フォルツァ300でチョンブリー旅一日目の最初に地獄寺ワットセーンスックを訪れました。意外にも地獄寺はこれで3つ目です。
「地獄寺とはなんぜよ」という方は下の記事を参照してみてください。
入り口
入り口はこんな感じいかにも田舎の寺院って感じです。
よく見ると凝ってます。
下段の左から「ワットセーンスック」と書いてあります。その次に「バーンソン」と書いてあります。タイ語が読めると楽しいです。
これは以前は受付として使われていたようですが今では廃墟と化しています。
こんな場所にあるのに観光客はちょいちょい来ているようです。
地獄寺と言っても地獄しかないわけではありません。あくまで寺院の中の一部が地獄を表現した空間になっているだけでそれ以外には普通の仏像もあります。
しかしワットセーンスックは地獄の空間以外に、中国仏教(?)のエリア、お釈迦さまの一生を表現したエリアなどがあり、ワットパイロンウアと比べると敷地もミニマムですが中々見所があります。
地獄のエリア
それでは地獄のエリアから。
割とこじんまりとしています。一箇所に密集している感じです。
この地獄寺の目玉はなんと言っても二体の餓鬼です。
別アングル。
遠くから見たら本当にバケモノですね。
仏教には六道輪廻という考え方があり、天界・人界・阿修羅界・畜生界・餓鬼界・地獄界という6つの世界を生まれ変わりながら行き来する。そしてこの巨大像は餓鬼界に生まれた餓鬼、つまり常に飢えている者なのである。(タイの地獄めぐり① ―序章・現代化する地獄―から引用)
今回のタイ旅行で参加する「地獄寺ツアー」のガイドを務める地獄さんの研究誌を参考にしています。
【タイ旅行】日本で唯一のタイ地獄寺研究家と巡る「地獄寺ツアー」に参加します。
地獄寺についてもっと詳しく知りたい方はこちら。
ニワトリ頭の人間。これは生前にニワトリを殺した罪なんだとか。
おケツ。
これはプロレス技みたいですね。
裁判の様子っぽい。
これは何の罪だ。
よくわかりませんが、habit-performing(依存性が高い?)薬を売った罰だそうです。それが地獄では牛の頭になっちゃうんだとか。Gだけ大文字ですね。
何の罰?
これはもう意識ないでしょう。
地獄?のエリア
別の場所にはこんなところもありました。
これも一応地獄?のようです。
???
これは何でしょう。嫉妬でしょうか。
あっかんべ。
これは罪?趣味?
謎すぎる。
ムッキムキ。
一番奥にあったこれが一番謎です。
何をしているのかさっぱりわかりません。植物を殺した罪とかなのでしょうか。
お釈迦様の一生
興味深いことにお釈迦さまの一生を表現した空間がありました。誕生から涅槃に入るまでの一生がその時々の有名なエピソードで表現されています。
「天上天下唯我独尊!!!!」
お釈迦さまの一生について詳しくはこちらを参照してください。
手塚治虫のブッダは物語としては面白いですが実際の釈迦の一生をかなり脚色しています。
中国風のエリア
ワットセーンスックには中国の歴史や宗教に関連した建造物も多数あります。歴史好きにはたまりません。
この錆びた感じがとてもいいです。解読したいです。
閻魔大王っぽい。
三蔵法師とか猿とか。最遊記のキャラクターたちです。
アメコミキャラに願掛け
なんか強そうな奴らに囲まれています。
もしかして見えてないのでしょうか。
タイの寺院は何でもありです。
池とか
鳩にポップコーンやり放題です。
アクセス・行き方
地獄寺ワット・セーンスックへの行き方は一筋縄にはいきません。オススメはバイクか車をレンタルすることですが、普通の旅行者はバスで行くことになるでしょう。
GoogleMapのレビューによるとエカマイバスターミナルから76番のバス、もしくはモチットバスターミナルから88番のバスが地獄寺近くのノンモンバスターミナルまで行くので、それを使うしかないようです。
※バスの数字は間違っていることもあります。とりあえず「ラヨーン・シーラチャ・パタヤ行き」に乗れば大丈夫です。
バンコクからだとだいたい2時間〜2時間半あれば着くと思います。
ノン・モンバスターミナルからはバイクタクシーやトゥクトゥクを使いましょう。幸いチョンブリーにはオレンジのベストを着たバイクタクシーがたくさんいます。バイタクが地獄寺の場所が分からなかった場合は「Soi19」と言ってみましょう。
バスターミナルの近くにはノン・モンマーケットという馬鹿でかい市場やバンコクと同じ名前のチャトチャックマーケットというナイトマーケットもあるようです。観光する場所は一応あるみたいです。
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