でSIMカードを買い忘れても心配いりません。
バンコクのドンムアン空港・スワンナプーム空港には旅行者用のプリペイドSIMを購入出来るブースがあり、多くの旅行者はここでSIMカードを購入するかと思います。
もしくは日本であらかじめ買っておいた人もいるかもしれません。
日本で買った方がちょっと安いですからね。
しかし中には
(市内行きのバスの中)あっ、空港でSIM買い忘れた。
という、うっかり者もいらっしゃるかもしれません(私です)。
しかしそんな方も心配はいりません。
タイ(特にバンコク市内)は街中にあるコンビニでSIMカードを購入・トップアップすることが出来るのです。
今回はその方法をサクッと紹介したいと思います。
すごく簡単なので、初めてのタイ旅行でも全然問題ありません。
タイのコンビニでSIMカードを買う前に
それではタイのコンビニでSIMカードを買う方法を紹介します。
タイのコンビニで買ったSIMを使うには
SIMカードを購入→プランを購入(トップアップ)
という手順になります。
まずはSIMカードを購入し、その後に必要に応じて「データ30日間無制限」やら「通話無料」と言ったプランを付け加えます。
もちろん最初から「7日間データ無制限」のようなプランが付いていればトップアップは必要ありません。
その前にいくつか注意点があるのでまずはそちらから。
買えるのはセブンイレブンのみ
タイにはファミリーマートとセブンイレブンがありますが、基本的にセブンでしか旅行者用SIMは売っていません。
とは言ってもタイの8割以上のコンビニがセブンなのであんまり気にする必要はありませんが、SIMを買おうとしてファミリーマートに行ってもおそらく置いてないので注意しましょう。
SIMフリー端末を用意する
タイのSIMを使うにはSIMフリー端末を用意する必要があります。
ソフトバンク、au、ドコモなどで購入したiPhoneやアンドロイド端末にタイのSIMカードを挿入してもネットに繋がりません。
もしSIMフリー端末を持っていない方がいれば、この機会に一台購入してもよいと思います。
SIMフリー端末は海外旅行には必須のアイテムです。
ちなみにおすすめは私も使っているHuawei P20 Liteです。
サクサク動くし、内部ストレージも32GB(+SDカード)で画面も大きいので文句なしです。
1年以上使ってますが、バリバリ現役です。
一度背面ガラスをMBKで修理したのですが、それからも問題なく動きます。
パスポートが必要
SIMカードを空港で買うにしても、コンビニで買うにしても外国人はパスポートの原本が必要になります。
パスポートが無いとSIMカードを購入することは出来ませんので、必ず持参するようにしましょう。
SIMカードを買う手順
それではここからSIMカードを買う手順を丁寧に解説していきます(とは言ってもすぐに終わります)。
まずは近くのセブンイレブンに行きます。
そしてSIMカードを買うのですが、SIMカードは基本的にレジの後ろにおいてあるので
し、し、し、シムカードォ!!プリーズ!!センキュ!
と言って置いてあるSIMカードを全種類見せてもらいましょう。
SIMカードの種類
コンビニに置いてあるSIMはだいたいこの2(3)種類になります。
ツアリストSIMカード
ツアリストSIM。このSIMは元からデータプランが付属しているので期限以内だとトップアップする必要はありません。
左上にある番号が電話番号です。
プランはこんな感じ。
- 4Gネットワーク無制限(3GBまで)
- SNSは使い放題
- フリーWi-Fi付き
- 100バーツ通話料無料
これで299バーツ(1000円くらい)です。ちょっと高め。
同じプランのSIMをアマゾンで前もって買うと500円以下ですが、忘れてしまったら仕方ありません。
SNS使い放題SIMカード
今回私が購入したのはこちらのSIMです。
こっちはSNSのみ30日間使い放題のSIM。
値段は49バーツ(200円)と激安ですがSNS以外のことが一切出来ない(youtubeなど)ので、結構不便です。
しかもツイッターなどの投稿も出来なかったので、閲覧機能(ダウンロード)しか無制限になっていない模様でした。
なので上のツアリストSIMとは違って、このSIMは新たにプランを購入する必要があります(後ほど説明)。
パスポートを提示
とりあえずSIMカードを購入します。
SIMカードを購入するときはパスポートが必要なので持参しましょう。
パスポートを渡すと顔写真を撮られるのでされるがままになりましょう。
顔写真を撮られた後はレジの人が全てやってくれます。
