1月のタイ旅行ではバンコク市内から少し外れたところにある「ワットラートプラーオWat Lad Prao」に行ってきました。
ここワットラートプラーオはまず観光客が訪れることはありませんが、本堂の仏像の数が桁外れに多く、仏像好きにはたまらないスポットです。
さらにここにはウルトラマンっぽい仏像があったり、ちびまる子ちゃんの永沢くんのようなユニークな仏像もありました。
※Lad Praoの近くにはBTSもMRTもないのでアクセスが非常に悪いですが、そんな時はバイクをレンタルしてみましょう。
ワットラートプラーオ
大きな寺院なので全体を撮ることができません。斜めから。
仏像が複数体並んでいます。あんまり見ないパターンですね。
お寺っぽい感じがしません。むしろ砦って感じ。
本堂は2階にあります。よく見ると天井が鏡張りになっていて向こうにも全く同じ世界があるように錯覚します。
本堂内は無数の仏像が
中に入るとまず仏像の数に驚きます。中心の御本尊を取り囲んでいる仏像だけでなく、上階の多くにも無数の仏像が並んでいます。
天井が鏡張り
こちらも天井は鏡張りになっています。
天井を見上げているとあっちに落ちてしまうようなすごく不思議な心地がします。
外形的には全く違うけど中身はそっくりそのまま同じ別の世界に吸い込まれてしまいそうで、全く私は昔から鏡が苦手なんです。
巨大な仏像。
向こうの壁にも仏像が並びます。全部で何体あるのでしょうか。
ウルトラマンっぽい仏像発見
入り口左手すぐにこんな仏像がありました。これはどうみてもウルトラマンです。宇宙感が半端ないです。
顔のアップです。目に宝石のようなものが埋め込まれていてキラキラ光っています。
ウルトラの母に似てないことはないですよね。
ウルトラの母感…! pic.twitter.com/OWj1DAUecn
— Go! JAPAN (@110go) 2019年2月27日
ウルトラマンのモデルは仏像説?
Wikipediaで調べてみるとタイのスコータイ仏がウルトラマンのモデル、という説を見つけました。
スコータイ仏はスコータイ王朝時代に作られ始めた仏像様式で、滑らかで女性的な曲線と男性的な雰囲気が特徴です。
着衣などは身につけておらず質素なデザインが多いようです。人間離れした顔立ちはブッダの超人性を象徴してるんだとか。
スコータイ像をウルトラマンのデザインに選んだのはタイ人のソムポート・セーンドゥアンチャーイสมโภชน์ แสงเดือนฉายという映画監督だとされていますが、これも噂程度です。
残念ながら今回ワットラトプラオで見つけた仏像は着衣も身につけていて、質素というよりゴージャスな感じなのでスコータイ仏とは言いにくい気がします。
ただウルトラマンのモデルが仏像というのは説得力がありますね。
弥勒菩薩(未来仏)の設定なんかもろにウルトラマンっぽいですからね。
こんなブッダみたいなウルトラマンもいるのですね。
Guten Morgen. pic.twitter.com/VnEaCCewXu— Horikoshi Takeshi (@horyyy) 2017年12月15日
永沢くんっぽい仏像
ここにはちびまる子ちゃんの永沢くんのような仏像が。
完全に永沢くんです。完全に玉ねぎです。
横から見ると普通の仏像ですね。
こっちの方にもいました。
これは何を象徴しているのでしょうか。
ハードロックな仏像
こっちには布袋のような初期のXのHIDEのような髪型の仏像。ロッカーですね。
地獄のエリアも
ちょこっとだけ地獄のエリアもありました。
煮てます。
ブッダを拝んでますね。
何か書いてありますが難しくて読めません。
その他
その他にもラーフや
千手観音もいました。冠にも複数のブッダの顔が顕れています。
ワットラドプラーオへのアクセス
最初には言いましたがアクセスは悪いです。チャトチャック辺りからタクシーに乗るか、レンタルバイクを借りましょう。
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