バンコクの観光地として有名なチャイナタウンの近くにはリトルインディアと呼ばれるインド人の街もあります。
街と言ってもチャイナタウンと比べると規模はかなり小さいのですが、周辺には頭にターバンを巻いたインド人風な人たちをたくさん目にします。
屋台で売っている食べ物をインドのものが多く、本場のインド料理を安く食べることが出来るのでオススメです。
そんなリトルインディアには無料で誰でも朝食を食べれる場所があります。
それが今回ご紹介するシク教寺院「Gurudwara Sri Guru Singh Sabha(通称グルドワラ)」です。
Gurudwara Sri Guru Singh Sabha(グルドワラ)
シク教寺院グルドワラはチャイナタウンの西側にあります。
ご覧のように大通りに面しており、誰でも気軽に入ることが出来ます。
シク教ってどんな宗教?
ここでそもそもシク教がどんな宗教なのかを簡単に紹介します。
- シク教、シーク教、スィク教とも言われる
- シクとは「弟子」を意味する(サンスクリット語由来)
- 16世紀にグル・ナーナクがインドで創始
- 神の不可分性を説く
- 最終目標は神と合一すること(ムクティ)
- 教典は「グル・グラント・サーヒブ」
- 信者は世界に3000万人
- 世界で5番目に大きい宗教
- 教義は詩歌で伝わっている
- 敬虔な教徒はこれを毎日朗誦する
ざっくりと説明しました。
インド由来の宗教なのでインド系の信者が割合として一番多いらしいです。
驚くべきことは世界中に3000万人の信者がいることですね。
世界で5番目に大きな宗教だというのに名前すら知らないという人が多いのではないでしょうか。
無料の朝食を食べた
グルドワラ。
寺院の中はこんな感じです。ターバンを巻いた人がたくさんいます。
装飾やタイルの模様がタイの寺院とは全然違います。
イスラーム教と似ている感じはしますが、やはりシク教独自のものなのでしょうね。
靴を預ける
こんな風に地下一階に靴箱があるようなのでここで靴を預けます。
番号札を失くさないようにしましょう。
エレベーターで上へ
無料のご飯が食べられる場所は上の階(何階か忘れてしまいました)なので、エレベーターか階段で上がります。
布を忘れずに
その際に黄色い布を渡されるのでこれをかぶりましょう。
ご飯をもらう
ここが無料のご飯を食べれる場所です。
自分が食べたいものを取りましょう。
チャパティーとご飯と豆カレーとジャガイモの煮込み?とピクルスです。
あと熱いチャイも飲めます。美味しいです。
全部美味しかったです。シク教徒の方に感謝です。
スプーンを持ってきましたが手で食べました。
座って食べることも出来ます。赤い絨毯から体が出ないようにしましょう。
お祈り
上の階から音楽が聴こえていたので行ってみるとお祈りの最中でした。
確かに音楽を奏でながら教典を唱えてました。
こちらにはいくつかの小部屋があり、その中で聖職者らしきシク教徒がオルガンの前に座っていました。
さすがに写真は撮れません。
まとめ
今回はチャイナタウンの近くで無料でご飯が食べられるシク教寺院「グルドワラ」を紹介しました。
無料でご飯は食べられますが一応宗教施設なのでそれなりにシク教徒の方に敬意を払って中に入りましょう。
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