僕が初めてタイに行ったのは確か2000年前半だったと思います。
今からもう15年以上も前です。僕は当時まだ小学生でした。
タイの田舎に親戚が住んでおり、その親戚を訪ねる為に学校を休んでタイに飛びました。
一番最初のタイ旅行は最悪でした。
詳しくは別で書きますが、全てが辛くて何も食べれず、海でウニを踏んで現地で手術をしたり(結局失敗)、体調不良で寝てばかりいたり、帰りの飛行機でヨーグルトを食べて嘔吐したり、学校を休んでいるうちに稲穂が枯れてしまっていたり、もう散々でした。
結局あれから19になるまで一度もタイの地を踏むことはありませんでした。
しかし、今では渡航歴が15回を超えます。
何故かこんなことになってしまいました。
そんな僕ですが、これまで一度だけ体調を崩して入院したことがあります。
そしてタイトルにあるように一泊しただけで8万円払う羽目になってしまいました。
今回はそのエピソードについて少し書きます。
バンコク入院記
あれは4年前のことでした。当時大学の夏休みを利用して、東南アジアを1ヶ月くらいバックパックを持って旅行しており、最終目的地としてカンボジアからタイに入りました。
その時点でタイに入国するのは5度目くらいだったので、もう何を食べてもお腹を壊すようなこともありませんでした。屋台で出てくる氷水を飲んだってへっちゃらでした。
しかしながらある日の夜に突然お腹を壊してしまいました。その日は僕のブログによく登場するタイ人の友人とホステルの近くにある屋台で夕食を食べたのですが、食べ終わったあたりから何だか身体が重く、体調が悪くなりそうな兆候がありました。
腹痛・頭痛・吐き気・だるさ
予想は現実となってしまいました。早朝に突然の腹痛で目を覚まし、何度もトイレとベッドを往復しました。
腹痛が収まった後もずっと便意がある状態で、水を排出し続けていました。脱水症状にならないように水分補給はしていたのですが、飲んでは出て飲んでは出ての状態です。
頭痛や吐き気もありひたすらベッドに横になり耐えていました。
保険会社に電話で病院を紹介してもらう
ひたすらベッドで横になっていたのですが、どうにも治りそうにないので、結局あらかじめ加入しておいた旅行保険を使って病院に行くことにしました。
保険会社のカスタマーサポートに電話してゲストハウスの近くにある病院を紹介してもらい、そこに行くことにしました。
バムルンラード病院 (Bumrungrad International Hospital)
保険会社から紹介されたのはナーナー駅の近くにあるバムルンラード病院という超巨大なインターナショナルホスピタルでした。
ここは病院というよりも寧ろホテルのような豪華な内装で、診察に来ている人も一般的なタイ人よりもリッチな人たちが多かったです。
また、internationalなこともあり、半分くらいの患者が外国人でした。
ホテルのフロントのような受付に行き、自分が保険会社の紹介でここに来た、ということを話すと日本語が話せるタイ人スタッフが出てきて、病院の診察券を作らされました。
そして「キャッシュレスだからお金は払う必要がない」ということも言われました。
点滴・そして一日入院
診察してくれたお医者さんは日本人でした。明るくてぶっきらぼうで実に内科医っぽいお医者さん(?)で、「とりあえず点滴しとく?」ということになりました。
結局単なる食あたりのようで、点滴を打ち1時間くらい休んだらかなり楽になり、もうゲストハウスに戻れるくらいに体力も回復したのですが、「どうせ保険会社が払ってくれるし」と思い、思い切ってその日だけ入院することにしました。
後から考えればこの選択をしなければ8万も払うことはありませんでした。
入院する部屋は「共同部屋」「個室」などいくつか選ぶことが出来、僕は「個室」を選んでしまいました。
しかも看護師がつきっきりで看病してくれるプラン(?)を選んだのでウハウハでした。
この部屋に泊まりました。
これは病室です。一人暮らしの部屋ではありません。
しかし、机、電子レンジ、お風呂、テレビ、食事のメニューなどもありました。
ソファーもありました。
絵が飾ってあります。
ムチャクチャ広いです。
帰国後、保険料を振り込んでないことを知る
帰国してから1週間くらいしたのち、保険会社から書類が届きました。厳密には僕はその時アメリカにいたので家族に届き、写真を送ってもらいました。
何だろうと思い読んでみると、「保険料の振込が確認出来なかったから立替代を全て支払って下さい」という内容でした。その額なんと8万円。ショックで寝込みました。
どうやら僕は保険の申し込みを済ませていたのですが、期限までに振り込むのを忘れていたようでした。
「そもそも保険料の振込が確認出来てないのなら病院を紹介する時に言えよ!詐欺じゃねえか!」と思いましたが、その時はアメリカにいたこともあり、また振込を忘れたのは自分の責任ではあるので泣き寝入りして8万円払いました。
バンコク入院記まとめ(教訓)
人間は忘れる生き物です。どんなに気を付けていたって忘れる時は忘れます。
というわけで僕がこの時学んだ教訓はこれです。
「今度から旅行保険付きのクレジットカード持っていこ」
というわけで海外旅行保険が付いている楽天カードを作りました。
【2018年5月版】タイに行くなら楽天カードがおすすめな5つの理由〜海外保険+ATM手数料無料〜
楽天カードを作ってからは結局一度も病気になったりしていませんが、とりあえずはこれがあれが安心です。
まあ一番良いのは何事も起こらずに帰国出来ることではあります。
タイ旅行に行くなら楽天JCBカードがおすすめです。
コメント