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【2019タイ北部旅day8】ワットウモーン→山岳民族博物館→ワットスワンドークなど

タイ(Thailand)
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タイ北部旅8日目。

タイに来て1週間が経ってしまった。

帰国までもう折り返し地点に来てしまったのが悲しい。

今日はクリスマスイブだが(あえて)寺院を中心に回っていく。

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ワットムーンサーン

早起きしたので友人が起きてくる前に近くの寺院を回ってみる。

チェンマイのいいところは町中のいたるところにそれなりに歴史があって大きな寺院が点在していることだ。

まず最初に訪れたのが旧市街の南部に位置するワットムーンサーン

ここは太平洋戦争時に旧日本軍が駐屯地としていた場所であり、傷病兵を手当てする病院のような役割をしていたという。

というわけでここを訪れる外国人の多くは日本人だそうだ。

この寺院は600年以上の歴史があるらしいが、今見れるのは全体に銀細工を施されたスッタジットー美術館。

全体が銀で出来た建物は珍しい。

残念ながら3体の高僧の像は銀ではない。

壁画も全て銀で出来ている。それにしても細かい。

菩提樹も銀。

昨日行ったワットドイステープも銀。

月を食べると言われるインド神話の神ラーフ。

そしてガネーシャ。

小さな美術館だがなかなか見応えがある。

これは太平洋戦争時に撮られた写真や記念品を収めている記念館。

残念ながら中には入れなかった。

慰霊碑。

仏塔(パゴダ)はかなり歴史がありそうだ。

ランナー・タイヤイ様式らしい。

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ワットナンタラーム

続いてすぐ近くにあったワットナンタラームという寺院に来た。

この寺院も建立時期が14世紀ごろとされ相当古い歴史がある。

華やかさは無いが歴史を感じられる静かな寺院だ。

そして興味深かったのが布薩堂(ウボーソット)。

ルアンポー・ペットと呼ばれる仏像が祀られているという。

日照りの時に祈ると、雨を降らせてくれるということで昔から信仰の対象となっていた。

凛々しい。

金ピカのラーフ。月を食べている最中。

そして不思議だったのがこの写真。

仏塔に謎の飛行物体がフラフラと揺れている。

タイ語だと読めないがおそらく未確認飛行物体的なものだと思う。

ムーを読もう。

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この寺院は歴史が古い。

ここから出土した石版らしい。

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ワットウモーン

一旦ホテルに戻り、ようやく起きて来た友人と合流。

最初に行ったのは旧市街の西部に位置する洞窟寺院ワットウモーン

洞窟寺院と言っても山の岸壁に開いている穴の洞窟ではなく、いわばレンガのトンネルだ。

伝説によればラーンナー王朝の初代マンラーイ大王の時代に当たる1297年に、スリランカからチェンマイにやってきたえらい長老たちの為に建立されたらしい。

ちなみ「ウモーン」とはトンネルという意味だ。

20バーツを払う。

まるでピラミッドの中に入るような心地。

トンネルの中はかなり暗い。

天井が低くなっている箇所があるので頭をぶつけないように注意。

何箇所かに仏像が置かれていて、お祈りに来ている人も少なくない。

トンネルの中は静謐な空気で満たされていて外の世界とは隔絶している。

ここで瞑想してみたいと思った。

天井には色褪せた壁画もかすかに確認できる。

レンガが崩れている場所もあるので気をつけよう。

ここのはトンネルの上側になる。

立派な仏塔が建っていた。

これはミャンマー様式の仏塔らしい。

寺院の周りには破壊されてバラバラになった仏像が無数に安置されていた。

1つ1つ顔が違うのは製作された時代や国が違うからだと思う。

顔とカラダのバランスが取れていない。

こんな仏像の姿は見たくない。

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チェンマイ大学文化美術館

ワットウモーンの次は一旦旧市街方面に戻ってチェンマイ大学の文化美術館を訪問。

タイの小中高生の絵の展示をやっていた。

作品にブッダを描くあたりがまさに仏教国という感じ。

日本人の感覚とはかなりかけ離れている。

日本の国教は神道だが、天照大神(アマテラスオオミカミ)を絵に描く小学生など存在しない。

この絵もなんとなく仏教的な教えがテーマとなっているようだ。

仏像の影響なのか、鼻の描き方に特徴がある。

鼻の輪郭(鼻筋?)が目元まで伸びている。

やはり仏像を真似ているのだろう。

鋭意製作中のアトリエ。

巨大だ。

美大の中にあるというだけで全てのものが作品に見えてしまう。

いかにも美大生という感じの学生たち。

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カオソーイニマン