全ての設定が終わったら、SIMカードを自分のスマホに挿れてちゃんとネットに繋がるか確認しましょう(レジの人がやってくれる時もあります)。
最初に紹介したツアリストSIMならネットに繋がった時点で終了です。
トップアップする方法
ここからは購入したSIMをトップアップ(課金)する方法を解説していきます。
さて、ツアリストSIMはもともと3GBまでのデータ無制限プランが組み込まれているので安心ですが、次に紹介したSNS使い放題のSIMはSNS以外はネットに繋がりません。
なのでトップアップ(課金)して新たにプランを購入する必要があります。
トップアップカードを探す
トップアップするには店内にある「トップアップカード」を探します。
これです。
日本だとamazonギフト券やGooglePlayのカードが売られているような感じでトップアップカードが売られています。
各プラン紹介
トップアップカードには色々なプランがあるので、自分の旅程に見合ったプランを買いましょう。
ここではいくつか例を挙げてトップアップカードの読み方を紹介します。
これはUnlimited Data(データ無制限)+Free call to Truemove(Truemoveへの通話無料)の1日プランです。
プランを購入してから24時間以内はデータ無制限(上限1GB+最大速度4Mbps)でネットを使うことが出来るという意味です。
1日たったの32バーツですが、24時間を過ぎてしまうと通信速度が大幅に減少します(確か324kbpsくらい)。
これは上と同じようなプランの7day版です。データ通信量の上限は7GBになっています。
こちらのSIMも1日プランですが、こっちはNON-STOP4G/3Gなので通信速度の上限がありません(さっきは4Mbps。これでも十分速いですが)。
しかしデータ通信量の上限が1GBなので注意が必要です。
1GBを超えるとデータ通信が一切出来なくなります。
Youtubeで動画なんか観てたら1GBなんてあっという間です。
1dayプランなら49バーツで7dayプランなら99バーツです。
こちらは上の1日プランと同じでデータ通信速度の上限ナシ、で通信量が10GBまでです。
5dayプランが125バーツで10dayプランが150バーツ。
レジに持っていく
自分が購入したいプランをレジに持って行きます。
今回は1番最初に紹介したこちらのプラン。
1GBまで通信速度4Mbpsの1dayプランです。
1dayなのでたったの32バーツです。
次に、普段はクレジットカードの暗証番号を入力するこの機械にSIMの電話番号を入力します。
入力が完了したら「Okay」を押します。
SIMの電話番号はパッケージの左上にあります。
わからない場合は*833#にダイヤルすると確認できます。
レジで支払いが完了するとするとすぐにSIMのキャリアからメッセージが来ます。
これでトップアップ(プラン購入)は完了です。簡単ですね。
まとめ
今回はタイのコンビニでSIMカードを購入する方法とチップアップして使う方法を解説しました。
コンビニでSIMカードを買うと言っても、タイ語が出来なくてもなんとかなるので安心してください。
本当はタイに着いた時に空港でSIMカードを買ってしまうのが楽なのですが、たまーに忘れることがあります。
そんな時に「コンビニでもSIMカードは買える」ということを覚えていると、わざわざ空港まで引き返したりする必要は無いですよね。
画面のバーコードを見せるだけ
実はトップアップが売り切れてても、画面のバーコードをレジで読み取ってもらうだけでトップアップ出来てしまうのです。
実際に私もこの方法でトップアップしているので、毎回セブンイレブンをはしごする手間も省けて楽です。
SIMカードは日本で買うのがおすすめ
一番おすすめなのは日本であらかじめSIMカードを買っておくことです。
そうすればSIMカードを空港で買い忘れることも無いし、飛行機が着陸した瞬間にネットに繋がります。
タイの大手キャリアであるAISとTruemove一番使いやすいです。
実は空港でSIMを買うよりもアマゾンで買った方がちょっと安いので、出来れば前もってSIMも準備しておくのが良いでしょう。
アジアを何カ国も回る場合はアジア周遊SIMを前もって日本で買った方が絶対にお得です。
これがあれば国ごとに別のSIMカードを購入する手間もお金も省けます。
設定方法も簡単なのでぜひ試してみましょう。
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