タイ北部旅11日目。
明日の午後にはバンコクに戻らなくてはならないので実質今日が最終日のようなもの。
しかし体調不良により半日を寝て過ごすことになる。
ホテルの朝食バイキング
3つ星ホテルに泊まっているので朝食バイキング。
しかし寝坊して急いで下に降りたらもうすでに片付いている最中だった。
寝ぼけたまままだ残っていた料理を片っ端から皿に盛り付ける。
案の定友人はまだ寝ていた。
周辺には我々しかいない。
係の人も早く片付けたがっていたので先に食べ始めた。
3つ星レストランなので普通に美味しい。
小さなみかんが可愛かった。
このおかゆも絶品。
タイのホテルのおかゆはなぜか超絶うまい。
そしてホワイトシチューのような辛いタイ風スープ(名前は忘れた)。
思い出した、トムカーガイだ。
豪華ホテルをチェックアウト
朝食を食べ終え慌ただしく荷物をまとめて優雅にチェックアウト。
プールもすごい。
一人で旅行してれば間違いなく泊まらないクラスのホテルだった。
象がいるホテルに泊まったのは自慢になる。
旧市街の南側にあり、アクセスがちょっと面倒だがカップルや家族旅行にはおすすめだ。
奇想天外なホテルにチェックイン
昨日は伝統的な高級ブティックホテルという感じだったが、今日は奇想天外なホテルに泊まる。
それがターペー門の目の前にあるMo ルームス チェンマイだ。
外から見てもかなり変わっているが内部はもっとすごい。
ここがエントランスなのだがジャングルに入り込んでしまったかのごとく草木が生い茂っている。
フロントが唯一まともに見える。
このホテルは客室が12くらいしかない。
それぞれの客室が独自のコンセプトで設計されていて、まるでアートギャラリーのような部屋に泊まることが出来るのだ。
建物の構造もめちゃくちゃでまるで迷路だ。
プール付き。
飛び込み中の人もいる。
至るところにとってつけたような階段がある。
どの階段がどこに繋がっているのかが全くわからない。
そして唐突に現れる謎のドア。
どうやらここが客室らしい。
一部屋一部屋こだわりがある。
ここが私が泊まった部屋。
ベッドの正面がガラス張りになっており外からは完全に丸見え。
ベッドはベッドなのかソファーなのかよくわからない。
なんとも形容しがたい部屋だ。
コンセプトは確か「やぎ(goat)」。
どこらへんがやぎなのかはさっぱりわからない。
トイレとシャワールームも独特だ。
トイレはまあ普通。
シャワールームになぜか石がある。
小指をぶつけたら危ない。
外から見るとこんな感じ。
カーテンを閉めなければ完全に丸見えだ。
ちなみに他の部屋はこんな感じ。
友人は最後の「猿の部屋」に泊まった。
トイレもシャワーも壁がなかったらしい。
掃除の時間に少しだけ覗かせてもらった。
ベッドはゆりかごみたいだ。まるで新手のラブホテル。
ここがシャワー。温泉地みたい。
そしてすぐ横にトイレ。
トイレとベッドの間には仕切りが一切ない。
ここに泊まるカップルは全てを受け入れる体制が出来てないと泊まれなさそうだ。
こんなに凝っていても一泊6000円くらいで意外とリーズナブル。
話のネタにどうぞ。
昼寝して午後を過ごす
チャンマイ滞在最終日ということで午後は別行動をすることにした。
友人は勝手にどっかに行った。
私は体調があまりよくなかったのでやぎの部屋で昼寝をして過ごした。
ワットチェンユーン
夕方になってようやく起きた。
やぎの部屋は意外と寝やすくて爆睡してしまった。
散歩がてら旧市街の塀の近くにあるお寺に行ってみることに。
ここワット・チェンユーンは旧市街の北側にある寺院。
「チェン・ユーン」とは「永続する都市」を意味し、この寺院はチェンマイ都の寿命を司っているらしい。
どうやら工事中らしい。
立派な仏塔(パゴダ)。