続いてはチェンマイの代官山と言われるニマンヘミンへ。

ここではお昼ご飯にカオソーイの名店へ行った。

チェンマイで一番有名なカオソーイ専門店と言えば「カオソーイニマン」。

観光客にも地元民にも大人気でいつでも賑わっている。

テーブルがミシン台を再利用していた。

カオソーイガイ(チキン)を注文。

チェンライにいた時はほぼ毎食食べていたカオソーイ。

向こうの名店も美味しかったがここのカオソーイも美味しそうだ。

骨つきチキン。

身がほろほろ崩れる。

揚げ麺は少し少なめだ。

もちろん美味しい。

スープの濃厚さで言えばこれまで食べたカオソーイ専門店の中で最も濃厚だった。

ただ個人的にはチェンライで食べたカオソーイの方が好きな味だ(安いし)。

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マンゴタンゴ

こってりとしたカオソーイを食べた後はすぐ近くにあったマンゴタンゴでデザートを。

マンゴタンゴはバンコクにもある。

タイで一番甘いマンゴーを食べたいならマンゴタンゴがおすすめだ。

マンゴーとマンゴープリン、ドラゴンフルーツなどが入ったフルーツポンチ130バーツ。

さっぱりしてて美味しかった。

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山岳民族博物館

デザートを食べた時点で午後3時ごろ。

美術館や博物館や午後5時で閉館してしまうので急いで行ったのが旧市街からやや離れたところにある山岳民族博物館。

周辺が池に囲まれた面白い場所に建っている。

ここではタイ北部に暮らしている山岳民族の文化や生活などが紹介されている。

昨日村に行ったモン族。

誰か寝ている。

手にはオーピウムが。

完全にキマってる。

それぞれの民族の伝統衣装が微妙に違っていて面白い。

一番華やかだったのがこれ。

確かアカ族の衣装だった気がする。

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ワットスワンドーク

日が暮れかけてきたので本日最後のお寺へ。

最後に行ったのはワットスワンドーク。

ここは白い仏塔(パゴダ)が無数に鎮座していることで有名だが、実は王立寺院に指定されている由緒あるお寺。

詳細は不明だが「第3級サーマン」という寺格が与えられているらしい。

境内にはチェンマイ大学の学生らしき若者たちがカメラを構えていた。

ちょうどチェンマイ空港から飛び立つ飛行機がこのお寺の近くを通るので仏塔と一緒に写真に収めようという魂胆だ。

無数の仏塔が不規則に並んでいて迷子になる。

奥に1つだけ金色の仏塔がそびえ立つ。

立派なパゴダ。

礼拝堂も巨大で一見の価値あり。

金ピカの仏像が並んでいる。

怖い感じに撮ってみた。

全ての器に1バーツ硬貨を入れることで108の煩悩を取り払う。

煩悩が多い人はおすすめ(w

器の数を数えてみたら107しか無かった。

ワットスワンドークを出てドイステープ山を見上げると山頂部分に淡く金色に光るワット・ドイステープが見えた。

あんなに高い所にあったとは。

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ノーンブアクハート公園

旧市街の塀の内側をバイクで走っていると面白そうな公園を発見。

ノーンブアクハート公園というらしい。

みんな体操(ストレッチ)やスポーツをして楽しんでいた。

仕事終わりに気軽に運動しに来れる場所があるのはいいな。

綱渡りをする欧米人。いつもハンバーガーを食べてそうなのに驚異のバランス感覚。

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メーヤーショッピングセンター

友人と話して、一応クリスマスイブなので何かしらクリスマスっぽいことをしている場所に行くことになった。

調べてみるとメーヤーというショッピングセンターで毎年クリスマスイベントっぽいことをやるらしいのでバイクでとっとこ行ってきた。

確かにここは完全にクリスマス気分だ。

ツリーまである。そして可愛いサンタ美少女。

プレゼント欲しい。

どうやらこのツリーの周りは可愛い女の子専用の撮影スポットらしい。

ずっと眺めていられる。

ミッキーは別にいいよ。

メーヤーの向かいのナイトマーケットではなぜかマシュマロを焼いていた。

マシュマロはバーベキューかキャンプファイヤーの時にしか焼かないと思っていた。

普通のマシュマロ。

友人曰く

「クリスマスだからやっぱりケーキが食べたい」

とのこと。

メーヤーの中にあったケーキバイキングでミニケーキをテイクアウトすることにした。

4種類も。贅沢だ。

メリークリスマス。

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プルーンルディーナイトマーケット

ケーキを買った後はプルーンルディーナイトマーケットへ。

ここは若者向けの生演奏を聴きながらビールが飲めるビアガーデンのようなナイトマーケット。

やっぱりビールは生だね。

今年のクリスマス。

8日目はこれにて終了。

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