礼拝堂には柵があったがこれは犬が入って来れないようにしているだけらしい。
シンプルだが荘厳とした雰囲気が漂う。
子どもらしき修行僧がお経を唱えていた。
とても眠そうだった。
仏塔の正面には2本の槍のようなものがあった。これはなんだろう。
中曽根さんみたいなお顔をしている。
ワット・パーンピン
日暮れと共に訪れたのは旧市街の中にある寺院「ワット・パーンピン」。
もう暗かったので礼拝堂には入れなかったがステンドグラスがはめてあるウボーソット(布薩堂)が見れた。
仏教寺院の中にステンドグラスを見るのは初めてだ。
ステンドグラスと言えばキリスト教の教会か、イスラム教のモスクによく使われていて仏教寺院には縁はないと思っていたが意外とハマってる。
孔雀。
太陽が日の丸(旭日旗)を連想される。
これはむしろ日本書紀の一場面を描いたんじゃないかと思わせる。
うさぎは古事記に出てくる。
古事記にオオクニヌシがうさぎを助けるシーンがある。
ブッダの佇まいもどこか仏教離れしている。
あの俳優さんに似ている。
高橋秀樹だ。
耳が長い。
こっちも長い。
これは如来像なのかな。
この布薩堂はよかった。
パゴダも立派だったけどステンドグラスの方が印象に残った。
イサーン料理が美味しいレストラン
チェンマイ最後の夜はイサーン料理が美味しいレストランで締めることにした。
KANJANAレストランはチェンマイで美味しいレストランランキングに上位10に入るくらい有名なお店。
お客さんの多くは外国人で欧米人(特にドイツ人)が多かった印象。
かなり繁盛しているので料理がくるまで少し時間がかかった。
メニューも種類が豊富で選ぶのに時間がかかる。
一品料理は量が多いので2人でも3品頼めばかなりお腹いっぱいになる。
空芯菜炒めは美味しいからおすすめ。
カリカリ麺のパッタイも初めて食べたが美味しかった。
そしてどうしてもガイヤーンを食べたかったのでガイヤーンとソムタムセットを注文。
ローストチキンのように皮はカリカリ。
ガイヤーンは手で食べるに限る。
もちろん箸で食べてもオーケー(どっちやねん)。
これは揚げ春巻きだと思っていたら中にはもち米が入っていた。
美味しいんだけど量が半端ない。
二人でも食べきれない量だった。
でもこのレストランは本当に美味しいのでチェンマイでイサーン料理を食べたい時は是非とも来て欲しい。
値段もかなりリーズナブル。
ターペー門
ターペー門に戻ってきた。
小さな屋台や露店などでやや賑わっている。
その横では民族音楽とプログレが混ざったような音楽の生演奏。
酔っ払っていれば向こうの世界にトリップ出来そうな音楽だ。
カッコイイ。#ターペー門#タイ#チェンマイ pic.twitter.com/kPP1ocJ7Rv
— Hikaru@チェンマイ行く (@mitsushimalove) December 27, 2019
ディジュリドゥがギターのリフに追従するように流れてきてずっと聴いていると身体感覚を奪われる。
CDが1枚100バーツだったので買ってしまった。
そしてホテルに戻って延々と流し続けた。
ジャズクラブ
旧市街の北側の塀近くにある屋外ジャズクラブ「The North Gate Jazz Co-Op」に来た。
テーブルチャージなしでドリンクを頼めばずっとジャズを聴いていられるオープンエアーのジャズクラブだが客が多すぎて店内に入れていない。
店内に入れれば楽しそうなのに。
今回は断念した。
ジャズクラブのあとはチェンマイ初日に行ったカラレナイトバザールにちょっと寄ってホテルに戻った。
チェンマイ最後の夜はこれで終わり。
明日の午後からはバンコクだ。
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